長編小説のストーリー作成 2(ストーリー改善)
引き続き長編小説のストーリーを作っていきます。
まずはあらすじレベルで改善していきたいと思います。
▼あらすじの再考用のプロンプト
あらすじ自体を少し抽象化して、再度ブレストしてみます。
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プロの編集者として答えてください。
12万字程度の長編小説で、高校を舞台にしたホラー要素のあるミステリー小説で、カジュアルに楽しめるものにしたいです。
そこで以下の条件を満たすあらすじの案を5種類教えてください。
「複雑すぎない」「無理なく自然」「十分におもしろい」
元となるあらすじ案:
高校生の主人公は、不可解な霊害に見舞われる。親友と共に、原因を突き止めようとすると、数年前の事件に行き当たる。しかし、調査を進めるうち、主人公自身が犯人だった可能性が浮上する。
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▼Claude 3のレスポンス
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1. 主人公は、学校の旧校舎で不可解な現象に遭遇する。親友と調査を進め、10年前の失踪事件との関連性が明らかに。主人公自身が失踪した生徒を事故で死なせた可能性が浮上するが、真相は主人公が現場に居合わせただけで、事故は別の人物の仕業だった
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こんな感じで複数の案を繰り返し聞いていって、一番おもしろそうなものを絞っていきましょう。
▼あらたなストーリーライン
最終的に以下のようなあらすじの話にしたいと思います。
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主人公は、学校の怪談「悲しみの少女」の霊に取り憑かれる。親友と調べるうち、霊の正体は2年前に自殺した生徒であることが判明。主人公自身が関わっていた可能性が浮上するが、真犯人は別の生徒だった。主人公は真実を明かし、霊を解放する。
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これくらいなら複雑すぎず、重すぎず、どんでん返しがあり、お話の骨格としては問題ない気がします。
▼ストーリーを作ってもらうプロンプト
あらためて以下でストーリーを作ってもらいます。
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主人公は、学校の怪談「悲しみの少女」の霊に取り憑かれる。主人公自身が取り憑かれ霊障にあう。親友と調べるうち、霊の正体は2年前に自殺した生徒であることが判明。主人公自身が関わっていた可能性が浮上するが、真犯人は別の生徒だった。主人公は真実を明かし、霊を解放する。
こちらの小説について、以下を1000文字以内で整理して。
・キャラクター紹介
(簡単なキャラクター紹介を名前付きで。キャラクター名は役割に合わせて、現代的なものを新たに考えて。判別しやすい別々の名前で)
・あらすじ
・ストーリー展開
(主人公は実際には罪を犯していないが、途中まで主人公が罪を犯しているような展開にする。主人公はショックにより一部の記憶を失っている)
・伏線とどんでん返しの対応
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▼Claude 3のレスポンス
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キャラクター紹介:
- 主人公: 高校2年生の男子生徒、結城瑛斗。正義感が強いが、事件の記憶の一部を失っている。
- 親友: 瑛斗の親友、神谷翼。冷静沈着で、瑛斗を支える存在。
- 自殺した生徒: 2年前に亡くなった、山崎美月。生前は瑛斗たちの先輩だった。
- 真犯人: 瑛斗のクラスメイト、岸田大和。美月に片思いしており、嫉妬深い性格。
あらすじ:
結城瑛斗は、学校の怪談「悲しみの少女」の霊に取り憑かれ、霊障に悩まされる。親友の神谷翼と共に調査を開始し、霊の正体が2年前に自殺した山崎美月だと判明する。瑛斗自身が美月の死に関わっていた可能性が浮上し、記憶の一部を失っている瑛斗は、自分が犯人なのではないかと苦悩する。しかし、真犯人は瑛斗のクラスメイト、岸田大和だった。瑛斗は真実を明かし、美月の霊を解放する。
ストーリー展開:
1. 瑛斗は「悲しみの少女」の霊に取り憑かれ、霊障に悩まされる。
2. 親友の翼と共に、霊の正体を調べ始める。
3. 霊が2年前に自殺した美月だと判明する。
4. 調査を進めるうち、瑛斗自身が美月の死に関わっていたことが明らかになる。
5. 記憶の一部を失っている瑛斗は、自分が犯人なのではないかと動揺する。
6. 瑛斗の行動が怪しく見えるエピソードが続き、読者も瑛斗を疑い始める。
7. 真犯人は瑛斗のクラスメイト、大和だと判明。大和は美月に片思いしており、瑛斗への嫉妬から事件を起こしたのだ。
8. 瑛斗は真実を明かし、美月の霊に謝罪。霊は成仏する。
9. 大和は逮捕され、罪を償うことになる。
10. 瑛斗は失った記憶を取り戻し、事件の傷を乗り越え、前を向いて歩み出す。
伏線とどんでん返しの対応:
- 瑛斗が美月の死の現場を見て、強い頭痛に襲われる。
→ 瑛斗が事件に関わっていたことを示唆し、記憶喪失の伏線となる。
- 瑛斗の行動や発言に不自然な点が見られる。
→ 瑛斗が何かを隠しているように見せ、瑛斗への疑惑を深める。
- 大和が瑛斗に過剰に敵意を向ける理由が不明。
→ 大和が瑛斗を嫉妬していたことを伏線として示す。
- 美月の日記に、瑛斗への感謝の言葉がある。
→ 瑛斗が美月を助けようとしていたことを匂わせ、真犯人が別にいることを示唆する。
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こんな具合にブレストと掘り下げを繰り返して、ストーリーができてきました。(ということにします)
やはり最終的に作者のセンスや判断が必要なわけです!
生成AIはブレストが得意なので、そこを手伝ってもらいつつ、判断は人間がするとよいと思います。
次は執筆のために、これをプロット化します。
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