第15話 【悲報】ワイ氏、命懸けの逃走中な件
437:元地球人
国王陛下の精霊使いから現在逃走中
ワイの居場所は学園を出て直ぐ左に曲がった繁華街の中
皆んな、至急逃走ルートを教えて下さい
438:名無しの地球人
流石イッチww
ぶれないねぇww
439:名無しの地球人
いいね、伸ばしていこう
440:名無しの地球人
伸ばしたらいけないやろww
441:名無しの地球人
伸ばすところなくて草
442:名無しの地球人
イッチがスマホ弄りながら走ってるの想像するとめちゃくちゃおもろいwwww
443:名無しの地球人
それなww
繁華街入ったらしいしぶつかるだろww
444:名無しの地球人
>>437
国王の精霊使いってもしかしなくても宮廷精霊使いだよね?ww
445:元地球人
>>444
そうやで
ざっと20人くらいおるで
現在人混みに隠れて文字打ってるで
446:名無しの地球人
wwww追われすぎwwww
447:名無しの地球人
20人とかもはやバグだろww
448:名無しの地球人
今日の朝に生徒会と鬼ごっこしたかと思ったら、今度は生徒会の格上も格上の宮廷精霊使いとの鬼ごっこかよww
449:名無しの地球人
wwwwww頭おかしいwwwwww
450:名無しの地球人
そもそもイッチが超絶格上の宮廷精霊使い相手に逃げれるんか?w
451:名無しの地球人
それなww
生徒会にあっさり捕まってたしなww
452:元地球人
皆んな忘れてない?
ワイ氏これでも主人公とタメ張る精霊神の契約者やで?
主要キャラならいざ知らず、この程度の精霊使いにやられ
453:名無しの地球人
あっ(察し……)
454:名無しの地球人
wwwwイッチのお家芸でたwwww
455:名無しの地球人
恐らく続きは『〜〜るわけないやろ?』だと思われるww
456:名無しの地球人
イッチが自ら超特大フラグ立てました
これは逃げ切れませんww
457:名無しの地球人
てか結局何で宮廷精霊使いに追われてんだ?
458:名無しの地球人
ワイも今来たばっかで分からん
459:名無しの地球人
>>457 >>458
イッチが精霊の森の洞窟にある特別な泉で精霊を召喚したら、主人公と同じ精霊神っていう精霊王を超えた存在を召喚
その時の光とか振動で洞窟の天井が完全に破壊され、空が暗くなった
精霊の森の破壊は王国で厳しく指導されるため、現在イッチが宮廷精霊使いに追いかけられてる
460:名無しの地球人
>>459
稀に見ぬ神で草
461:名無しの地球人
>>459
ありがとう
めちゃくちゃ分かりやすかったで
462:名無しの地球人
イッチ、主人公以上に主人公やってて草
463:名無しの地球人
あ、そういえばイッチが主人公じゃなかったなww
すっかり忘れてたww
464:名無しの地球人
まぁ今頃主人公は攻略対象と仲良く雑談でもしてるんじゃないか?
465:名無しの地球人
もう主人公イッチで良くね?
466:名無しの地球人
それな
467:元地球人
マジで早く逃走ルート教えて!!
今必死に魔法避けながら逃げてるんや!
468:名無しの地球人
おー、イッチが朝より進化してる!
469:名無しの地球人
それな
朝は一瞬で捕まってたしなww
470:名無しの地球人
何か捕まった後の見たいし教えるのナシでww
471:名無しの地球人
賛成!ww
472:名無しの地球人
皆んな鬼畜で草
まぁワイも賛成やけど
473:名無しの地球人
ってことでイッチ早く捕まれよ
474:名無しの地球人
そしてまたやらかすことに期待
475:元地球人
この薄情者の鬼畜民め!!
全員うんこ行きたくなった時にトイレが全部空いてない呪いにでも掛かってしまえ!!
476:名無しの地球人
何て恐ろしい呪いなんだww
477:名無しの地球人
普通に苦痛過ぎで草も生えん
478:名無しの地球人
ごめんイッチ……その呪いよりワイはイッチのやらかしが見たいんや……
479:名無しの地球人
全部が全部イッチの自業自得で草
480:名無しの地球人
イッチ乙ww
「———チッ……最近本当に使えねぇなスレ民共! 俺がどれだけ切羽詰まった状況か知らないからっ———ひぃぃっ!?」
俺がスレ民達にブチギレていると……繁華街を抜けたせいか、容赦なく後ろから風の鎖が飛んで来たので咄嗟に横に飛んで避ける。
街を抜けて石で舗装された道ではなく草原になったお陰で、地面に倒れてもまだそこまで痛くない。
しかし、避けた先に……ハンター———じゃなくて水精霊使い。
「———【水牢】!!」
精霊使いの肩に水で出来た妖精の様な精霊が座り、その力を借りているせいか、普通より強大な水の牢が俺目掛けて飛んでくる。
いや牢屋が飛んで来るってどう言うことだよ……言ってる俺も分からん。
「契約者君、左にジャンプ」
「え? わ、分かった! お前を信じるからな!?」
「うん、信じてくれていいよ」
俺は耳元で囁いてくる小型化したヘカテーの声に従って左にジャンプ。
すると———……え、地面がないんだが?
俺がジャンプした先で突然直ぐ下にあった地面が消失し、目測で30メートルくらい下に深そうな池が見える。
そして当たり前だが人間は鳥のように羽ばたいても飛べないので……。
「飛んで飛んで飛んで飛んで飛んで飛んでぇええええぁぁぁぁあああああ!?!?」
「くくっ……ふふふふふ……馬車の中でボクを貶した罰だよ、契約者君」
俺は重力に従って真っ逆さまに急降下。
その横でケラケラとヘカテーが笑う。
その笑顔、ぶん殴ってやりたい……!!
俺は某クズマに影響されて真の男女平等主義者になった男なので、女であろうと顔面を殴ることに何の躊躇もしない!
まぁ———そもそも殴れないのだが。
「後で覚えとけよクソアマァァァァァァアアアアアアアアア!!」
「ふふっ、出来るものならやってみなよ」
最後の最後までウザいヘカテーと共に、俺は池にダイブした。
勿論———捕まった。
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皆んな、☆1000ありがとう!
日間ランキングも9位だったで!
ここまで読んで下さり、ありがとうございます!!
モチベで執筆スピード変わるので、続きが読みたいと思って下さったら、是非☆☆☆とフォロー宜しくお願いします!
【追記】
このすばってめちゃくちゃ面白いから見たことない人絶対見てみ。
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