第5話 初戦闘やってみた

おっ、同接“13”!ちょっと増えたな。ありがたやありがたや。


「祭壇に火が灯りました!これがボスが出てくる合図です!」


ぽぽぽという音がはぜ、台座周りに備え付けられた松明に順々に火が灯っていく。


「さぁ……出てきましたよー!!さぁ、なんだ、これは、うーん……タコ、ですかね?」


台座からまず見えたのは吸盤のついた触手。色は毒々しい真紫で食べたら腹を壊しそうだ。足が1本、2本、さん……いや多いな。


「kgldjflkdjgaoeljgkldsjlfaadfaf———!!!!」


どこに声帯あるんだろう。悲鳴のような叫び声と共に台座から現れたのは巨大なタコだった。一般的なタコと違いがあるとすれば、ぶよぶよして頭が歪にひしゃげているのと、具合が悪くなるぐらい紫色なことぐらいか。あと触手が不規則に生えていた。


紫ダコはしばらく触手をゆらゆらさせると、あたり一面に己の触手を弾けさせた。


「あ、これし……」

















台座からまず見えたのは吸盤のついた触手。色は毒々しい真紫で食べたら腹を壊しそうだ。足が1本、2本、さん……4、5、ええいやっぱり数えきれん。


紫ダコはしばらく触手をゆらゆらさせると、あたり一面に触手を弾けさせ……


「って、あぶぅっ!」


顔の真横を紫色が通り過ぎる。あぶねぇあぶねぇ。


「あ、巻きついてく……」


空気を打って跳ね返った触手が俺を襲った。










台座からまず見えたのは吸盤のついた触手。色は毒々しい真紫で食べたら腹を壊しそうだ。足が1本、2本、さん……4、5、678!!!8本!!こいつの足8本!!!


紫ダコはしばらく触手をゆらゆらさせると、あたり一面に……


「させるかボケェっ!!」


俺はすかさずタコに向かって走った。先手必勝だおらあああああああ!!!


「あ、口から光線だせ……」


強烈な閃光が俺の身体を包んだ。













「へぇー吸盤から針飛ばせるんだ」













「すごーい吸盤から針でるのきみ」
















「うーん、ちょっと作戦たて……」














「ないとまず……」














「いっていってんだよ!!たこやろ……」












「いやちょま……」









「あいう……」








「えおかきくけこさし……」








「はい」








「はい」








「はい」
















台座からまず見えたのは吸盤のついた触手。色は毒々しい真紫で食べたら腹を壊しそうだ。8本の足がズルズルと這い出てくる。



「はーい、みなさん!それでは今からこのファッキンタコ野郎の調理方法を説明しますよー!お任せください、俺はタコマスターですから!!」




タコ調理RTAはじまるよー。

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