ネタバレあり「凜として弓を引く」
「凜として弓を引く-青雲篇」を1月7日に読み終えました。
「凜として弓を引く」の続編です。
まずは1巻にあたる「凜として弓を引く」の感想です。(ネタバレあり)
「凜として弓を引く」
碧野圭
一言でいうなら、主人公の楓が弓道を始めて成長するお話です。
ですが、リアルというべきか。弓道と出会って心が惹かれるのですが、すぐには始めず、一度高校の部活に入ります。
そして、友達に巻き込まれる形で、楓の意思とは関係なく部活を辞めることになります。そして、所属するところがない……となって、ようやく弓道場に行きます。
弓道を始めてからも、すぐに成長するのではなく、一進一退で心が成長していきます。
きっと、これがリアルなんでしょうね。
ラストの方ではだいぶ成長した様子です。
そして、気になっている先輩男子も楓の事が気になっていると匂わせるという、続きがありそうな感じで終わります。
楓が優柔不断とはいえ、ストーリー自体は王道です。
ですが、この小説の魅力はそれだけではありません。
この小説の魅力は緻密な弓道描写です。
作者は弓道経験者です。
弓道が好きな方に特におすすめですよ!
次は「凜として弓を引く-青雲篇-」のネタバレ感想です。
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