著者　碧野圭

　全巻と比べて、楓がかなり成長しました！

　読んでいて一番感じた事です。

　あと、前巻で楓と先輩男子の恋の行方を期待させる終わり方でしたが、青雲篇では先輩男子自体、出番が少なかったです。

　楓も、彼と今のままでいたい様子でした。

　青雲篇で高校二年生になった楓は、仲間達と共に学校に弓道部を作ろうとします。

　しかし、学校には昔は弓道部があったらしくて……というお話です。

　賢人やカンナなど、微妙に性格が良くないな？　と感じさせる登場人物がいますが、それもこの話のリアルさなのでしょう。

　それでも、少しずつですが部員五人の足並みは揃っていきます。本当に少しずつです。

　この巻では完全に完結しておらず、３巻もありそうな終わり方でした。

　続きが読みたいと思っていたところ、こないだ書店で３巻を見つけました！

　是非購入したいです。

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