公募勢、作家を目指して本を読む

左原伊純

ネタバレなし「探偵に推理をさせないでください。最悪の場合、世界が滅びる可能性がございますので。」

夜方宵

イラスト 美和野らぐ


 通称は「すいほろ」。ライトノベルです。MF文庫の新人賞受賞作です。


 1月4日に読了。2024年になって初めて読んだ小説です。


 ミステリとファンタジーを組み合わせたライトノベルで、ヒロインは自称名探偵。ミステリ小説好きの主人公は、彼女に強引に助手にさせられます。

 すると、主人公以外にも四人の助手が集まりました。それぞれ可愛くて個性的な女の子たちです。

 ある日、学校で殺人事件が起こり、さっそくヒロインは推理を開始します。しかし、犯人は『想像上のモンスター』だという迷推理でした。

 主人公は彼女に呆れたのですが、その夜、本当にモンスターが現れて……というお話です。


 主人公の一人称なのですが、読みやすいし、読んでいて面白い文章です。


 助手たちが一人一人集まってくるのですが、全員個性が爆発しています(笑)

 サブヒロインですが、一人一人がメインヒロインになってもいいような設定と魅力があります。イラストも皆可愛いです。


 全体的なはちゃめちゃ感は、「涼宮ハルヒの憂鬱」を彷彿とさせます。「すいほろ」の個性はミステリがしっかりしている事だと思います。


 次は、ネタバレ有りのがっつり感想です。

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