第22話 遠すぎるトイレ

これは本当は黒歴史放出祭の時に書きたかったのですが、字数制限のため盛り込めなかったネタです。


中学の時の話。


自分はもともと胃腸の弱いタイプでして。


授業中にトイレ行ってきますと何度も先生に言うのが嫌になってきたので、次第に「保健室いってきます」と言うようになりました。


しかし、保健室の先生も容赦なくて、それが何度か続くと休ませてもらえず、冷たくあしらわれて教室に戻されるのです。


でもまた教室戻ってすぐお腹痛くなるのは嫌だ。

廊下にいるわけにもいかない。

困った。



そもそも、学校のトイレって嫌です。汚いし、教室から離れてて暗くて怖い。



タカナシはある時思いました。




そうだ!保健室に行くっていって、家帰って家のトイレ使えばいいんじゃん!




その日以降、タカナシは学校でお腹が痛くなると、授業を抜け出しわざわざ徒歩15分の自宅まで往復するようになったのでした。






影が薄すぎて長時間いなくても誰にも気づかれないという闇。笑






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