時代を感じますね。
今なら生徒の頬をひっぱたく先生なんて糾弾されまくりでしょうから。
大人げない先生だけれど「子供を導く職」でありながら「子供に未熟さを暴かれる」なんて先生としてあるまじきことで本人も「導く者」としてのプライドもあったでしょうから。
今ではありえないけれど昔は先生と言えば「聖職」で子供を預けている親も先生にはぺこぺこしてましたからね。
私はこのエッセイを読んで「知能指数が高くても子供は子供」なんだなと、先生と言う存在が「神様のような絶対的存在ではない」と知るには「経験が必要だった」ということを知り「頭が良くても経験が伴わないとわからないこともある」と知りました。
創作論も読ませていただいていますが、しきりに「経験が必要」とおっしゃられているその考えの元となっているのがまさに作者様のこういう「経験」からきた言葉なのだろうなと思いました(違ったら申し訳ないです)。
是非現在教職にある方や、これから教職を目指す方に読んで欲しいエッセイですね。
以上です。
作者様へ。
貴重な体験を公開してくださってありがとうございました。