第6話 魔法

さて、ここら辺でやってみるか。


俺はギルドから数十分歩いたところの森の開けた場所で練習してみることにした。


俺は基本属性は全部そろっているけど、風と火しか使えないことになっているから試しにその二つをやってみるか。


「えっと、最上級火炎系攻撃魔法インフェルノ〈Lv10〉…」


いきなりLv.10とか出てるんだが⁉しかも最上級の攻撃魔法じゃないか。

さらには俺のMPは上限なしだ。使い放題とかチートにもほどがある。気軽に魔法使うと大災害どころじゃないぞ。


ギルドに近い森じゃ危ないよな、もう少し奥まで行ってみるか。


――――――――


「全員構えて!来るよ!」


この声は…誰かが魔物と戦ってるのか⁉


「リア!近くの魔物との戦闘場所を調べてくれ!そこに向かう」


――ここからまっすぐ進めばすぐにつきます。魔物はAランクモンスターだそうです。


「助かる!」


Aランクモンスターってことは、低くてもBランクパーティーじゃないと危険だぞ…!Bランクでもかなり上位じゃないと対応できないはず。


「リア!Aランクモンスターに対応できる魔法あるか⁉」


――はい、被害を最小限にした風魔法があります。


「了解!ありがとう、リア」


急がないと…!

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勇者召喚には二度と巻き込まれたくない 久東 しずく @kutou

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