[第二章][四話]紅羅魔の道理[紅羅魔理論]

絶対滅尽,これが紅羅魔が望んだ破壊の

渇望であった,我思うが故に我有り,この宇宙の

ありとあらゆる存在を掃滅しこの宇宙を己の

理で塗り替える事が彼の目的でした,話は戻り

7844𥝱6999垓7341京8999兆7341億1270万7642年前の話である,紅羅魔が産まれてから

早くもその才能は異次元のものであった,人間

の子だと言うにも関わらず己が道を決する事が

出来ぬならば目の前のあらゆる全てを簡単に

捻り伏せ滅ぼし抉り切り刻み叩き潰し粉砕し

玉砕し崩壊し破壊し尽くして来た,100と数十兆年が経つ頃には数樹と呼ばれるあらゆる数学/

既存のあらゆる数学を超越したメタ数学/

メタ数学のあらゆる学,分野を超越したメタメタ数学/メタメタ数学の〜と更にあらゆる数理論拡張を含む数学的なあらゆる概念が上限無く

存在し永遠に沸き続け進化をし続ける純粋数学つまりは哲学や物理学概念とは混じり気の無い数学のみの集合体であった,数樹を簡単に引き裂きその中にある数学から形成される絶対無限と定義可能な程の数のレベル4マルチバースを

一瞬にして消し去る程の実力を得て居ました,

1000京の年が経つ頃には超数樹と呼ぶ数樹

自体の無制限集合から形成される全ての不可能や矛盾を全て含めた究極の集合樹を息を吹くだけで無数に少なくとも無限を超えた数破壊する程になりました,そして現在に至ります, 7844𥝱6999垓7341京8999兆7341億1270万7642年の時を得て彼は存在としての強さも

能力としての強さも全てを会得して居ました,

つまらんと力を乞い渇望し最終的に彼が

至ったのは一つ[絶対滅尽]に至りました,

自分に満足をもたらさぬならばそれらは

単なる要らない不要なただの塵であるのだと,

話は戻りバレン一行に不穏な影が程走ります,

ん,あれは?[戦闘を終えてまだ数時間も経たない頃でした]つまらん,目の前に急になんか

来たんだぞ!,なんですか貴方は,あぁうるさい

ゴミが囀るな,ゴミなんだぞ⁉︎,ふむ貴方は何を

目的に私たちの元へ来たのでですか?,俺は

紅羅魔宇宙の破壊者だ,ほう宇宙の破壊者とやら

が何故我々の元へ?手始めにテメェらを

潰してやろうと思ってなぁ,はぁなんだぞ?,

ほぅ随分舐められたものですねぇ,まぁ良い

早く死ぬと良い!は⁉︎何故ダメージを

喰らわない⁉︎,滅克ですか貴方の力は,あらゆる存在を腐敗させ潰し最終的に絶対に死に追いやる力を持つ破壊神の権能の名称,植物なら枯らす機械なら錆びつかず生き物なら死ぬ神なら神性を無くす未知なら既知としなんらかで腐らすそんな力がある,超越も次元もこれには意味をなさない永劫や永遠や無限に対する唯一の弱点であり真なる不滅性も破壊する,どんな存在に対しても絶対の弱点になりうる無限の可能性を秘めた力ですね,俺の力を知ったからなんになる⁉︎

何故喰らわない,この力は無限に偏在し無制限に無垢の亜空間に増えあらゆる世界に偏在しつ

付けダメージを共有しない不滅の存在さえ

1撃で縦断した破壊の力だぞ⁉︎くくく私は

そんな雑魚と同類にされてしまっては困る,

この宇宙内でさえ外部マルチバース間じゃ

弱い扱い無尽蔵にある単一宇宙の中の一つの

取るに足らないものでしょうにこれさえマルチバースを無限少以下と見なせる階層のマルチバースが無制限に存在して居るんですから貴方など赤子の掌をひねるように潰せますよ,なんならこの単一宇宙内のどこかしらでさえ貴方より強い存在がいるでしょうがね,そんな力程度じゃ通用はしませんよ,は?ふざけるなぁ!俺は最強

なんだよ無敵なんだよぉぉぉぐぉぉあぁぁ死ねぇぇぇ‼︎何度打ったところで変わりませんよ,

はぁ全知全能の力さえ解放してないのに

その程度まるでゴミだな,俺がゴミ?,えぇ

貴方が歩んできた人生と言う名の歴史や運命の物語の設定上じゃ貴方は最強だったかもしれませんね,貴方がもし傲慢では無く普通に生き

普通に修行し普通に存在して居たら貴方は

足元に及んだかもしれない,だが今の貴方は

破壊だけにしか目が及ばぬカス同然の存在だ

貴方は必然的な負けの未来を自分から選択してきた愚かな存在だ,本来ならば貴方は私に攻撃

した間抜けとして物語を終了して居たり

貴方主観の世界の設定を貴方ごと改変されて

死滅して居たかもしれない,貴方は高い位の

誰かに描かれたものだとしたらそれを描くのは

私だ,貴方じゃ無い,貴方は絶対に私には

勝てないんですよ,グギギギィィィ!,ならば

これを喰らえぇ!,はぁさっきから無意味な事

ばかりです,概念を操作だの物質の操作だの

時空と次元を折り曲げるだのつまらん芸当

しかできないようですね,さっきの滅克の方が

まだ設定緻密性と質がありました,無限語の力

が宇宙全体にあるおかげでまだマシですが

それも低次元の力となんら変わりませんよ,

消えてくださいクラマとやら,あぁぁ!,

(恐ろしすぎるんだぞ💦なんでワッチの事は

最初にやらなかったんだぞ)あぁ安心して

ください冒険に連れ出してくれたフルーチェ

さんには恩を感じて居ます,だからやらなかった

んです,え⁉︎なんで心を読めるんだぞ!あ,さっき

少し感情的になってしまい制御が微量にキレて

しまい全知の影響で心の中の声が聞こえてきて

しまいました,えぇまぁ良いんだぞ,(クハハハハ)誰だ,我名は不滅者の王不変のゾルガだ,

次から次へと一体なんだって言うんですか,

我が使う力h,ええ知ってますよ

永遠の英霊送還[エインへリアル]ですよね?

な⁉︎なぜわかる,自身を媒介とした強力な不滅性を有した存在を呼び出す能力,この能力を使用する事で召喚される死者はゾンビなんかの不死者とは果てしなく位と格が高い存在を呼び出す事が出来ます,主にはパラディン、デュラハン、

ジェネラル、アーツの四種の不死身の戦士を

呼び出す事が出来ます。パラディンは主に破壊力に特化した存在,無限の質量を軽々超える斧を片手で軽々振り回し宇宙構造を軽く屠り

湾曲させる程には強いデュラハンは技術/

スキルが飛び抜けて高くあらゆる攻撃を回避

する,ジェネラルは縦横無尽に形状が変化する

銃による無時間による即死弾丸連射,アーツによる弓攻撃はジェネラルの弾丸が比べものに

ならない程早く本気の射撃なら時間を切り開かない速度換算でフルーチェさんも当たりかねない代物で破壊力はパラディン以上と計4体を

無尽蔵に生み出せる力ですよね,く,まぁいい

説明の手間が省けた,死を想え[メメントモリ]

ほぅ強化能力ですか,不死者を無制限に強化する

力と言うところですかね,何でもかんでも

分かりやがるんだなこいつは,えぇ当たり前にね,メメントモリで強くなった上更には

死ぬたび負けるたび強くなりそれらを時間を

操作だの因果律を操作だのも意味を成さない

つまりは負けた分復活して強くなり続けると

言う力も上乗せされてますね,お前も怖けずい

たか?,いいえ全くですねこの程度じゃ指先

一つで倒せますしね!,は!,グバァァァ,

はいお片付け終了,当たり前のように勝っちゃうの強すぎるんだぞ,ん?まぁ当たり前ですよ

当たり前この程度の敵じゃ相手にはなりません,

私は不滅性を意味を消せたり概念を持たないか

自動崩壊する存在に無理矢理渡して倒せますが

フルーチェさん,みたところそんなに不滅性に

対する対策できてませんね,まぁそうなんだぞ,

ならこれをあげましょう

原初帰り【原点回帰/プライムリバーシブ】

存在の因果と時間つまりは運命を辿り存在を

小さく矮小で成長する前に戻す因果逆転/

時間逆行をする能力で因果律を崩壊させる事が

出来ます,時間と因果の操作と運命改変以外にも

状態の操作が可能であり例えば過去と未来が

現在に収束したいわゆる因果律の操作が不可能な存在を無理矢理時空に無限に分割して歴史と

今まで歩んだ物語を形成して因果律操作を

可能にしたりと言った事も出来ます,これで

不滅存在をある程度倒せると思いますよ,

なんか最近貰ってばかりなんだぞ,あなたは私を

ぼうk,わかってるわかってるんだぞ(途中で

遮られた)それにあらゆる設定や力を持った

能力とかもあるので正直どんな力も基本的に

無制限にあるので上げたい気持ちがあると言うか,,,凄すぎだぞ!まぁともかく次は何をするんだぞ?,そうだ久々にただ存在するだけで

あらゆる異能力の力や意味を消失させる理に

よる単純なフィジカル勝負とかがしたいですね,

単純なフィジカル勝負?ハイ!過去3000回程

巨人の一族が襲いにきた事がありまして,文字通り無限大で事実も真実もそいつらを捉えられる

事は無いとされる程の存在達でしてねぇ,なんなんだそいつらはなんだぞ⁉︎,まあ天界の存在から

したらあまり強いとは感じ難い存在でしたが

私に脳筋の楽しさを教えたのも彼らでした,

計算不可能質量の彼らは全能者さえ持ち上げられ無い岩よりも遥かに重い存在と言われてる

ようでしたそれに数樹に余裕で無制限に包括

されるものとは言え再帰を含むZFC公理/巨大基数また上の全ての拡張枠組み(またそれ以上の超越的枠組みや更なる拡張)を含んだ

計り知れない数のタイプ4マルチバースを

1言喋るだけでぶっ壊したりこいつら自体が全員固有の絶対無限(無限語を含むと全員全て)を体現してる存在達で馬鹿だから他の知性体と

違いメタ視点を持っててもその本質を他知性体と違い深い理解をできて居ないやつらでなぁ

,まぁこれ自体は人間含むあらゆる知性体なら文明さえあればできるが素でこれをできるやつらを小指で軽々と吹っ飛ばしてやりましたよ,はぁ⁉︎なんだぞ,まぁ昔話はともかく脳筋バトルが久々にしたいんですよ,なるほど,じゃあ探してみるんだぞ,ありがとうございますフルーチェさん。(そうしてバレンはフィジカル勝負をしに行くのであった)

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空想庭園二 @kakuyokakuyo

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