1-4 その六人、いずれ日出る希望の星

魔物の群れが現れた。


戦闘準備

ニシ→【ビートルスキン】を使ってヒガシに《かばうⅠ》&[風の翼]を使用。

※レフトが選択した妖精の属性は炎、風、光、闇です。


魔物知識判定(目標値は6、5(こちらはライトとレフトのみ)、7)

ヒガシはアローフッドを知っていた、更にレフトが弱点を見破った!

ライトはゴブリンを知っていた、更にレフトが弱点を見破った!

ニシ、キタ、ライト、レフトはボルグを知っていた。

敵は前衛にボルグ一体(剣のかけら1)とゴブリンGとH(両方剣のかけら1)、後衛にアローフッドのA、B、Cだった。

ニシ:レフト優秀だなぁ

レフト:いえいえどうも

ミナミ:出目が死んでる……今回もダメかも(同じセージなのに)

ヒガシ:まだ戦いは始まってないよ!


先制判定(目標値11)

ヒガシとキタが成功、先手を取った!


1ラウンド

レフト:攻撃の前に『ニシくん』と『ヒガシくん』が消耗してるから回復するね。

ミナミ:なら手分けだ、こっちでニシさんを回復させる。

レフト:じゃあ僕はヒガシくんに【ウィスパーヒール】(コロコロ)成功、魔力分だから5点回復!「光の猫妖精、回復を手伝ってね」

ヒガシ:「ありがとう、レフト。と……猫の姿をした妖精さん」

※ここ後でルルブ見直した時に気が付いたんですけどウィスパーヒールは範囲回復でした。フェアテの処理久しぶりかつぶっつけ本番だったんでレフトの中の人共々凄い初歩的なミスしてました。すみません。


ミナミ:流石に回復だから外れないはず!【ヒーリング・バレット】をニシに(コロコロ)よかった。6回復だ。「ニシ、前は頼んだ」

ニシ:「任された!」(お前回復の方が活躍できるんでは?)

ミナミ:(それはそうかも知れない)


ニシ:なら回復してもらった分まで働くぜ。ゴブリンGにバスタードソードで攻撃(コロコロ)よっしゃ1回転! 防護引いても15ダメじゃおっしゃー!!「これが本気だ!」

ヒガシ:風の翼使った甲斐あったねぇ「やったね兄さん!」

GM:兄のプライドか大空を飛び獲物を喰らう馴染んだ竜の本能か。ニシはたった一太刀でカケラの加護を受けたゴブリンをほぼ瀕死に追いやった!


ヒガシ:なら僕も頑張るよ、ゴブリンHにレイピアで攻撃!(コロコロ)2突き目がヒット、4のダメージ!「ちょこまかと!」

ライト:《キャッツアイ》つかう。俺もゴブリンHにアイアンナックル、3回ぶん殴る。(コロコロ)最後のしか当たらんかった。まあいい、6のダメージだ。「動くな!」

GM:2人の連携攻撃。まだ慣れていない上にゴブリンもなかなか素早かったが、確かなダメージを与えた。


キタ:じゃじゃ、最後にゴブリンGにボウガン打つぜ(コロコロ)よし倒したぞ「1匹目撃破だぜ!」

GM:乱戦の最中飛んだ百発百中の大矢は確かにゴブリンGに命中。仕留めることに成功した。


GM:じゃあ次ボルグな。ヒガシを狙うぜ。

ニシ:例によって《かばうⅠ》だ。

GM:さあダイスちゃんこの生き急いでる全身防護ダルマにいいダメージ与えてくれよ(ころころ)12ダメ!

ニシ:OK防護引いて4だな「ふん! まだまだ!」

ヒガシ:「兄さん、無理だけはしないでね」

GM:畜生め。じゃあゴブリンHはライトに攻撃しよか(コロコロ)命中は10!

ライト:(コロコロ)成功。余裕で回避だ。「ふん、鍛錬が足りんぞ」


GM:……駄菓子菓子! 後方のアローフッド達からも猛攻がくるぞ! まずはAとBがヒガシに、Cがまたライトに!

ニシ:ちょ、俺を攻撃しろよ!

GM:うるせーばーか! そんな防護ゴリラ狙っても無駄なこと知能:低いでもわかるわ。(コロコロ)Aは9、Bは10、Cは9でお願い。

ヒガシ:まあ弱そうなのを選ぶのは知能低いでもそうだよね。(ころころ)よし避けた!「危ない! 弓!?」

ライト:俺も。「気をつけろ、後ろから来てるぞ!」

GM:コイツら無駄に出目いいじゃねえか。(次のボスの難易度上げます!!!!)

キタ:ほどほどにな(笑)


2ラウンド 風の翼は継続

ヒガシ:「後ろの、邪魔だなぁ」

キタ:「撃ち落とせってのは無理な話だぜ。邪魔が多すぎる」

ミナミ:「同じく。鷹の様な目を持たぬ限り難しいかと」

レフト:「私の攻撃ではそもそも射程がね……」

ヒガシ:ならと『ヒガシ』は【スパーク】を使うよ。今までは味方を巻き込んじゃうから出来なかったけど。向こう側なら大丈夫だ。

ニシ:「ヒガシ、アレ使うのか?」

ヒガシ:「大丈夫。あの姿にはならないよ。『いざや結ばん操霊の儀。小雷よ、邪悪なるものどもに天罰を!』」


ヒガシが懐にあったキツネの仮面を頭に取り付け手を掲げる。心得のあるものにはそれは魔法を使う前動作だとすぐに気付けるだろう。ヒノマルの特徴的な詠唱が響き渡ったと思えば、アローフッドが溜まっていた後方周辺に大きな閃光が迸った!


アローフッドAに4のダメージ、Bに5のダメージ、Cにはなんと21ダメージ!(4回転!)


一瞬。ほんの一瞬の出来事。アローフッドCは瞬きの間にこの世界から消えてなくなっていた。


キタ:「すげぇ……あれ魔法か!?」(4回転なんて久々に見たわw)

ライト:「強えな、あいつ」(Cに対してだけ殺意が高すぎる)

レフト:「あの術式、詠唱は違えど操霊魔法ですね」(彼全体的に出目が高い)

ミナミ:「……」(羨ましい)

GM:ミナミが出目の話をすると面白いとかその前に切実や……

一同:(笑)

ニシ:「……ヒガシ」

ヒガシ:「大丈夫だったでしょ? 魔法を使うぐらいであの姿にはならないんだ。ただ、あの姿の方が使いやすいってだけで」


ニシ:「俺もかっこいいところを見せる」ボルグにバスタードソードで攻撃(コロコロ)3か……全然ダメージ入んないわ。「ダメージの通りが悪いな……」

ミナミ:「なら後方からも仕掛ける」【ターゲットサイト】使ってボルグに【ソリッド・バレット】。

GM:ほいほい。(コロコロ)お、命中しかも10ダメージだ。ようやく出目が安定してきた。

前からも背後からも攻撃をされて、ボルグは少しずつ、それでも着実に動きを鈍くしていった。


ライト:俺はゴブリンHを殴ろう。

GM:思い出したコイツらボス相手には無駄に出目いいんだよ(コロコロ)はい回避上から順に13、9、8ね。

ライト:(コロコロ)2回命中でダメージは7か。早くオラオララッシュ決めたい。

キタ:……もしかして3回命中することオラオララッシュって言ってる?


キタ:なら俺がトドメを刺す。Hにボウガンでトドメだ!(コロコロ)おっしゃ5のダメージで終わり!「なんだその回避、止まって見えるぜ!」

ヒガシ:なんだろうキタくんがトドメ刺す係になってる……「キタ流石だよ!」

ライト:まあ一番命中安定してるし。


レフト:最後は僕だね。【ファイアボルト】でボルグを攻撃!(コロコロ)自動失敗!?「あれあれ? 猫妖精さん、お昼寝の時間かい?」

GM:キタに続いて本日2度目の自動失敗です。運命変転使う?

レフト:うーん……威力出す時に使いたいからやめとく

GM:お前も何だかんだ脳筋よな


GM:さあお覚悟! ボルグがライトに攻撃じゃ!

ニシ:《かばうⅠ》を使う!

GM:さりげなく弟以外も庇えるにいちゃんの鏡! まあそれはそれとしてダメ計算はするで(コロコロ)13ダメだけど引いたら5点! 畜生め!

ニシ:さっきから痛恨ギリギリであぶねえ「ぐぅ……いいねえ、あったまってきたんじゃねえの?」

ライト:(皮膚が鋼鉄で出来ているのかという目でニシを見る)

ニシ:(化け物を見る様な視線送らんでくれと目で訴える)

GM:まだじゃい、アローフッド2人ともヒガシに攻撃!(コロコロ)

ニシ:あ、やべ「ヒガシ!?」

ヒガシ:(コロコロ)あ、どうしよう。普通に7の大ダメージなこりゃ「ぐぅ!……まだまだ!」

GM:手痛い攻撃を受けながらもヒガシはまだいけると不敵に笑った。


3ラウンド 風の翼は継続

ヒガシ:背後のアローフッドを片付ける!またまた【スパーク】!(コロコロ)7と5ダメージ! 2体とも仕留めたよ!「『いざや結ばん操霊の儀。小雷よ、不滅の悪をも圧倒せよ!』」

キタ:さっきと詠唱違くない?

ヒガシ:雰囲気だよ雰囲気。

GM:ヒガシの魔法は壮烈だった。バチバチと小さな発光が収まる頃には、彼らは黒焦げ。戦友達が感心している中でも、ニシだけは浮かない顔をしている。

ニシ:「ヒガシ、俺やっぱりその技好きじゃない……」


ライト:何はともあれこれで残るはボルグ1体だな。拳で殴る(コロコロ)一撃目自動失敗したけどなんとか5ダメージは与えたぞ。「ふん、無駄に硬いな」

GM:ボルグはもう残り体力わずかやね。


レフト:ならリベンジでもう一回【ファイアボルト】!(コロコロ)運命変転使ってクリティカルで13ダメージ!「火の猫妖精さん、焼き払って下さい!」

GM:レフトが指揮する猫の姿をした妖精がボルグに向かって火のつぶてを繰り出す。ボルグはその熱さにのたうちまわりながら、やがて動かなくなった。


戦利品として合計280G相当の武器と剣のかけら×3を手に入れる。お見事! 君たちの勝利だ! 初めて組んだとは思えない絶妙なコンビネーションで村を狙う大きな脅威を退けたぞ!

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