第4話 着物を購入!

できる限り冷静さを保っていた『はず』だけど


そんな私の心情を察したかのように優しく説明してくれた店員さん


マジで神っ!


リサイクル着物だから

① 裄丈(ゆきたけ)

② 身幅(みはば)

③ 身丈(みたけ).

とかは書いている


っていう札の説明から始まり


私の様子からみて


んなもんわからんっ!


ってのも瞬時に察し


「ここに参考までの身長も書いてるから、ここを見ると良いですよ」


と 教えてくれた


なるほど

とりあえずこの身長のところを頼りに着物を探そう


と なると160cmか


。。。。。。。。。。。


うーん。


思ったほど

160cmって無いのね


小さいのばかり


ショボーンとしていると

手際よく店員さんが


「このあたりかしらね」


と2枚着物を見せてくれた


一つは普段着でも良さそうな

くすんだピンクに小さな花柄の模様がついた可愛い着物


もう一つは

うぐいす色の下の方にだけ模様がある着物


どっちも直ぐに気に入ったんだ

けど。。。


かじった程度の余計な知識が

購入しようとする意思を妨げる


「このピンクの方は若すぎない?」


「まぁ、昔はいろいろ言われてましたけど今は皆さんそういうのにとらわれずに好きなの着ますよ!」


それなら

着物の値段も1000円だし

これは購入決定でいいかも


でもこれは多分卒業式に着るような着物では無いってのは

知識無い私でもわかる


そういう意味では

多分もう一つのうぐいす色の着物の方が適していそう


「。。。もしかして、こっちの方(うぐいす色の着物)なら、子供の卒業式に着ていっても大丈夫?」


「色留袖だから大丈夫ですよ!」


さて、お値段は。。。


3000円?


あははははは!


勝ったぁ!!!!!(何に?)



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