0423「よふかしのうた」

 2巻を読んでいる。その途中で人を愛することの換言みたいなセリフがあったように思ったので、まずはメモ。


『感情をサボるな。楽しい、苦しい、嬉しい、悲しい。お前の全てをあたしのために感じろ。』


 これをナズナの少しだけ陰りある表情(横顔)で言われるもんだから、特に印象に残ってしまった。だから設定的にというか、ナズナは感情の機微を血の味に感じるということを言っていたと思うので、愛しているという概念を、抽象的ともいえる概念を血の味という定量的とも言える量によって観測することができるのではないか、とそんなことをこのフレーズから考えたりした。


 愛の定量化なんてテーマがあったら、みんなどんな意見をするんだろうか。ちょっと調べたり聞いてみたり、したみたいな。


 ☆☆☆


 3巻を読み終わった。コウ君がうたっていた古い曲というか、曲の趣味というか。そういうものがわかった。古い曲が好きみたい。私も古めの曲を結構好んできくタイプでザ・フォーク・クルセダーズとか、歌謡番組を張り付いてみていたときの名残が今でも残っていたりする。あのときは、当時の雰囲気というかそういうものが、かすかに映像のなかから感じられて特に意味もなく、考えもなしに見ていたな。それはそうと、コウ君が最後にチョイスした曲、最近のSNSの音源なんかでよく使われていた「もう恋なんてしないなんて」だよね、絶対。という感じで演出されていた。SNSでたまにくる、古い曲がはやり出すのなんなん、あれ。笑


 ☆☆☆


 続きはまた読み始めてから。

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