0415「うみべの女の子」

 言わずと知れた名作。浅野いにお先生の作品。


 最近はしばらく、この作品の世界観が抜けきっていない。


 風をあつめて、という曲を恥ずかしながらこの作品により知った。作中に出てくる映画の演出のような漫画の演出に、思わず泣いてしまいそうになった。(誇張表現。)でも感動はすごかった。漫画でこんな粋な仕掛けを見たことも、感じとったこともなかったから。


 浅野いにお先生は表現を突き詰める作家さんだということは、知っていたけれでも、この「うみべの女の子」を読んでそれは確信に変わった。すごい作家さんだ。もう尊敬して止まない。どうしたら、こんなにも胸をきゅっとさせる作品を書くことができるんだろう。。。


 風をあつめて、をききながら、歌詞をたどって、そのシーンを少しずつ、メロディにまかせて、ページを繰った。


 とても、とても最高の読書体験だった。まるで、漫画という媒体に映画が埋め込まれているかのようだった。


 はぁ……


 今はこのくらいしか感想を書く気にならない。(この作品が素晴らしすぎるのもあるし、今日はちょっとだけ疲れている。)


 もう少し読み返して、考えがまとまったときに感想というか、書評というか。創作に役立つことを書きに戻ってこよう。


 それでは、はっぴいえんどより、風をあつめて。


 街のはずれの……


 背のびした……


 ……


 ……

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る