0327「悪いが私は百合じゃない06」ーマ
もちオーレ先生の新刊。この方は百合作品をメインに創作されている方だと認識している。なんだったかな。妹と出会い系サイトでごっつんこした話とか、そういう感じのお話も書いていたような気がする。まだ読んでいないけども。
この作品はとてもエッチな部類にはいるものだと思う。エッチな百合といえば、真っ先に思い出すのが「きたない君がいちばんかわいい」だ。これはかなりセメタ作品であった記憶。While, この作品はエンタメ性がかなりあるエッチ系。これはとても気軽に読める。えー、そ、そんなにすぐにや、やっちゃ……。ながれるように情事がやってくる。進撃のエロ。エロが進撃してくる。百合のなかの進撃のエロ。エロに取りつかれている。
でもそんななかで、しっかりと友情だったり、主人公のかっこいいところだったり、人間味あふれるところが描写されているので、好きになるんだ。百合というジャンルをあまりたしなんだことがない(といっても全ジャンルで胸を張って好きですという自信は一生もてないとも思っているのだが)のだが、百合のイメージって、儚さとセットにされるようなところがある。なんだか諸行無常というか、世のあはれというか、なんだろう。切なさととてもマッチするジャンルなんだろうな。
その切なさはいろんなところからくるもので、例えば社会的制度だったり(婚姻的なところ。ちょっと触れにくいところではある)、暗黙の認識であったり(え、なにそれ。女と女?ありえないんですけど。。。。こういう感覚はレズビアンや同性婚など、そういった多様性の認められる社会になりつつあっても、日本人ならなおのこと、拒絶反応を示すひとが多く存在することは大いにあり得る)、同性同士で過ごすことの困難性(これは異性同士とはまた違う難しさというものが、向き合うことで発覚することがあるかもしれない、という予想)、ほかにもあるだろうか。。。
今後、百合作品を読んでいくなかで、そういった儚さの原因というものを意識しながら読んでいくのも大切だな。頑張ろう。
とにかく「悪いが私は百合じゃない」はえろいと思う。絵柄はとてもデフォなんだけど、その簡略化がいい。気持ちのいい簡略化。このラインってどういう基準でやってくるのだろう。漫画にしっくりくるデフォルメ。そういえば、鳥山明先生はデフォルメの天才であるとも言われていた(そうなの?)が、これはまた別の部類のデフォルメであることには違いない。デフォルメのことについても、勉強していきたい所存。
絵におけるデフォルメもまだ解像度が高くない。小説においても、まだまだ。勉強をどんどんしていきたい所存。頑張るぞ。
P.S.
今回のお話はそこまでえっちな描写はなかったのですが、とても主人公の人間味があふれていて、いままででも特に好きな巻かもしれない。創作においてえっち主軸できたものの、突然のあまりえっちでない路線というものは、あまり評価がよろしくないというのは、よく聞く話だけれども、私はあまりそのような方たちの気持ちがよく分からない。わたしはどっちかというと、そっちの人間ではないので、ということもあるのだろうけど。じゃあなんで読んでるんだよということなんですけど、なんででしょう。私はコンテンツに何を求めているのか、ときどき分からなくなるときがあります。
それも自身の創作を通して考えていきたいという所存。
ところで、ヨガテレポートってなんなんですか。私は気になります。
調べた。以下、KAKUGE.COMさんからの引用。
ダルシムの必殺技。『ストリートファイターIV』ではセスも使用する。
コマンドは基本的に→↓↘or←↓↙+PPPorKKK(作品によりボタンは2つでも可)同時押し(ダルシムは空中可)。『ストリートファイター6』では←or→+PPPorKKK。
らしいです。関係のないはなしをして、これにて終了。
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