第6話 鳥料理

(場面)レストランの中。ともはっととカクヨムキャンディーズの3人がテーブルを囲んでいる。


ともはっと「君たちのお陰で、尾瀬ヶ原で犯人の鳴井を逮捕できたよ。時限爆弾は警察の爆発物処理班が無効にして、なんとか爆発を免れたよ。本当にありがとう」


ハナス「みんな、ともはっとさんは警察で表彰されて・・・警部に昇格したのよ」


ともはっと「いやぁ。これも君たちのお陰だよ」


のこ 「共犯者も捕まったんですか?」


ともはっと「うん。君たちが推理した通り、鳥取県で鳴井と会う予定だったんだが、 鳴井にだまされて会えなかったんだ。お金も持ち逃げされてしまったんだね。それで・・・警察に鳴井の居場所を告発する暗号の封筒を置いて・・・自分は海外に逃げていたんだが・・・結局、海外の警察に自首したんだよ」


ハナス「じゃあ、事件は全て解決したんですね」


ともはっと「そうなんだ。今日はお礼に僕がごちそうするよ。みんな、遠慮なく食べてくれたまえ」


スミレ「いただきます。ともはっと警部」


ともはっと「その警部ってのはやめてくれよ。まだ、慣れないんだ」


スミレ「あはは。でも、すぐに慣れるよ、ともはっと警部」


のこ 「ともはっと警部。このお料理、何なんですか?」


ともはっと「鳥だよ。この店は鳥尽くしの店なんだよ」


ハナス、スミレ、のこ 「「「うへぇ~、また『トリ』なのぉ。私たち、もう『トリ』はたくさんですぅ~💦」」」


            了



著者註:挿絵をcopilotに描いてもらいました。

https://kakuyomu.jp/users/azuki-takuan/news/16818093073962804963

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

カクヨムキャンディーズの推理:『トリあえず』の謎を解け 永嶋良一 @azuki-takuan

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ