ハゲおじさんが看護学生になったら 4月

@tsuyoshidazo

第1ハゲ

僕は現在30歳、ハゲおじさんです。今年、看護師を目指すため専門学生になりました。何回も転職を繰り返して今に至ります。自分でも涙が出るほど「社会」についていけません。人間関係や自分の将来を思うと行き詰まります。人間関係の悩みは、小学生の時からだ。人の事を知りもしないで、変な噂ばかり吹聴された。将来の悩みとは、仕事に就いても直ぐ辞めてしまうため生活が安定しないことだ。何か自分に合った仕事は無いかずっと考えて来た。18歳で地元の会社に入社した。しかし、中学校の同級生がいたため精神的に苦しくなった。「石の上にも3年」と頑張ったが駄目だった。大学へ進学すれば「何か」解決すると思った。なので、大学受験するため勉強したが駄目だった。センター試験にすら辿り着けなかった。諦めて就職した。しかし、夜になり眠るタイミングで小、中、高校生の嫌な思い出が頭の中を巡り巡って不眠状態が続いた。25歳から自分に自信が付くように「資格」を取ることを目標にした。当時、派遣社員で介護施設に勤めていた。そこで、容態が急変した利用者さんの処置をテキパキと行う看護師さんを見た。自分も人の役に立つ人間になりたいと思い「看護専門学校」に行こうと決意した。働きながら受験を繰り返した。26歳時、筆記試験は合格したものの面接試験で不合格となり「資格取得」を諦め就職した。その就職先で仕事に関わる「資格取得」を勧められた。上司が冗談で「この資格を取ったら、お前にやる気があると認めてやる。(笑)」と声を掛けてくれた。試験まで残り約半年間だった。しかし、上司に勉強の方法についてアドバイスを貰いながら取り組む事ができた。結果は、「無線通信」の国家試験に合格する事ができた。久しぶりの成功体験だったが、肝心の仕事面で失敗が重なり自己退職することになった。再び自暴自棄な生活を送っていると「看護師になる」という目標を思い出した。そして、派遣社員として職場を転々としながら30歳でやっと看護専門学校に合格できた。入学金は自分で払えた。しかし、1年時の学費に貯金が20万円足りず教育ローンで支払うことになった。利息が恐いが仕方ない。2、3年時の学費は自分で払えるようにしなければならない。住む部屋は住宅総合情報サイトで格安物件を見つけることができた。部屋はルームシェアでシャワー、キッチン、トイレは協同だ。

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