トリ会えず

七四六明

トリ会えず

 カクヨムのマスコットキャラクター、トリ。

 フクロウのような、フクロウの着ぐるみを来た鶏のような、何とも不思議なキャラクターだが、自分は結構可愛いと思っている。


 ただ、自分はトリに関するグッズを貰った事がない。


 今回のKACのように、トリのぬいぐるみストラップやブックカバー。今回に関しては、コレクターズカードまであったりして、トリに関するグッズはたくさんあるのだけれど、自分は貰った事がない。


 まぁ、トリのグッズは何かしらの賞を取らないと貰えないし、賞を取れたとしても抽選に当選しなければ貰えないのだから、仕方がないといえば仕方がないのだけれど――それでも自分は、トリに会えない事が寂しい。


 大賞受賞、書籍化がメインの目標なのは変わらないけれど、もう一つの目標として自分はトリに会いたい。

 特に、ぬいぐるみが欲しい。


 自分はもうアラサーと呼ばれる年齢の人間だが、幼少期からぬいぐるみが好きだ。

 友だちが少なかった自分にとってはピ〇チュウのぬいぐるみが家では遊び相手だったし、動物園や水族館、博物館に行った際には、動物、イルカ、恐竜のぬいぐるみを買っていた。


 今でもそのぬいぐるみ愛は抜けず、最近は自腹で三〇〇〇円もするイー〇イの巨大ぬいぐるみを買ってしまった程だ。

 今では、寝る際の自分の抱き枕である。


 トリのぬいぐるみはストラップサイズだから、抱き枕には出来ないけれど、愛でる事は充分に出来る。愛でたい。トリくんを愛でたい。

 あのコロコロとした体を転がしたり、掌に乗っけて写真を撮ってSNSに上げたりしたい――いや、SNSは身バレするかもだからしない方がいいのかな、うん。


 とにかくトリのぬいぐるみが欲しい。

 十センチなんて言わず、三〇センチ――いや、五〇センチはある巨大トリくんとか、願望である。もしそんなトリくんと出会えたら、自分は執筆中ずっと膝の上に置いて愛でるのに……。


 今までトリに会えずにいたから、今年も皆勤賞を取ってトリを手に入れる。

 それでももしトリに会えなかったら……とりあえず、次のチャンスまで頑張って執筆するだけだ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

トリ会えず 七四六明 @mumei

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ