第34話

朝電車へ乗って、俺の横に座る彼女と。

電車の中での、その同級生達との話で。

まあ一応。

これで高校入学、その2日目にして。

今後変わり行く、新しい俺の進路は決まった。

腹を括るともう、目茶目茶スッキリとして。

俺はもうその後、学校へ辿り着いた後で。

教室の机に足を乗せて、ふんぞり反ってた。

騒乱にまみれ錯綜をした昨日とは、又もう。

それも打って変わって。

一転をした今日の朝は自棄に、もの凄く静かだった。


恐らく昨日の段階でもう、それも相当にこっ酷く。

教師達へ何かを言われ、念を押されたんだろう…???

勿論、連中の話だ。


「ああ~っ…珈琲飲みてえ…」。

朝一で先ず絶世の、その美女を拝み。

一端眼を覚ました筈の俺だったが、又眠く成って来た。

第一そもそもが思春期なんてモノは、皆そんなモンだ。

身体も脳も、その成長を求めて。

兎に角寝たがる。

寝かして遣れ、寧ろ起きてろって方が何だか。

イカれてるってもんだっ。


朝からもう、絶世の美女の顔を拝める。

まあもうそれが、莫大な金の在る。

権力者達ならば未だしも。

俺の様な未だ15歳、早生まれの。

高校1年生が、それを成し得たとも成ると。

そりゃもう当に、贅沢も極まりのない。

そんな話だ。


特に春の場合は、ポカポカとしたその陽射しと。

人類を含める、動物達の本能で。

それがもう1層と、強まる訳だ。

人類ってのは、その動物達から進化した。

進化の過程で。

残されたその本能と、マテリアル。

物欲とのその柵(しがらみ)を、決して断ち切れずに居る。

そんな動物なのだ。


この後俺は、それも暫くの間。

もう思う存分に、寝られたのだが。(笑)

当然それは、学生生活を拒否し。

止めたからだ。

受験勉強・受験勉強と、そう遣られた連中は。

まあ~気の毒に。

それ程脳も、成長する事は。

無かっただろうに。


それが理由に、戦後77年間。

【カルト宗教インチキ内閣総理大臣】の、イカサマ家系と。

その腐り切った、下っ端取り巻き共へも。

もう散々、騙されて来たって訳だ。

カルト宗教組織団体の在日、インチキ日本人の韓国人達へ。

しかも最早それが、世界中へとバレてて。

兎も角今のこの国はもう、洒落ん成んねえっ。

そんな状況な訳だ。

この国はもうその全てが、一から遣り直しだ。


2世世襲の、「政・財・官」と。

悪質な大陸由来の、「王朝制度」。

そしてそんな社会の、その裏側へと隠された。

「奴隷身分奴隷制度」迄をも、全て削除。

廃止排除して。

こんなに悪質で下らないその思想や、その価値観とのその闘いが。

俺の場合もう、それも少年時代から。

2023年の、この当時の現在迄も。

現在迄もそして今もだ、続けられているのだ。


そして思春期、この高校の。

入学後も又、相変もわらずに。

それは全く同じ事、一緒だった。

周囲を固めるのは、その殆んどが。

「明治維新」以降。

更には「太平洋戦争」のそれ以降、この国へ「侵入入植」をした。

【内政干渉】、【侵入同化植民地政策】を押し進める。

【在日渡来外国人】達だ。

堪ったモンじゃねえわっ。

だってそれをそもそもが、教えられてねえってんだからだっ。

そうした事を教えられて、理解を出来る者が。

例え1人でも居りゃ~、俺も「はぐれ鳥」の「一匹狼」なんかにゃ~。

成らなかったのかも…???

いや違うなっ、元々が「一匹狼」なんだわ。


同じ血筋から成る、古い在日。

古神道のアミニズム、「八百万の神々」と。

現代神道。

コレも又、「明治維新」のそれ以降。

【神社本庁】をその基盤そしてその基軸に。

徹底的にその管理を、整えられ。

完成をされた、「北朝」と「南朝」が違える。

嘗ての宗主国、【中国】の。

その管理制度。

恐らくはあの、【律令制制度】と。


そして此所へ含まれる、【中央集権主義】。

更には当時の【中国】や、【朝鮮半島】から派遣をされ。

渡来をした、【冊封師】(さくほうし)達から成る。

俺達底辺の民衆を省いた、この極東亜細亜の。

その国家間で執り行われて居る筈の、その【秘密条約書】がだ。

まあそれにしても此所へ更に、アメリカン・コーポレーションの。

【DS】組織達迄もが絡んで。

一体何処迄…???

その富を、吸い上げるつもりだってんだか…???

まあ~っ浅ましいわ。


この当時、当時未だ高校生だった。

その俺の闘いも。

結局その絡み付いた、拗れた糸を。

全て紐解けば。

少年時代から今に到る迄、全く何も変わらない。

その権力や。

それ等へと守られる、2世世襲の坊っちゃん達が。


お世継ぎの、その連中達が揮った(ふるった)。

その金や地位の力。

其処へ発生をした、自分達に執っての。

俺達民衆の、その軋轢との闘いへ。

低俗極まりの無い、事件へと巻き込まれた。

俺のこのたった2日間の、その高校生活で起きた。

全てのこの事件も。

その事に何等、何も変わりはないのだ。


こんな事がもう、数1000年も前から。

それも紀元前から、続けられている。

社会へ浸透し、知らず知らずに。

染み入って行く。

眼には見えないその力を、そんな権力と言った。

その呼び名の暴力を。

国家と言うその規模や、その単位でこそ発揮をされた。

その力を俺は決して、認める事は無かった。


教室を入ってその前から、2番目の列にと在る。

俺の席は非常に、もう居心地が悪い。

机に足を乗せて眼を閉じると、一旦全身の。

自分の身体の力を、抜いて見た。

入り口のドアが、勢い良く開かれ。

誰かが入って来た。


俺の前を通過したソイツが、俺の横を通り抜ける。

その際に。

俺は増悪から成る、その悪質な迄の視線を。

強く感じた訳だ。


【スーッ…ガタンッ…】


背後から音がした、俺の真後ろの席だ。

ヤツがまだ見ていると、そう想い。

直ぐに一端、その場へ立ち上がって。

勢い良く反転をし。

後ろの席へと、自分の身体のその向きを変え。

座り直した。


【ガタンッ…クルッ…ドカッ…】


目の前を観れば確かに、昨日の電車の中で。

俺を後ろから突き飛ばした、その馬鹿野郎が居る。

こんな偶然ってのが、在るってのか…???

在るってんならその内訳を、もう俺が納得出来る様に。

それも詳しく、説明をしてくれ。


そもそもがこの、電車で俺を突き飛ばし。

俺と喧嘩に成ったヤツが、しかも俺を。

その後ろから突き飛ばした。

ソイツが俺の後ろの席で、俺はその馬鹿の。

その前の席だって…???

そりゃ一体…???

1クラスで、50人近くへも成る。

1学年、250名もの。

生徒数のその高校で。

一体何分の1の…???

その確率だってんだ…???


単純に考えても、250分の1…???

その250分の1の、最悪の確率を…???

俺が引いたってのか…???

馬鹿を言って貰ちゃ困る、そんな確率ってのが。

それもたまたま偶然に…???

この時発生したってのか…???

おいおいおいおい、幾らなんでも…???

そう言うお前は、頭がイカれてんだろう…???


って事でもう満単に、俺はソイツの。

ヤツの眼を睨み付けた。

当然向こうも負けずに、俺に顔を寄せて来る。

弱ええ癖に、1人じゃ何にも。

出来ねえ癖にだっ。


恐らくはこの馬鹿が、この馬鹿野郎こそが。

その何等かの形で、相当な権力を持つ。

【2世世襲】の、在日韓国人。

その糞ガキだろうに…???

コレも又当時、当然この日には。

全く俺には解らなかった事だが。


喧嘩をすれば当然、大した事もねえ野郎で。

今回の大事件と、この大紛争。

その激戦の2連戦。

何れも最前線では未だ、この馬鹿とは。

一度もその顔を、合わしても居ねえ。

つまりまだ直接俺とは、それも未だ一度も。

その直接対決の、喧嘩をしてねえって。

この野郎は。

何か特別なモノへと、守られてる。

そんな直感が、俺にはしたって事だ。


可笑しいだろう…???

そもそもがこの野郎と俺との、その喧嘩な訳だ。

しかも自分から、その喧嘩を売って来て。

出て来るヤツは皆、この馬鹿を抜いた。

本人じゃなくて。

当人以外の全く違う、殆ど手応えのねえ。

下っ端見てえなヤツばかりで…???

増してや決してコイツは、腕っぷしも全く。

強くはない。

んじゃ~コイツは一体…???

何なんだと…???


今にして想えば、あの馬鹿こそが。

相当な悪党の、社会的に地位の在る。

大物の、その息子なんだろうなっ…???

つまりはあの元、「内閣総理大臣」の。

【安倍 晋三】と同じ。

2世世襲の、馬鹿野郎だって。

んな話な訳だ。

政治家か…???

企業家か…???

資産家か…???

官僚か…???

それともヤクザか…???

右翼か左翼か…???

貴族か…???

王族か…???

この学校のその校長か…???

或いは【PTA会長】か…???


この国日本ではヤクザも政治家も、全部同じ。

徒党を組んだその背後へは。

【中国】や【台湾】、更には【韓国】や西側裏組織社会迄もの。

その権力達が在る。

在日渡来のそれは主に、韓国人達だ。


本当の悪党なんてモンはもう、その殆どが。

そんな処だ。

手下共は皆、正義や社会。

或いは道徳の、その仮面を被っても居て。

常にその背後へと居る。

洋の東西を問わず、そんな超大国へと。

守られても居る。


俺はこんな連中と、それも一番。

全くその反りが合わない。

俺の直感力が、最も正確に。

そして常に。

的確にそれを、教えてくれて居るからだ。

俺はソイツと、睨み合いながらも。

昨日校門で見た、頭の切れそうな。

あの2人の存在が、とても気に成って居た。

時代が時代なら、末端から這い上がる。

真の実力者達。

つまりは戦略家の、その軍師達。

そしてある種の、俺とは又別種の。

将軍達だ。


まるで1点を深く、掘り下げて行くかの様に。

何かを見極める為のその眼は、良く良く眼を凝らし。

鋭い眼光で眼を細め、物事を深く。

視極めている。

そんな人相の輩ってのは、もう大概の場合。

戦略や知略へと長け、それもかなりのレベルで。

相当に手強い。


常に左右、どちらかの脚を。

ユラユラと揺らしながらも。

全体の会話や、自分の口調。

そのタイミングを、作り込んでも居る。

そしてかなり、当然その弁も立つ。

そんなタイプだろう…???


もう1人は涼しげな眼をして、顔は常に。

笑っては居るが。 

その瞳へは、心の感情とその起伏を。

全く感じさせない。

同じく冷静なその頭脳の、持ち主で在ろう。

坦々としたその態度で、物を言い。

周囲の話を、細かく聴きながらも。

その全体の話の流れから、それに合わせる口調で。

簡単な返答の、その受け答えだけをし。 


口数は極めて少なく、自分の言葉を極端な迄に。

絞り込んで来る。

このタイプは自分の信用をする、限られた者達だけにしか。

自らのその、深い洞察力や思考を。

つまりは自分の考えを、全く示さない。

極めて冷静な【軍師】、その適任者で在る。

実は【軍師】へは、こうしたタイプが多い。

自分が【軍師】で在る事を、そしてそれも大概の場合。

実戦の【武術】を苦手とする、者で在る事で。

その【武術】を苦手とするが故に、自分が【軍師】で在る事を。

悟られたくはない。

そんな由縁が、理由が在るからなので在る。


恐らくコイツも、かなりの知恵者で

そして奥深い、その独自のアイディアを持つ。

戦略家だろう。

【軍師】は寧ろ、そうした「定石」へとは嵌まらずに。

独自のスタイル、つまりは個性。

その故に磨き抜かれた、その戦略と。

人とは違う、オリジナルの論法戦術で。

戦える者こそが。

実際の戦闘で、その勝果を上げる。

真の実力者なのだ。

そんな印象を持った、その2人だった。


この話はこの日の朝、俺は中学時代の。

その同級生達へもしている。

全く同じ事を言って、俺が【参謀】と。

その【軍師】で在る筈の2人を。

警戒している事を、既に見極めて居る事をも。

俺は同級生達へと、もう伝えても居た。


著者・龍神 武明

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