第19話

俺は少年時代から既に、そう考えそう想っては居たが。

何せ字が一緒、同じな訳だからなっ。

しかしその歴史史実が明かされると、困る連中が居るのか…???

【日本】の学校ではこの中華「春秋戦国時代」の、【韓】と言う国と。

現在の【朝鮮半島】へと在る、【韓国】とのその関連関係性を。

全く教えてはくれなかった。

教えてくれなかった処か、それを聞くと否定をされた程だ。

「違う…」って。


勿論中国人の中へも、それを否定する者達が居る。

しかし【朝鮮半島】を含める【中国】と言う国では、嘘を吐いても良い。

自分や家族、或いは組織や国家を守る為のその嘘は。

戦争戦略として見做(みな)され、時と場合そして。

その際の事情に因っては、使う事もが許されるのだ。


それだけ本当に平常時から、有事では無い。

そんな平和な御時世でも【中国】。

まあ現状は【中国】のみ成らず、コレは世界でもだなっ。

世界でも全く、同じ事なんだろうが。

争い事が何も無い平常時でも、嘘を吐く事が。

許されている訳だ。

特にこの極東亜細亜では、「奴隷身分制度」と言う。

下手を打てば自分の命迄をも、落とし兼ねない。

そんな身勝手な王族や宦官、貴族達に因る。

その横暴な迄の権力を、避ける為のモノでも在るからなのだ。


【日本】は敗戦国で在り、この辺りの事情を。

学校教育を教えている在日渡来人達が。

規制をして居て敢えて、コレを決して教えはしない。

だから問題なのだ。

春秋戦国時代の【韓】と言う国が、【秦】へと敗れ。

臣下を引き連れたその王族達が、辿り着いたその新天地こそが。

【朝鮮半島】なので在る事。

まあ勿論、現在の高校や大学等の中国史で。

それを教わるのかどうか迄は…???

俺は知らないが。


それとも俺の通った小・中学校が、そもそも韓国人達ばかりなので。

特殊なその環境な為に、先生も萎縮して居たのかの…???

その何れかで在る。

そしてこの時。


(俺)「ああほらっヤッパリそうだったか…日本の小中学校では…それは教えてはくれなかった…中国では学校で…そう教わるのか…???」。


(中女)「うん…教えてくれる…」。


(俺)「ほらっヤッパリそうだっ…俺は中国ではそれを教える筈だと…もうずっとそう言って来た…案の定だっ…だって字が同じだもんなっ…絶対そうだと想ったよ…そしてこの【韓】と…朝鮮半島の【韓国】は…どちらも薬学へ強い…恐らくはこの中国の【韓】の方が…【秦】と同じ様に…交易ルート…つまりはシルク・ロードの…その通過点へと在ったからだろうと…そう考えて来た…」。


(中女)「あっそうそう…でも良くそれを判ったねっ…」。


(俺)「俺はもう昔から…自分の勘だけは凄く良い…それから北朝鮮の…あの若い大将と同じで…地政学…地図を見てその国の事や…歴史とか風習を考えるのが…とても好きだから…想像を膨らまして…だから1を学ぶとそれを…10にも100にも増やせるし…」。


俺が小・中学校から、長年に抱き続けた疑問が晴れた。

その瞬間だった。

今の時代この国日本へは、多くの亜細亜と。

ASEANの人々達が仕事に訪れ、そして此処で暮らしてもいる。

極東亜細亜のその歴史史実は、【日本】と【中国】。

そして【韓国】や【北朝鮮】との。

その主従関係がバレる事を、都合悪く想う連中が多い。

その為に秘密裏とされ。

まあ要は今ではもう世界へ蔓延る、【2世世襲制度】ってヤツ等だよなっ。

 それがもう特に、「帝国主義」の国で在る場合。

紀元前からその歴史史実の隠蔽は、常に続けられてもいる訳だ。


こうした連中が【日本】の様な敗戦国へ、「内政干渉」とその「植民地政策」を強いた。

そんな国へと対し。

その政策としても歴史史実を隠蔽し、事実を決して。

明白(あからさま)にはせず。

それももうほぼ絶対に、教えてはくれないのだ。

「主」は大陸の側へ在る、その超大国の側で在り。

【八百万の神々】と言う思想とは全く真逆の、古神道神社へは属さない。

「南朝系」、【現代神道神社】。

【天照大神】より。

主には「明治維新」のそれ以降、この国へと築かれた。

【神社本庁】を、その主軸とする。

現在では【日本会議】と、所謂西側社会の覇権者達と。


そして又それ以前から、【天照大神】以前に。

まだアミニズム。

自然信仰が普及していた、そんな時代から。

この国へ侵入入植進攻をした、「同化政策」の。

大陸由来の、その【王朝制度】を持ち込んだ。

「南朝鮮系」。

この「南朝鮮」の、その背後へと隠れた存在こそが。

現在でもそれは【中国】で在り。

「従」は【朝鮮半島】を含む、【北朝鮮】と【韓国】。

そしてその連中達へこそ乗っ取られたこの国、つまりは【日本】なので在る。

但しこの中で【北朝鮮】だけは些か、健在でも尚。

【中国】へと強く反発をし続けてもいる。

【アメリカ】の【DS】側の連中が、例えどうのこうの言おうと。

この【北朝鮮】から核兵器を奪い上げて仕舞う事は、太古の昔より寧ろ。

横暴極まりもない。

【中国】を調子に乗らせてしまう為、寧ろ危険なのだ。

現在の【中国】の、【習 近平】(シージンピー)どうで在ろうと。

その【習 近平】がではなく、【中国】そのモノが危険なので在る。

【DS】は「軍産複合体」で在り、寧ろ戦争をさせたい筈な訳だ。

日本の「植民地」として利用して居る現在の状況が、全て終了されられれば。

もう是が非でもこの【中国】と【日本】を、戦争をさせたい筈だろう。


太平洋戦争へと絡んだ、「旧帝国日本軍」。

「陸軍中野学校」出身の将校達は。

嘗ての「アヘン戦争」で、【イギリス】にボロボロとされた【中国】の。

その一時的な廃退と、一連のその様子を見ながらも。

あの戦争、第2次世界対戦で。

その立場を入れ替える試みを持ち、それ迄の従来。

その世界覇権を、覆そうともしたのだが。

当時の西側、その頂点へと君臨をした。

アメリカ合衆国の、その生産力と資源。

資本力へは到底及ばずに。

先のこの対戦で敗退、敗戦を迎える。

そんな結果と成った訳だ。


しかし敗戦を迎え入れる、その寸前に。

【朝鮮半島】へと逃れ。

【北朝鮮】と言う国を、この「旧帝国日本軍」。

「陸軍中野学校」の残党達が、立ち上げたのだと言う事は。

トランプ大統領の在任中迄、天皇家血縁の。

世界的なジャーナリスト。

【中丸 薫】さんの出演の、【YouTube】の動画で。

それを観る事も出来ては居たが。

しかし現在この動画へは、規制が掛けられたのか…???

【YouTube】内での、その動画検索でさえもが。

既になかなか、難しい様だ。


しかしもしも本当に、【北朝鮮】と言う国を。

この「旧帝国日本軍」、「陸軍中野学校」の残党達が。

【朝鮮半島】へと渡り。

あの「軍国性社会主義」の、その国を作り込んだのだとすれば。

現在の【日・中・朝・韓】、その主従関係の中で。

この【北朝鮮】と言う国だけが、長年に続いた。

その「主従状態」から、既に離脱し脱却をし。

離反独立独創的なその立場を、保っている筈なだとの。

その期待を持つ事もが出来る。


北朝鮮の飛ばすミサイル実験は、その距離を測定すれば。

その内訳とその内容も、全て理解出来るのだと。

そう言われている。

北朝鮮の飛ばすミサイルは皆全て、現状この極東亜細亜で。

最も強大なその軍事力を保持する。

【中国】とその本土への、その威嚇射撃なので在ると。

その距離は正確に先ず【北京】や、そして【上海】へと。

更に渤海へと突き出した【遼東半島】や、【山東半島】へ在る軍港。

或いは【黒竜江省】内へと在る、中国軍の軍事基地や兵糧倉庫を。

常に的確に捉えてもいる。


【YouTube】で観れなく成った、【中丸 薫】さんの証言動画。

まあそれでも、現在のこの国【日本】へは。

様々な国から、亜細亜人達が訪れても居て。

この地域へと蔓延る、特有の史実隠蔽と。

歴史史実のその書き換えに憑いても。

日本滞在中の、その様々な国の者達へ。

その確認を取りながら。

信憑性の高いその事実を、聞き出し導き出す事も又充分に。

今では可能なので在る。


俺はそんな外国人達と話すのが、とても楽しい。

彼等は皆・政治や歴史の話を、決して嫌がりはしないからだ。

政治や歴史の話を嫌がるのは皆、この国【日本】の。

その「内政干渉」と、その「植民地政策」で。

この国日本を。

食い物にして来ている在日の、外来渡来系外国人達で在る。

この世の中の、その社会の裏へと。

隠蔽をされている、その歴史史実を知らなければ。

紀元前よりも続く、莫大なその富を手にした。

2世世襲の権力者達へ。

それももう良い様に、されてしまうのだと言うその事こそが。

寧ろこの国【日本】以外での、この世界の。

その常識で在るからだ。


少年時代の始まりに、【アメリカ】のハリウッド映画。

「風と共に去りぬ」を観て。

アメリカ合衆国と言う、あの超大国のその実態を。

朧気ながらも感じ。

小学校で担任の先生へ質問をし、スイスと言う国のその在り方へ。

宗主国の存在を感じた。

反骨心を抱いた個性派少年は何時しか、当然不良少年と成り。

渋谷の繁華街、街の中へと繰り出した。

流行の音を作る、ロックンロール・ミュージシャン。

【矢沢 永吉】さんと、その同じスタイルの髪型。

【リーゼント・ヘヤー】に、髪を上げて。


ジーンズ・パンツに赤のスイング・トップ、ロング・ブーツの踵へ付けられた。

金具をカチャカチャと鳴らしながらも。

道玄坂からセンター街、公園通りを抜けて。

少年は原宿の街へと、消えて行った。


著者・龍神 武明


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