魔法少女というとある作品以降「女の子がつらい目に合う」という文脈が入ってきてしまっているのですが、こちらは古きよき魔法少女ものです。困っている人を魔法少女の流星ちゃんが助けるお話で、冒頭の悲惨な状況にするっと入ってくる流星ちゃんがとってもいいです。暗いお話の流れに流星ちゃんが加わって急に明るくなるのはまさしく「光」だなあと思いました。面白かったです!
幻想的な情景があって、それを物語として機能させる確かな文章力が、作家さまにはあります。 最初は怖い話のようですが、そこからの展開が鮮やかなので。どうか、お読みください。