記憶にある「我慢しなさい」「あなたのため」がゆさぶられる

「お姉ちゃん、お兄ちゃんなんだから我慢しなさい」「女の子なんだから」「男のくせに」という我慢を強いられる言葉。
「あなたのためを思って言ってるのよ」「あなたの将来のためよ」と言われて自分の意見が通らなかったことについて、年月が経ってみても、何も自分の将来の為になんかなっていなかったこと。
そんな経験がありありと思い出され、すごく揺さぶられます。
周りの騎士たちが応援する理由も、ただ「お似合いだから」「可愛いから」じゃなくて、いちいち描写が細かい。
そして、最新56話で、今まで「頭の固い人」でしかなかったヴォイドさん評価爆上がり笑
著者の意図したとおりに気持ちよく転がされてます。