西の武族領編

35話

『..........やっ....と.....つい......た』


 世界樹の根本から飛び始めて約十時間、ようやく西大陸の港町につき、そこで力尽き、龍の姿に戻って、寝ている、周りには衛兵や冒険者が集まって攻撃している


『うるせぇな、重圧』


 周りの空気が重くなる、視線を飛ばしただけで一般人と衛兵、一部の冒険者は気絶、あるいは死亡する、目つきを鋭くすると、ほとんどの冒険者が死に、建物が潰れる


「ガァァァッ」


 咆哮までつけると、全ての生き物が死に、建物は吹き飛び、地面が割れる


『静かになったな、ノヴァ3日後ぐらいに起こしてくれ』


『ヘイズ〜、竜巻は~?』


『忘れてたわ、寝みぃ〜ライトニングストーム、それと水幻獣、街を破壊してこい』


 瓦礫、地面、木、風、雷、水、炎、ほぼすべての属性を持つ竜巻が港町から内陸に全てを破壊しに放たれる、百を超える水の幻獣と共に


『混沌の権能、実体化、自律化』


 自分の姿を模した龍が5体自律状態で向かって行く、全てを破壊をしに


『これで、眠れるな、お休み』


『はいはい、お休みぃ〜、ヘイズ』


 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 そのちょっと後のフォティア


『あ、あれ?!、これも違う!?、こっちも!?、竜巻はあっち、ってコレも違う?!』


 ヘイズの戦略のせいで今までにないほど混乱していた、なにせ、竜巻や水幻獣は動くし、主と全く同じ気配の存在が5体もうろついているからだ


『ご主人の馬鹿ぁぁ!!』


 その日からフォティアは何日か走り回った、自分の主を探して


 そして、ノヴァの助けがあったにも関わらずヘイズは二週間ほど熟睡していた


 ・・・・・・・・・・・・・・


『起きなさい!!、《アクセル・ブレイズ》』


『いってぇぇぇ!!』


 やっぱりだ!!一回寝ると絶対にこうやって起こされる!!


『おはよぉ〜、めっちゃ寝てたよ、ヘイズ〜』


『街破壊するって行っても、流石にやりすぎです!!』


『一気に喋るな!!《龍人化》』


「ふぅ~、まず、質問させてくれ、オレはどれくらい寝てた?」


『一週間だよ〜』


「わかった、じゃあ何でノヴァはオレを起こしてくれなかったんだ?」


『起こそうとしても、無意識で重圧使ってきたから』


「え、まじ?」


『うん、まじマジ、大マジ』


「まじかぁ、じゃあ次、フォティアのステータスを見せてくれ」


『わかりました、ステータスオープン』

 種族 蒼炎虎 (子) 危険度B+

 名前 フォティア

 装備 なし

 Lv 24/100

 HP  580/580

 MP 450/450

 攻撃力300

 防御力240

 魔法力600

 素早さ300

[変化スキル]

《蒼炎》

《人化》

[特殊スキル]

《炎神の権能》

《業火轟炎》

《神文鉄火》

《アクセル・ブレイズ》

[スキル]

《蒼炎纏い》《加速》《突風》《酸素供給》《不知火》《煉獄》

[魔法]

《蒼炎魔法》イグナイト、イグニス、イフェスティオ、灰燼

《風魔法》瞬体

[称号]

《捨て子》《従魔》《炎神の使徒》《蒼炎の覇者》


「人化使えるのか!?、なんか強くなってるな、てか、オレがBランクだったときよりもステータス高いじゃんけ、なんで?」


『それは恐らく私が移動中に殺し回ったからですね、ですがご主人も竜巻と龍と水幻獣のお陰でもっとレベルが上っているでしょう?、人化は知りません』



「ステータスオープン」

 種族 冥嵐龍(成龍)危険度A+ 

 名前 ヘイズ

 装備 白華(ノヴァ)、紅蓮、斬魂

 Lv 40/150

 HP  1600/1600

 MP 750/750

 攻撃力1000                                  

 防御力300

 魔法力570

 素早さ500

[変化スキル]

《人化》

《龍人化》

《擬態》

[特殊スキル]

《世の理》

《混沌の権能》(吸収、実体化、増長)

《全てを照らし出す紅き月光》

《武の境地》

《アサシン》

《従魔スキル》(業火業炎、イグナイト、イグニス、イフェスティオ)

[スキル]

《超再生》《重圧》《飛行》《統合武術》《全能気配》《逃走本能》《道連れ》《龍鱗》《嵐層撃》《嵐撃》《嵐撃波》《魔力制御》《魔力放出》《魔力感知》《抜刀術》《刀剣術》《獄炎変化》《変幻白華》《刀剣変化》

[魔法]

《嵐流魔法》トルネードスラッシュ、サイクロンブレイク、瞬体、烈風、

 電磁身体強化、雷鳴、ライトニングストーム、雷霆

 水粒化、ウォーターキャノン、水操作、水流破、水幻獣

《暗黒魔法》毒煙、千影、グラウンドゼロ、暗黒槍、黒毒、アシッドレイン、ヘルブラスト

《空間魔法》空間転移、認識阻害、スペースボックス、空間把握、空間断裂、転送、

[称号]

《混沌の魂》《残虐の魂》《異界の魂》《武の魂》《哀愁の魂》《殺虫者》《ジャイアントリキング》《殺人者》《破滅へと導くもの》《混沌を生みし者》


「たしかになんか上がってる、自律型って便利だな」


『すごいですね、それここからスキルとかで伸びるんですよね』


「ああ、めっちゃ伸びるぞ、正直そのスキルがなかったら、アイツにも勝てなかったろうな」


『でもねぇ~、自律型のせいで、この大陸にヘイズとフォティアの情報が回ってるよ、蒼い炎の弾丸の猫と水の軍と天候を操る黒龍ってね』


「まじかぁ、今回は裏から行きたかったんだけどな」


『龍としか出てないですし、人化か龍人化していけばいいじゃないですか?』


「いや、でも龍人も人もチュトラリーで、色々、ってもうチュトラリーは消えたか」


『そうだよぉ〜、龍と猫はヘイズの従魔ってことにしておけば良いんじゃない?』


「じゃあ、これで行くか、《混沌の権能》実体化、」


 先週作り出した龍を手のひらサイズで作り出した、


「フォティア、大きさ変えられるか?」


 フォティアはまだ子供だが、大きさはすでにちょっと小さいトラぐらいはある


『できませんよ?、逆にご主人はできるんですか?』


「ああ、できるぞ」


 普通はできないのか、アタナシアのところに行ってみるか


「よし、アタナシアのところに行くぞ」


『はい、置いて行かないでくださいね』


「ごめんて、範囲転移」


『え?!、僕は?』


 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・世界樹の森、


 カランカラン


「おっひさー、元気かー」


「来たか、今日は何をお求めで?」


『私の大きさを変えられるようになる魔道具ってありますか?』


「あるぞ、ちょっと待っとれ、」


「それと、白華に意識が宿ったぞ」


「なんと!!、宿ったか、見せてみろ」


「いいぞ、って、あ、あれ?、やっべ置いてきちゃった」


「もったいないことをしたのぉ」


「スマンって」


 もう、ほとんど癖みたいなもんだよな、それに、アイツが黙ってて、そこら辺に転がってるのが悪いし


『まだですか?』


「スマンのぉ、えーっと、あったぞ」


「また首輪?」


『早くつけてください!!、早く、早く』


「わかったから、静かにしろ、はい、これでいいか?」


『これも魔力を通すものですよね、縮め!』


「おお、ほんとに縮んだ、すごいな」


 小さいトラが猫ぐらいに縮んだ


「これって、重さとかそこら辺も変わってるのか?」


「ああ、変わっとるぞ」


「よし、戻って、アイツを回収して、今度は裏社会から攻めるぞ!!」


『はい!』


「範囲転移」



 あとがき

 言い忘れてましたけど、西の武族領の事を西大陸にします、西大陸では裏社会から攻めていきたいと思います、なのでチュトラリーのときよりもグダグダになりそうですが、許してください、4連休の内2日間は1日中忙しいんですけど頑張って書きます




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