34話
「お前って結構すごかったのな、ノヴァ」
『なんてったって、僕元勇者だからねぇ〜』
「だが、あの魔法使いのほうが強かったぞ」
『まあ、しょうがないよね、エルフだし、それに魔法使いのやつ色々嘘ついてたしな、本当は全然僕を尊敬してなかったし、全然弱気でもなかったし、また会った時は、色々吐かせてやる』
「でも、どこにいるかわからないだろ?、生きてるかどうかも」
『いや?、生きてるし、僕見たよぉ〜?』
「へぇ~、いつか会いたいな」
頭の中に素材を持って、ガキみたいに飛び上がって喜ぶジジィが浮かんできたがすぐに消えた
「じゃあな、アールト、オレ等は西大陸に行ってくる」
「早いな、もう行くのか?」
『うん、元気でね、アールト、討伐されないようにね』
「されるかそんなの」
『ありがとうございました、アールトさん』
「フォティア、どうする?、自分で走っていくか?、乗るか?」
『実は進化して、また早くなったので、ちょっと走って西大陸まで行ってきます』
「わかった、頑張れよ、先についたら、どっちかが、街を燃やしたり、嵐を起こすから、そこに来い」
『わかりました、ご主人、お先に行ってきます、蒼炎、加速、イグナイト、烈風、不知火』
走ったところから、青い炎が燃え盛り木々が倒れる
「アールト、消化と再生頼む」
「.........任せろ」
「飛行、擬態、烈風、嵐撃波、水流破、烈風」
すべてを壊すような暴風が世界樹の周りを吹き飛ばす、もちろん水流破で周りは大洪水だ
「..................................ハァ、何年かかるかなぁ?」
怒りで膨大な魔力が溢れ出す、隣の大陸まで届くほどに
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「い、今なんか、やばい魔力感じなかったか?」
『そ、そうだね、多分、アールトがキレた』
「怖い怖い、殺されるって、烈風、嵐撃波、水流破」
また森の一部が吹き飛んだ、誰かがもっとキレた
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・聖王国
「神託です!!、早く聖王様を!!」
「は!!!」
「そ、そんな、北帝国が滅んだ?、たった一晩で?、それにこのまま行くと西大陸も、南も東もこの聖王国も、早く伝えなくては」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・西大陸
「な、何!!、チュトラリーが滅んだだと!?」
「はい、神託で、一晩にして、前の神託に合った混沌の龍が滅ぼしたと」
「今はどこに向かっているのだ!!」
「恐らく、この西大陸と思われます」
「まずいな、おい、炎帝、聞いたか、もうすぐ戦いが始まるぞ」
「龍?、それとも竜ですか?」
「え?、それはどういう?」
「いいから答えてやってくれ、コイツは一度気になると止まらんのだ」
「そ、そうですか、報告によると、龍です」
「””龍”ですか、龍は強いけど、知能があるのでおしゃべりできそうですね」
「え?」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「そうか、チュトラリーが」
「はい、一晩で落ちたとのことです」
「敵の詳細は?」
「は!!、主に風や雷を得意としており、空中戦が最も得意で、とにかく素早く、一撃の威力が思いとのことです」
「以前の神託の冥界の力はどこに行った?」
「申し訳ございません、そちらは確認できておりません、知らせないためにわざと力を使わなかったのかもしれません」
「つまり、人間並み、またはそれ以上の知恵があるということか、リゾナンスのやつはなぜこういうときに限っていないのだ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「!!、ディキア、チュトラリーが堕ちたよ」
「そうか、前の龍?」
「うん、もうルナを殺せるほど強くなったっぽいね」
「悲しくないのかい?」
「ルナが死んだのは悲しいと言うか”惜しい”だね」
「伸びしろは合ったと?」
「そ、でも、力を吸収されたっぽい」
「吸収?、混沌の力か」
「ちょっと、楽しくなってきたしね、この感じ次は西かな?」
「東に来るまでは、一緒だからね?」
「早く気てくれないかな、混沌の龍」
・・・・・・・・・・・・・・一方その頃ヘイズ君
「ノヴァ〜、西大陸まで後どんくらい?、もう二時間は飛んでるぞ?」
『どれだけ短く見積もっても、あと”3時間”はかかるねぇ〜』
「え!?」ドボンッ
ショックのあまり飛行を忘れ海に落ちていた
あとがき
作者です、今回で完全に北帝国編終わりです、皆様ご愛読本当にありがとうございます、多分5月ぐらいまで投稿をお休みします、書き溜めを作って投稿します、改めまして、ご愛読本当にありがとうございます、西大陸編お楽しみに〜
重大発表!!
以前募集していた小説の簡略化ですが、リア友に死ぬほど考えさせて決めました!!
これは混沌の龍がこの世を蹂躙するまでのお話、略して!!、
”これ混”です、よろしくお願いします
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