第20話 フォティアとヘイズの平和で楽しいお買い物
『買い物ですか?』
「そうだ、ちょっと、お前に食い物とか、色々買ってやろうと思ってな」
『いえいえ、私なんかにはいりません、お金が勿体ないです』
「実はちょっと前にちょっとあってボロ儲けしたから、金はたくさんあるんだよ」
『じゃあ、お言葉に甘えて、行きましょう』
「待て!!、絶対に俊足とか使うなよ、使ったら建物がぶっ飛ぶ」
『わかってますよ、ほら早くいきましょう』
「わかった、わかった」
こいつ絶対行きたかったやつじゃん、こいつの金銭感覚が狂ってないと良いな
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「キュキューン」『ご主人コレほしいです』といっている
「いいぞ、いくつだ?」
「キュルル」『5本ほしいです』
「わかった、おっちゃん焼き鳥5本くれ」
「あいよ、兄ちゃんいっぱい食べるねぇ!、こいつはサービスだ、ほらよ」
そういいながら追加で2本くれた
「人間って性格いいやつもいるんだな、ほら、お望みの焼き鳥五本だぞ」
「キューン♪」『美味しい、ありがとうございます』と以下略
「うまいなら良かった、さて、オレも食うか、いただきます」
結構うまい、このタレが肉とマッチしていて、なんかめっちゃなんかすごい
「次は何が食いたい?」
「キュルルルルン」『前にご主人が言ってたおやつが食べたいです』
「わかった、猫用のおやつは、たしかあっちだったはず、あった」
「キュルン♪」『いい匂いがしますね』
「すんませーん、猫用おやつくださーい」
「はい、何本ほしいんだい?」
「だってよ、何本だ?」
「キュルルー」『在庫全部ください』
「え、えー、それはちょとなぁ」
在庫全部とかこいつやばいだろ、一応買えると思うがでも手持ちの金が全部溶けちまうぞ
「キュルル!!キューン!」『好きなだけ買って良いって言ってたじゃないですか』
「わかったよ、すいません、猫用おやつ在庫全部ください」
「は?、兄ちゃん、面白くない冗談いうとモテないぞ〜」
「冗談じゃなくて、在庫全部よこせ、金は払う」
「本気かい?兄ちゃん、しっかり払ってくれるんだろうね?」
めんどくさくなってきたし、威圧と、魔力開放使って、ドスの利いた声で
「猫用おやつ、在庫全部、金は払う、早くしろ」
といった、ものすごくダサかったが、威圧と魔力開放が聞いたらしく、店員は急いで店の奥に駆け込んでいった
・・・・・・・数分後
「キュルル」『遅いですね〜』
「仕方ねぇよ、誰かが在庫全部とか言ったからな」
「た、大変お待たせしました、こちら猫用おやつです」
「キューン、キュルル♪」『わぁ、すごい美味しそうですね』
「.................良かったな」
「お荷物家まで届けましょうか?」
「........いえ、こちらに入れてください、スペースボックス」
「く、空間魔法、はい、わかりました、皆さん手伝ってください」
「「「「はい!!」」」」
・・・・・・・・・・・・・支払いを済ませ、スペースボックスに入れたあと
「キューン♪キューン♪」嬉しくて鼻歌を歌っている
『ありがとうございます、ご主人』
「良かったな.........はぁ、おかげでこっちは一文無しだよ」
『ん?、なにか言いましたか?♪』
「なんでもねぇよ」
ちょっくら、金稼ぎでもしてくるか、
「お前、先宿屋行ってろ」
『なんでですか?』
「ちょっと金稼いでくる」
『はい、わかりました、先に行っておきますね』
「ああ、じゃあな、空間転移」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・森の中
「何の素材が高く売れるんだっけな、《世の理》」
ほんとにこのスキル便利だ、マジ感謝、コレがないと今頃死んでたかもしれない
「へぇ~、このへんだと、ユニコーンか、気配察知」
いたいた、あれがユニコーンね、まさにユニコーンって感じだな、違うところがあるとしたら
「めっちゃ早くね?、」
多分地上だったらアイツのほうが早い、でも”地上だったら”だ
「《龍人化》《擬態》《飛行》あっちの方だったよな《烈風》」
バゴォォォン
森の一部が吹き飛んだ、
「空とんでも、速度で接戦とか、ユニコーンやばすぎだろ」
でも愛かわらず、バルファ◯クの翼早いな、足とかにはやしたらめっちゃ早い蹴り出せるんじゃね
「でも魔力消費激しいからな、やめよ」
そろそろ追いつくな、たしかユニコーンは警戒心が強くて、自分より強い相手を見るとすぐ逃げるらしいし、でも、ユニコーンは普通に強いらしい
「気配遮断、魔力制御で魔力を隠蔽」
スペースボックスに入れておいた白華を取り出して
「刀剣変化、アサシン、武の境地、変幻白華、抜刀」
ザンッとユニコーンに斬撃があたったが、
「少しずれたな、まあ、でも重症だし、すぐ死ぬだろ」
そうそう、忘れる前に
「アサシン、武の境地、解除、毎回忘れそうになるんだよなぁ」
『そうそう、そういうところだよねぇ、ザンってぇ』
「うるせぇな、お前もそういう所あるだろ、カイって、え!?」
今の声は絶対にカイの声だった、なんでアイツの声が?、それに今の声は
「白華からだよなぁ、」
アタナシアの言う通り意識が宿ったのか?
「おい、カイ、聞こえるか?」
返事はない、
「どういうことだ?、聞き間違いではないよな?、まだ完全には意識が定着してないってことか?」
出てきたら嫌だし、閉まっとこ
「スペースボックス、さて、ユニコーンはそろそろ死ぬ頃だよな」
回収するか
「飛行、烈風」ドガァンッ
・・・・・・・・・・・・・・・・
「ちゃんと死んでるな、剥ぐか」
アタナシアにもらったナイフほんとに使いやすいな、めっちゃ硬いって書いてあったユニコーンの角もスパッと切れるとか、あいつとんでもないもん持ってるな
「うし、換金しに行くか、空間転移」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
カラン、カラン
「すいませーん素材の換金お願いしまーす」
その日、ギルドやその区画だけでなく帝国チュトラリーに激震が走り、冒険者ヴァイスの名が響き渡ったとか、ならなかったとか
あとがき
なんか平和なのを書きたい気分で書いていたら気づいたら戦闘してました、
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます