第23話
『ご主人こんなにたくさんありがとうございます』
「そんなに嬉しいのか、まあ、それぐらい、また今度買ってやるよ」
『あの、よかったら、ご主人のステータスも見せていただけますか?』
「いいぞ、そういえば、最近全くステータス見てないな」
種族 冥嵐龍(小竜)危険度B+
名前 ヘイズ
装備 紅蓮、白華
Lv 80/100
HP 870/870
MP 600/600
攻撃力700 防御力250
魔法力300
素早さ400
[変化スキル]
《人化》
《龍人化》
《擬態》
[特殊スキル]
《世の理》
《混沌の権能》
《武の境地》
《アサシン》
《従魔スキル》(業火業炎、イグナイト、イグニス、イフェスティオ)
[スキル]
《再生》《咆哮》《威圧》《飛行》《統合武術》《気配察知》《気配遮断》《逃走本能》《道連れ》《龍鱗》《龍鱗射撃》《身体強化》《衝撃落下》 《嵐層撃》《嵐撃》《魔力制御》《魔力放出》《魔力感知》《抜刀術》《刀剣術》《獄炎纏い》《変幻白華》《刀剣変化》
[魔法]
《嵐流魔法》トルネードスラッシュ、サイクロンブレイク、瞬翼、俊足、烈風、
サンダーレイン、ライトニングブレイク、電磁身体強化、電雷槍、電雷剣
水粒化、ウォーターマガジン、ウォーターキャノン、水操作
《暗黒魔法》エネルギー吸収、毒煙、影移動、影踏み、
《空間魔法》空間転移、認識阻害、スペースボックス、空間把握、空間断裂、転送
[称号]
《混沌の魂》《残虐の魂》《異界の魂》《武の魂》《哀愁の魂》《殺虫者》《ジャイアントリキング》《殺人者》
「なんか増えてるけど、こんなもんだな」
『ご主人やっぱりあなた、おかしいですよ』
「どこがだ?、特に変なところはないと思うんだけどな」
『いや、大アリですよ、まず魂の数が多いし、スキルの数に魔法の数もおかしいですよ』
『普通魔法は種族として使える属性と、その個人の使える属性に、極稀にその個人にしか使えないという固有魔法もあります』
「つまりどういうことだ?、それに風魔法は大体の人間が取得してるぞ?」
『はい、風魔法は、とても簡単な魔法でして、使える人に教えてもらえば、習得することができます、その分風魔法は奥があるんです』
「ほぁぁぁん?」
『その感じはわかってないですね、これからしっかりと教えてあげますよ』
「それ長くなるか?」
『頑張ったとして夜明けぐらいですね』
「オレ久しぶりに寝たいなぁ」
『駄目です、それとさっき見つけた、この世界の情勢の本を読みながら授業をします』
「え〜」
『「えー」じゃない!、まずは魔法編です、』
「了解」
『さっき話したところは言いません、まず、魔法とは、魔力を使って、属性を具現化、そして操作するのが魔法です』
「そうなん?」
『はい、ご主人の嵐流魔法は種族魔法であり、固有魔法です、そしておそらく暗黒魔法も種族魔法ですね、私の蒼炎魔法も種族魔法で固有魔法です』
「ほーん」
『真面目に聞きなさい!!』
「めんどくさい、寝たい、お休み〜」
『ちょっと、ご主人!!、寝ないでください』
「うるせぇな、ふぁ〜、お前は森で寝てろ、転送」
『それは、ズルじゃないですかぁ!!』
「おやすみ〜フォティア」
Zzzzz
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
『ご主人は極悪非道です!!、私がせっかく魔法のことを教えてたのに!!』
それにここはどこですか!!、森の中でも私が見たことのない場所です
『だけどここはご主人の匂いが微かにあります』
あっちの方が匂いが強いですね
『俊足』
・・・・・
『これは、龍の巣?、それにしては、とても荒れている』
それに、この匂いはご主人とは少し違う?、でもほとんど一緒
『ご主人はここで生まれたんでしょうか?』
ですが、龍の巣なのに、龍よりとても強い、何かの匂いがします
『これは、別の龍?』
でも、別に気にしても仕方がないですね
早く、ご主人のところに行かないと、
『久しぶりに、本気で走ってみましょう』
えーっと
『蒼炎纏い、イグニス』」
ゴォォッ
『懐かしい感覚ですね、俊足、加速』
ドゴォォンッ
『懐かしい音ですね』
だとしても、あれだけの動作と、スキルの数で今の私よりもスピードを出せるなんて
『やっぱり、ご主人はすごいですね、だらけなければ、もっと良いんですけど』
私も負けてられませんね
『加速、加速、加速』
ここまでスピードを上げると、通り過ぎただけで半径10メートルほどの魔物は焼き尽くされて死んでいく、
『こうすれば、レベルも上がるし、ご主人のところにも行ける、楽ですね♪』
それにしても、ご主人は
『どれだけ遠くに飛ばしたんですか、匂いはするけど、全然進んでる気がしません』
ちょっと、ご主人に一言言いたいです!!
『考えるとイライラしてきました、ちょっと疲れるけど、良いですよね』
ちょっと、火事が起きるかもしれないけど、良いですよね、私魔物だし
『蒼炎化、不知火、加速』
ゴォォッ
『やっぱり、環境破壊は楽しいですね、こういうところが、ご主人の従魔として似通ってると思いますね』
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
その近辺の人間たち
「あ、熱い!!」ジュワッ
「え?」グシャッ
「み、水魔法を!!」ドシャッ
「死にたくねぇ」ドシュゥ
その日は「蒼い火事の日」という、新しい祝日ができ、北の帝国の歴史にこの日が刻まれた
あとがき
作者です、最近全然本編が進みません、ヘルプミー、正直、閑話書いてるほうが楽しいです、ちなみにフォティアは現時点だと、幼龍のときのヘイズより強いです
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