第三章 オホーツク海の珍獣

  紋別駅に着いて列車を降りると、テッペイ達を出迎えるように、流氷の町紋別へようこそ、と書かれた横断幕が掲げられている。

 三人はまずバスの切符売場に向かった。

「ここからはガリヤ号ってバスに乗るんだ」

 彼らの視線の先には上に「北紋バスきっぷ売り場」がある。そこには年配の女性が座っている。テッペイが声をかけた。

「すいません。ガリンコ乗り場まで高校生三枚お願いします」

「はい、お一人様200円ですので、合計600円になります」

 三人はそれぞれ200円ずつ支払い、窓口から切符を出された。

 それを手にして外に出ると、3月であるにもかかわらず、チラホラと雪が見られる。

 幸いにも雪が降っていないし晴れているから良いがとにかく肌寒い。改めて北海道の気候の厳しさを実感する。

 振り返って駅舎に目をやると、淡く紫がかっている。その前は広く開けた格好であった。

 三人は駅舎わきの「ガリヤ号乗り場」と表示された3番乗り場へ向かった。

 15時半頃にそのバスがやってきた。運転席の上にガリヤ号と表示された車両に三人は乗り込んだ。

 バスに乗ること10数分、「次は海洋交流館ガリンコ乗り場でございます」というアナウンスが流れたところでテッペイはすかさずボタンを押す。

 目的の停留所を降りた途端、アキラはもうウズウズしだした。

「SNSで言ってた珍獣が出るのってこっちだっけ……、アキラ?」

 テッペイが尋ねているというのに、見たがっていた物が見られるという期待からかただ興奮しているのか、アキラはすっかりうわの空である。

「ちょっと!聞いてるの、アキラ?」

そう言われてやっと我にかえるアキラ。

「おお、わりいわりい。なんかあれが見れると思うと落ち着かねえわ」と、彼は悪びれもしない。

「でもさ、こっちの海ってオホーツク海じゃん。せっかくだからさ、流氷見てこうよ」と、アキラとは別の意味で興味津々のエリ。

 彼らは乗船券を買い、砕氷船乗り場へと向かった。その眼の前に、オレンジ色の船体が目立つ客船くらいの大きさの船がある。

「船で海に出るってなかなかないかも。ねえテッパク、これガリンコ号ってゆうんだよね」

 エリはワクワクしながらテッペイに声をかける。

「うん、そうだよ」

「なんでなの?」

「あれをみて」

 テッペイはそう言って船首を指さす。

「あ、なんかデッカイ棒のようなやつが……」

「あれはドリルなんだ。見ての通り二本あるだろ。あれで氷を割って行くんだよ」

 三人は期待を持って砕氷船に乗り込む。

 やがてガリンコ号は大海原に向かって出航した。

 眼前に迫る巨大な白い塊をドリルで割り、ただひたすら突き進む。

 ところどころにワシやアザラシなど、いろんな動物たちも姿を現す。なのに、なぜか曇った表情のアキラ。そんな彼にテッペイはすかさず声をかけた。

「うん? どうした、アキラ?」

「なんかよお、氷と動物ばっかで珍獣ってやつが全然見えねえ……」

「そっかぁ。もしかしてここじゃないのかな……」

「だけどさ、こーんなにデッカイ氷やら動物やら見れんだよ。この際楽しも、ね」と、エリは励ますように言った。

「そうだな、このまま珍獣が見れねえなら明日は網走に行こうぜ」

 港に戻って船を降りた三人組は紋別で一泊し、翌日に備えることにした。


 あくる朝、彼らは宿を発って紋別駅に入った。

 春になったばかりで日が照っているとはいえ、この時期の北海道は空気がキンキンに冷えている。

 テッペイ達三人はホームに停まっているキハ150系に乗り込む。

 8時32分、列車はディーゼルエンジンを唸らせて走り出した。

 紋別線を逆にたどって9時21分に遠軽に到着。乗り換えまで時間があるので、三人は待合室に移動した。

「にしても、マジ寒いなあ……」

「で、ここからオホーツク号に乗るんだよね」

 少年二人が喋っている傍ら、エリは電光掲示板に目をやる。

「あと1時間かぁ……」

 彼らはひとまず椅子に腰を掛け、特急オホーツク号を待つことにした。


10時29分、青い顔のキハ283系が紋別方面から入線してきた。

彼らは荷物を持ってそれに乗り込むと、3番ホームに到着した。

「網走までならあっちだな」

三人はオホーツク5号の車両に乗り込んだ。

三人と乗客を乗せてオホーツク5号は走り出した。発車してまもなく車窓からは海が見えて来る。だが、その景色はまたすぐに緑へと変わる。そして12時20分、列車は網走駅に到着した。

改札を抜け駅舎を出ると、潮風が彼らを包み込む。

「オホーツク海……、いいな」とアキラ。

「そうだね」

駅を出るとすぐに、3人は観光案内所へ向かった。そこではパンフレットが何種類か置いてあったので、3人はそのひとつを手に取った。

「まずこれだよね」と、エリが指さしたのは『流氷』の欄だった。

三人はさっそく近くのバスに乗ることにした。目指すは砕氷船のおーろら号だ。約10分ほどで流氷砕氷船乗り場に到着する。

料金を払い、三人はバスから降りた。その目の前には大きな砕氷船があった。

「おー、これがおーろら号か……」と感嘆する三人。「乗ってみる?」とエリが提案する。

「乗るに決まってんだろ。俺はあの珍獣が見てえんだよ、マジで」

「ホントにいんの? その珍獣ってやつ」と訝しむエリ。「行ってみなきゃ分かんないだろ」と、アキラは考えもなしに先に船に乗り込んで行った。

「ったくもう……」エリは呆れ気味だ。

二人も乗船して操舵室から景色を見ることになった。アキラは興奮気味に口を開いた。

「あれが流氷か! 紋別でも見たけどおっきいよね!」

「うんうん」

流氷が間近に見えるという状況に、テッペイとエリは目を輝かせている。しかしアキラはそうではない。「でもさ、流氷もいいけどよ、俺はやっぱ珍獣が見てえ……」

そんなアキラをほっといて、テッペイはエリに声をかける。

「エリはなんか見たいものないの?」

「うーん……。あたしは動物も嫌いじゃないけど、やっぱり魚とか見てみたいな」と彼女は言った。

しかし残念ながらおーろら号では一種類の魚しか見ることができないのだという。しかも今日は波が高く船が揺れるので注意が必要だと言われているので諦めざるを得ないなと思った時だった。

「お、おい!」と声を上げたのはアキラである。

「どした? アキラ」テッペイが尋ねる。

「あれを見ろよ……、あのちっこいの……」アキラは流氷の方を指さした。二人はその方向を見やると、そこにはアザラシの姿があった。しかも一匹だけではない。数匹の群れが氷に穴を開けて上陸しているではないか!

「おーっ!!アザラシじゃん!!!」エリも興奮を隠せず叫ぶ。

その時である。

白いこぶのようなものが、海上に姿を現した。テッペイ達がここへ旅立つ前にSNSで見た写真と同じものだ。「もしかして、あれが珍獣ってヤツ?」とエリ。

「そうじゃねえか!?」とアキラ。

アザラシの群れが氷から距離をとった瞬間、それは現れた。流氷の下から出現したそれをよく見ると、もう一つ小さなこぶがある。

そのこぶらしきものがパカっと開いたかと思えば、何と人が姿を現すではないか。

年恰好などはわかりにくいが、その人はメガネをかけている。「ねえ、あれって人間じゃない!?」と言いつつも、エリは興奮気味だ。

「まさか……。ほんとに珍獣!? しかも人だ!!」とアキラも驚きを隠せない。

そんな珍獣たちをもっとよく見ようと、三人はデッキに上がり双眼鏡で観察する事にした。その人はこちらに向かって手を振っている。「おいおい、こっちに手振ってるぜ!」

「ホントだ。なんか嬉しいな」とエリも笑顔だ。

だがその人の後ろにはアザラシが迫っていた。大きな口を開けているアザラシに気づいたのだろうか、その人は慌ててこぶのようなものの中に戻り、小さい方のこぶを閉めてしまった。アザラシは、大きくジャンプしその人を追おうとしたが、時すでに遅し。結局その人に噛みつくことはできなかった。

「すげえ! マジで珍獣だ!しかも人だぜ!」とアキラは大興奮である。

「確かに凄かったな」とテッペイ。

エリも珍しく興奮気味に口を開いた。「あのこぶの中にいた人ってどうやってあんな所まで来たんだろう!?」

そんな会話をしているうちにおーろら号は網走の港へ戻って行く。エリは今日のことは一生忘れないだろう。

おーろら号を降りたた三人は、その後網走駅前までバスで戻った。

「今日の予定はどうする?」とエリがテッペイに尋ねる。

「そうだねえ……、今晩の夜行で札幌に向かうけどまだ時間あるし・・・・・・」とテッペイは言った。

3人はバスを降りた後、3人は紋別の町中へ散策に出ることにした。駅前から延びる通りはちょっとした商店街のようになっている。

「それにしても広い町だね」とエリは辺りを見回す。

彼女はまだ北海道に来て間もないので、辺りをキョロキョロと見回している。

「まあ、夏になったらもっと暑くなるからな」とアキラが言う。

その時である。

テッペイがあるものを見つけたのだ。それは商店街にある魚屋さんで売られている干物であった。

「見て!珍しいお魚がいっぱい!」エリはさっそく食いついたようだ。「ねえねえ、せっかくだから何か買って行かない?」と目を輝かせるエリ。

「そうだね。せっかく来たから買って帰るか」とアキラは答えたが、テッペイは少し考え込んでいる。

「どうしたの?」と尋ねるエリに、彼はこう答えるのであった。

「いや……、何かいつもそんな感じで買いすぎる気がしてさ……」

三人はしばらく悩んだ後、結局買うのはやめた方がいいという結論に至った。そこで彼らはそのまま通りを奥へと進むことにした。すると何やら人だかりが見えてきた。

「ねえ、あそこにいる人たち何やってるの?」エリがテッペイに聞く。

「ん?どれどれ?」とテッペイは人だかりの先頭を見た。

そこには観光客らしい2人組の男女がいた。

「何かやってるのかな?」とエリ。

「なになに、なんかくじ引きやってんのか?」とアキラも人だかりの先頭に目をやる。

「行ってみよっか」とテッペイが提案し、3人は人だかりの最後尾に加わった。少しすると係員の合図と共に箱が開いたようだ。

2人の男女は中から一枚の紙を引き当てた所だ。よく見るとそれはペア割引券のようだ。男女はニコニコしながらどこかへ去って行く。

「なるほど……、くじ引きでペア割引券が当たるんだね」エリが声を上げる。

「ま、そういうことらしいな」とアキラは言う。

結局彼らはそのくじ引きには参加しなかった。そして人だかりの先頭まで来たテッペイ達はそこで何が行われていたのか理解したのであった。それは、観光客たちがワイワイガヤガヤと盛り上がっているところだった。テッペイ達がそこへ到着すると、ちょうど景品の陳列が終わったようだった。係員は一眼レフのカメラを取り出し、写真を撮っている。

「あの人たち、くじ引きやってるの?」とエリが尋ねる。

「そうみたいだね……」とテッペイも同意する。「だけどちょっと難しそうだね」

彼らの視線の先には何人かの人だかりがあるものの、皆ひっきりなしに声を上げている。どうやらペア割引券が当たる確率はかなり低いようだ。だがそれでもチャレンジする価値は十分あるだろう。なにせ珍獣が見られるかもしれないのだから!

「ねえねえ、せっかくだからやってみない?」とエリはワクワクしている。

「もちろん!」とテッペイも乗り気だ。

「しょうがねえな」とアキラもしぶしぶといった表情で同意した。

3人は人だかりの先頭まで行き、係員にチャレンジしたい旨を伝えた。すると係の人から「ペア割引券が当たる確率は低いですがいいですか?」と言われたので3人は迷わず了承した。

そして彼らは1回500円のくじ引きに参加する事になったのである。エリは財布から500円を取り出し係員に渡す。係員は抽選箱から一枚の紙を取り出した。

彼女は緊張しつつその紙を受け取ったが、なんとそれはペア割引券ではなかったのだ! ガッカリした表情のエリだったが、それでもくじ引きを体験出来ただけで十分だと思ったようだ。

次にアキラがチャレンジすることになったのだが……、なんと彼が引いたくじは大当たりだった! 係員からはおめでとうございまーすと言われ、彼は景品が入った小さな袋を受け取ったのだった。中には立派なジンギスカン鍋が入っていた。

次はエリだが……。「テッペイ、これ見て!大当たり!!」と嬉しそうな声を上げた。

彼女が引いたのは景品の目録だったのだが、その中に気になるものがあった。それは『オホーツクの流氷』という文字である。

「なにこれ!?」とエリは興味津々だ。

「おい、どうした?」アキラがエリに尋ねた。

「なんかオホーツクの流氷って書いてあるよ」と彼女は答える。そしてテッペイが口を開いた。

どうやらオホーツクの流氷というのは北海道紋別市にある博物館でのみ展示されているらしいのである。しかしそこは、網走から離れているし、そもそもスケジュール的に無理。ということで、 3人は残念な気持ちで諦めることにし、再び通りを進むことにした。「とりあえずどっかで飯でも食うか?」とアキラが言い、3人は網走駅へ向かう。駅の周辺を散策していた時、エリは気になるものを見つけたようだ。

「ねえ、あそこのお店行ってみようよ」彼女が指さす先には『流氷屋』と書かれていた。

「なんだこれ?」とアキラは興味深々に反応する。「何か面白そうだな」

3人は店内に入り席に座ったのだが、注文する際に店員にこう言われた。

「3人様ですか?」どうやらこの店では数人以上でなければ流氷を食べる事は出来ないらしいのだ。そして店側が言うには流氷を楽しめるのは夕方からだけらしい。

仕方がないので3人は先に夕飯を済ませることにした。

夜になり、流氷屋へ向かい3人は席についた。まず3人の目に入ったのは、ガラスケースの中に並べられた流氷だった。それらは全て綺麗に切り分けられているものの、まだ生きているかのようにキラキラと光っていたのだ。

テッペイがまず注文したのはカニ雑炊である。彼はカニといくらが入った豪華な一品を注文したようだ。

次に注文したのはアキラが注文した定食セットである。彼はホタテの刺身と、鮭の焼き物、そして厚切りのジンギスカンがセットになった定食を頼んだ。

最後にエリが注文したのは味噌ラーメンだった。彼女はトッピングとしてエビ天とチャーシューを追加したようだ。

3人はそれぞれ流氷を食べることに夢中になっていた。カニ雑炊を食べるテッペイは、その美味しさに感激しており、アキラに至っては食べながらもスマホで流氷を撮影し、SNSに投稿していたようだ。

そしていよいよエリの味噌ラーメンが運ばれてきた。彼女は一口食べると思わず声を上げた。「なにこれ!?凄いおいしい!!」とエリは大絶賛だ。

味噌ラーメンを食べ終えた3人は、会計を済ませ店を出た後再び通りを歩き始めた。流氷屋を出た後にテッペイが腕時計をみていう。

「7時か……。夜行までまだ時間があるな」

「それで札幌に向かって新幹線でかえるんだよね、東京まで」

と、エリ。

「うん、そうだよ」

「夜行って何時だっけ?」

「10時発だから、9時半に駅にいる感じでいいと思う」

「うーん……。どっか時間潰せるとこねえかなあ……」

と悩むアキラ。そこでエリがある提案をした。

「ねえ、カラオケ行こうよ!」

「おっ、それ賛成!!」とアキラも賛同した。

3人は最寄りのカラオケボックスに入ることにした。ここは北海道でも有名なチェーン店であり、部屋数もかなり多かった。3人はそれぞれ好きな曲を歌い始める。最初に歌ったのはテッペイだ。彼はバンド・オブ・ブラザーズの『ダブリュ』を熱唱した。ちなみにアキラはマイケル・ジャクソンのナンバーである『ビリーヴ』を歌ったりしたが……。

次に歌ったのはエリだ。彼女はジブリ映画『君をのせて』の主題歌を歌った。「この曲聞くと空飛べる気がする」と彼女は話した。

そして最後はアキラである。彼が歌うのは、クイーンの『ボヘミアン・ラプソディ』だった。ちなみに彼が一番好きな曲は同じくクイーンの『ウィ・ウィル・ロック・ユー』だとのこと。カラオケを楽しんだ3人は店を出る事にした。時刻は既に8時半になるところだ。3人は網走駅に向かう。駅に着いた後、3人が改札を抜けてホームへ向かうと、既にそこには列車の4灯ヘッドライトが見えた。青い顔のキハ183系だ。

「お、そろそろ電車来るっぽいな」

「よし行こう!」

列車は7両編成。車両は白の地で窓の下に青いラインがついている。

前の3両と後ろの2両は普通座席車。中程の2両はなにやら雰囲気が少し違う。なぜならその車両は、元はブルートレインの客車だからである。その車両も含めて車体の色が統一されている。

3人は客車のほうに乗り込んだ。その車内は、全体がクシェット(簡易寝台)である。切符に記載された彼らは早々に荷物を置く。

そして発車してから少し経つと車内アナウンスが流れた。

3人を乗せた列車はゆっくりと走り出したのだった。

「さあ、いよいよだね!」エリが言う。

「ああ!楽しみだぜ」とアキラも答える。

そして列車は定刻通り22時に網走駅を発車したのだった。

そして車内放送が流れ始めた。車掌のアナウンスはこう伝えている……。『ご乗車ありがとうございます。この列車は急行知床号札幌行きです。えー、列車は7両つないでおります。」

「これ特急じゃないんだね」とエリが言う。

「そうだ、急行だ」とテッペイが補足する。

『知床号』という列車の名前の由来はアイヌ語で『地の果て』を意味するシリエトクという言葉から来ているらしい。『知床』は北海道の北端、そして『地の果て』を意味するシリエトク。まさしくその二つが合わさった列車が、この列車なのだ。

知床号は漆黒の闇の中を、札幌に向かって西へただひたすら走る。列車内は至って静か。ガタゴトと音が聞こえるだけである。車内には暖房が効いていて暖かく快適だ。

「あー、気持ちいい」とエリは嬉しそうだ。しかしアキラは少し不満そうな表情を浮かべている。

「どうした?なんか具合悪いのか?」

テッペイが心配そうに尋ねる。するとアキラは答えた。

「いや、大丈夫だよ。それより明日は早えからよ、さっさと寝ようぜ」

「そうだね、もう遅いし」

このあと、3人はそれぞれの寝台で一眠りし、明朝に備えた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る