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放鳥

放鳥

夢月七海

おすすめレビュー

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★★★
★14
5人が評価しました
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本文ありのおすすめレビュー

  • 泡沫 希生
    907件の
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    ★★★ Excellent!!!

    グッドラックバード。その鳥を箱から放してはいけない。なぜなら――

    語り手である「父」は、幼い頃、両親と訪れた異国で、変わった小箱を買います。
    その小箱はポケットに入るくらい小さいのに、耳を澄ますと鳥の声がします。
    興味が惹かれ、「父」は箱を買いますが、その際にあることを伝えられます。
    「ネバー、ネバー、リリース」(決して、決して、放さないで)と。

    3000字以下と短いながら、ちょっと不思議でちょっと怖い、そんな世界が広がっている、良質な短編です!
    終わり方がとても良く、物語の中に引き込まれました。

    • 2025年2月4日 11:52