第2話



 俺は叫ぶ。脱衣所の鏡を見て


 いつもの姿の男らしい姿とは全く違う姿、父さんに似ていた姿は、母さんと同じ似た顔立ちにストレートな黒髪


 そして、ある種の者たちが喜びそうな大きさのおっ〇いそれを見て唖然と鏡の前に経つ



 思考が追いつく暇がない程に固まって再起動を試みている時に、脱衣所に母さんが現れる。



「え?あなた誰なの?」



そう言われて、俺は



「か、母さん!!俺だ助けてくれ!!」

「……もしかして一葉なの?」

「っ!!そうだよ。俺だよ一葉だよ。母さん!!信じられないかもしれないけど、起きて鏡見たらこうなってて――」

「あんた可愛くなったわね。母さんの学生時代にそっくりよ。それに……」



 そう言われてジッと胸の辺りを見られて一言



「胸私よりも大きくなったわね♡」

「いや!それはそうだけども、これどうにかならないかな!?」

「そうね。まずは学校の方に連絡して今日は休みを貰いましょ?私も色々と手続きとかやらないといけなさそうだから、色々回るわよ。」

「そ、そうだね。まぁとりあえず顔洗って飯の支度と着替え……どうしよ男物しかないから……」

「私の貸してあげるわよ。あとブラもつけなさいな、合うかどうかは変わらないけどないよりかはましよ。」

「う、うん仕方ないからそうする。」



 そう言って俺は、歯磨きと顔を洗って母さんと一緒に部屋に行き、服を着る。勿論母さんに胸を揉まれた。


 ちょっと変な気分になったのは内緒だ。


 それから、妹の瑠璃が起きてきて「お兄ちゃんがお姉ちゃんになってる!!可愛い!!」なんて言われて抱きしめられた。感想も頂きましたともええ、「モチモチしてお姉ちゃん気持ちいい」と俺の膝に頭を乗せてそう言った。


 それからの俺は慌ただしく色んな所を母さんと車で駆け巡ったよ。ええほんとに肉体的にも精神的にも疲れるぐらいに、そして半分程の住民票やら保険証の再登録に、政府でのそういった対処


 そして、今日最後に感染者リストでの登録とその当分の補助金も貰う事になりましたとも、このお金で服やら女性としての生活で必要なものを買うということなのだろうが、これが多かったよ。


 なんと半年に支給される補助金なんと〇00万円ときたよ。いやありすぎてなんとも言えないからね?


 そんなこんなで、今日は怒涛の一日でした。そして今日の学園では




 ◆◇◆




「一葉くん、来ないね。」

「ほんとだね。何かあったのかな?」

「俺との頃にLINE来てたけど、みんなに伝えてくれって来てた。『すまん、ちょっと身体的なモノで母さんと色々回らないと行けなくなったから今週どうなるか分からないから、みんなに伝えといてくれ。それじゃあ』だそうだぞ?なぁ?もしかしてあいつ」

「身体的って部分が如何にもだよね。まぁその内また連絡来るでしょう。なぁ辺里ちゃん」

「私は、一葉くんのお母さんみたいになってることを祈っておくよ。そしておっ〇いを揉ませてもらう……」

「いやそんな真剣マジなトーンで言わんでも、まぁ私も可愛かったらいいな〜」

「俺は!!ーーー」

「「「「あんたが言うな!!」」」」

「……はい」



 そう言ってみんなは期待をふくらませて色んな妄想をする。


 やっぱり黒髪ロングがとか、胸はEだと何故か今回の話題は一葉がどんな姿になって帰ってくるかを当てるゲームをしていた。


 それが強ち当たっていたということは、一葉が学園へ来た時にはっきりと分かるのであった。




〈あとがき〉


TS病って漫画や小説の中でよくみるけど現実で起きたら、マジでパニックになりそうだよね。


余談だけど、性別とか変わるならアイドル級の見た目になれたなら最高にもてはやされること間違いない!!(願望)


次回の更新、未定です( ¯꒳​¯ )ᐝ

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