革命学園
@kakumeisclool
第1話
一話 入学
ピピピーピピピー
静かな部屋の中でひっきりなしに目覚まし時計が鳴り響く。
ベットには少年が寝ていて目覚まし時計の音にうんざりするような表情を浮かべている。
ついに痺れを切らしたのか彼は手当たり次第に手を動かし、目覚まし時計の位置を探りだした。
ベットの淵の少し段差のある部分に指を這わせる
ついに目覚まし時計の位置を見つけ、止めようと鈴に手を乗せる。
ゴトン!
勢いよく額に目覚まし時計が落下した。
「いったあ…」
物理目覚ましとも言わんばかりの衝撃に半ば強制的に起こされた少年ー水蓮レイはベットからおり、少し寝ぼけた眼差しで、うつうつと歩き、部屋から出る。
眠気を感じながら廊下を歩き、ドアノブの壊れたリビングへと繋がる扉をガチャガチャと、動かし開く。
様々な事情から家に両親のいないことに少しの寂しさを感じながら、徐に冷蔵庫を開き、卵を2つ取り出し、キッチンに置いた。
引き出しからフライパンを取り出し、慣れた手つきで油を垂らし、卵にヒビを入れフライパンに割卵し、卵の中身を落とす
蓋をして、焼き上がる間に戸棚から食パンを取り出し、トースターに入れる。
洗面台の前に立ち、手のひらから水を形成し顔に当て、少し濡らしたあと洗顔剤を取り手に乗せ顔を洗う、そしてもう一度水を形成し流す。
焼いていた目玉焼きを皿に移し、トースターからパンを取り出しバターを塗る、机の上に置いて、食べ始める。
なんの変わりばえもない日常だが、彼にとってこれから始まる新たな日常だ。
おもむろにテレビをつけるとそこには能力者に対するヘイトスピーチについての特集が放送されている。
それをしばらく見つめ、彼はうんざりしたそぶりでテレビの電源を落とした。
朝食を食べ終わると真新しい制服を慣れない手つきで着始めた。
白いシャツの袖に腕を通し、下から順番にボタンを閉め、ズボンに足を通し履くと、ベルトを取り出し腰に巻く。
ハンガーにかかったブレザーはシワがほとんどなく
襟には白いラインが入っており、胸ポケットには雫を彷彿とさせる模様の刺繍が入っている。
ブレザーをハンガーから取り羽織る、新品ということもあり、腕は少し曲げにくい。
学園から支給された雫の形をしているキラキラとしていて宝石のような物のついたヘアピンで髪をとめる。
どうやらこれがマークというものらしい。
一通りの準備を終え、カバンを背負い玄関えの廊下を歩く。
玄関前て、青いラインの入った白いスニーカーを履き、玄関のドアノブに手をかける、彼にとって思い出したくもない中学生活の毎朝の始まりだったドアノブだが、今日それを握る手に込められた思いは苦しみではなく、新しい日常への希望だった
何を隠そう今日は高校の入学式だ、中学の頃の陰鬱とした思いを振り払い高校生活への思いを馳せながら彼は玄関を出た。
第一限目入学式
レイの家から駅までは徒歩30分とそれなりに遠いため自転車で駅まで行き、そこから電車で行くという通学路を申請していた。
マンションのエレベーターに乗り1階のボタンを押す。
「ガコン」
少しの揺れと共にエレベーターが動き出す、レイ以外に乗っている人はいない…といっても、エレベーターに乗る寸前までは他に1人いたのだが、レイの顔を見てそっと階段を使って降りて行ってしまった。
それも能力者であることのお決まりと言えるのかもしれない。
「チーン」
チャイム風の音と共にエレベーターが1階に着き、扉が開く。
たるんだカバンを背負い直し、エレベーターから降りる。
これまで中学生だったこともあり、乗ることは愚か、ほとんど行く機会すらなかった駅に手慣れない足取りで向かう。
定期を改札機にあて、駅構内に入っていく。
「次の4番線は〜陶板行き〜快速〜」
テレビドラマなんかで聞き慣れたようなアナウンスが流れる。
外に出ることをあまり好まないレイにとってテレビは、一番身近な娯楽だった。
ホームには通勤ラッシュということもあり、数えきれない人がそれぞれの列に並び電車を待っている。
「プシュー」
電車のドアが開く、そしてそれと同時に大勢の人々が電車から出る。
ある程度できったのち、それまでに並んでいた人々が入り出す。
それに合わせ、レイも入っていく。
車内は人で溢れ、まさに圧迫という言葉を体現したかのような空間になっている。
そのくるしさとは裏腹に、これだけの人々がいることで、能力者という事実が周囲には気づかれていない。
「キキキーー!」
ブレーキの音と共に電車が停車する。
あまりメジャーな駅ではないのか、降りたのはレイを含め、同じ学園の制服を着た数名だけだった。
案内表示を頼りに、学園に向かっていく。
駅から学園はかなり近く、3分程度歩くと敷地内に入れる門が見えてくる
私立革命学園、国内でも数少ないの能力者の積極的な受け入れをしている高校、高校の割に敷地面積がかなり広く、俗に言う学園都市といったところだ。
みたところ5メートル程の大きさのアーチ状の校門が学園の前に聳え立っている、開校以来それほど時間が経っていないこともあり、レンガは傷が少なく、金属でできたアーチ部分にも錆びた箇所はほとんどない。
学園の周りを一周する3メートル程の塀は、差別に満ちた社会との隔絶を思わせる。
校門をくぐり校舎へと繋がる並木道を歩き出す、桜の花が舞い落ち、いかにも入学式のムードを引き出している。
「今日からここが…」
思わずレイの口から言葉が漏れた。
「君、新入生?」
聞き慣れない声が後ろからレイに向けて放たれる。
思わず振り返ると、身長の高い女の人が立っている、赤い髪をしており、腰のあたりまで伸びた髪がロングヘアとしての気品を醸し出しており、髪についた炎を模した髪飾りから、彼女が能力者であることがわかる、また、腕についた腕章が、彼女のこの学園における地位をものがたっている。
「はい、新入生です」
春休みの間ほとんど引きこもっていて人と話していなかったこともあり、ぎこちない声音で返事を返す
「そんなに緊張しなくていいよ、ちょっと気になっただけだから」
「あ…はい、ありがとうございます」
またもぎこちない返事を返してしまう。
「ふふ、君の雰囲気を見てると私も初めてここに来た日を思い出すよ」
その語りかけにどう返していいか分からず、少しの間沈黙が続く、その雰囲気を察したのか彼女が口を開いた
「ごめんごめん、入学初日から先輩に話しかけられたりしたら緊張しちゃうよね、私の名前は咲宮炎花、この学園の生徒会長をしている者だ、何か困ったことがあれば私を頼るといい、それじゃあまたいつか」
そういうと彼女……咲宮炎花は颯爽と歩いて行ってしまった。
「あ…いっちゃった…」
あまりに突然の出会いだったためにレイは少し当惑した。
それからさらに校舎に向かって歩く、全部で7つの館から構成される本校舎は圧巻という言葉の似合う風貌だ。
そんな校舎の昇降口に新入生のクラスを示す張り紙がされている、張り紙に近づきクラスごとの列を指さしながら自分の名前を探す。
「えーと…あった、水蓮冷、一年c組か」
自分の番号を数回反復して、校舎内に入っていく。
昇降口には下駄箱が七列ほど並んでいて、それぞれのクラスのエリアに札がついている、その中から一年c組の札がされている右端の列まで歩く。
真っ白に整えられた床を一歩一歩踏み締めながら、自分の下駄箱に向かう。
下駄箱は少しくすんだ白色をしており、まだ傷が少ない、自分の番号の扉を開き、履いてきた靴を脱ぐ、そして2足の靴を片手で掴み、まだ何も入っていない下駄箱に入れ、蓋を閉め、カバンからビニールに入った上履きを取り出し、地面に置いて履く。
何度か足を地面にあて、靴の位置を調整する。
廊下に出ると壁に学園全体の地図が表示されているモニターが目に入る、すぐさまモニター歩み寄り、自らの教室の位置を確認して歩き出す。
廊下の天井には透明な板がついており、そこに光の文字で注意書きや案内表示が映し出されている、まさに最先端の学校と言えるだろう。
昇降口から左に曲がり、一年棟のある方向に向かう
階段を登り、3階まで階段を登る
3階に着くと、すぐそこにcクラスの教室が見える、扉に表示されている名簿に、自分の名前があることを確認し、教室の中に入る。
少し早い時間に登校してきたこともあり教室内には人が少ない、みたところ半数程度は髪にピンがついていることに少し当惑するとともに安心感を覚えた。
黒板に張り出された席順を見て、自分の位置を確認する。
入学初日当日ということもあり喋り声はほとんど聞こえない、というよりもレイと同じように学校というものに良い印象がない能力者も多いからかもしれない。
自分の席の元までいき、カバンを机のうえに起き、椅子を引いた。
「ギギギ」
小中の椅子と作り方が違うこともあり少し聞き慣れない音が静寂の中に響く、それと同時に数人がこちらのほうに目を向けたが、すぐにそこから目を逸らした。
そのまま席に座り、位置を調整する。
「トントン」
後ろから肩を弱く叩かれる。
後ろを振り向くと黒に黄色のメッシュが入った髪をした短髪の少年が少し微笑みながら、こちらに顔を向けていた、髪に雷を思わせる装飾のついたヘアピンをつけていることから彼も能力者であることがわかる。
「なんかちょっと雰囲気暗くない?」
少し周りを気にするような音量で聞いてくる。
「まあ、それは俺も思ったけど…」
レイも少し小さめの音量で返す。
「だよな…あ、そうだ、まだ自己紹介してなかったな、俺は虎谷ライガ、見ての通り君と同じ能力者だ」
少し楽しそうに、自分の名前をいう。
「君は?」
首に手を当て、質問を返した。
「俺は水蓮レイ、君の言うとおり能力者だよ」
全人口のうち3パーセントしかいないという能力者がこれだけ集まっていることもあり、自分が能力者であることを気にすることなく会話できることがレイにとっては少しうれしかった。
「にしても、この学校設備えぐいよな」
辺りを見回しながら、ライガが口を開いた。
確かに、この学校の設備はものすごい、いくら私立だからと言ってもここまでの設備を取り揃えるのには相当な予算がいることだろう、学園内の随所に見られるモニターやスクリーン、ジムにコートにカフェテリア、なんならちょっとした商業施設まである、それに、空中に映像が投影される技術までもが搭載されているという、ここまできたら逆にないものを探す方が難しいだろう。
「ほんとにね、まるでフィクションだよ」
「さっき研究棟って書いてある建物があったんだよ、後で見に行かね?」
両腕を組んで机の上に乗せこちらの方に身を突き出して少し興奮気味に、ライガが話す。
「いいよ、でもそんなに今日時間あるかな」
期待を潰してしまうようで悪い気もしたが一応言う。
「そっか、確かにこれから入学式だしな、そしたらまた明日行こうぜ」
少し寂しそうなそぶりをしたが、すぐに明るさを持ち直した。
「ガラガラガラ」
教室の戸が開き、教師と思われる人が入ってくる。
そのまま教団の上にあがり、真ん中えと進む、教卓の前に立つと教卓に手を乗せ、話し始めた。
「まだ数人ついていないからもう少しだけ待っていてくれ、学校だからと言って無理に静かにしようとしなくていいぞ、好きに話してくれて構わないからな」
そういうと、教師は一度メモ帳のようなものを取り出し、何か確認をしたのち教室から出ていった。
「さっきの人がうちのクラスの担任かな?」
すかさずライガがレイに話しかける。
「多分そうじゃないかな、このタイミングだし、優しそうでよかったよ」
「確かに優しそうだったけど…優しそうな先生ほど怒ると意外と怖かったりするんだよなー」
そういうと、ライガは机に肘をたて、顎を、手のひらと上に乗せた。
「確かにそんなイメージあるかも」
意見に賛同するようにレイが返す。
改めて辺りを見回すと、かなりクラスメイトが揃ってきている、こう見てみても、やはり能力者が多い、なんなら一般人よりも多いのではないのだろうか、そう思うほど教室内は、能力者で溢れているもはや能力者でない人を探す方が難易度が高いだろう
「そういえばなんか部活入ったりする?」
机に肘を乗せた姿勢のまま聞いてくる。
「今のところ特に決めてはないけど」
「そっか、実を言うとおれも意外と決めてないんだよなー」
そういうとライガは両手を頭の後ろで組み椅子をこねた。
教室内を見渡すとすでにほとんどの生徒が席についている、周りと話している人もちらほらいるようだ。
「あ、もうほとんど人揃ってるっぽいしもうそろはじまんしゃね」
そういうとライガはこねていた椅子を地面に落とし、レイに前を向くように身振りをした。
ライガの身振り通り前を向き直し、始まるのを待つ。
「ダダダダ」
廊下を走って来る音が聞こえる。
「ガタン!」
力強く戸が開くと、息を切らした少年が教室に入ってきていた。
身長は170センチくらいだろうか、黒い髪をしていてしっかりと制服を着こなしているヘアピンや制服の模様がないことからおそらく能力者ではないのだろう。
「ギリギリ…セーフかな…」
息を切らしながら呟く、すると後ろから先ほどの教師が入ってきた。
それを見ると彼は少し慌てて自分の席と思われる、唯一空いている席についた。
「これで全員揃いましたね」
再び教卓の前についた教師が話し出した。
「そしたらこれから出席番号順に廊下で並んでもらって、体育館の方まで行くのであとは流れで座ってもらう感じで、入学式はそんな風に、終わったら指示に従ってこの教室まで戻ってきてね」
と、入学式の一連の流れを話した。
教師の言うとおり廊下に並び出し、体育館へと向かう、体育館は一年棟から最も近い位置にあるということもあり、思っていた以上にすぐに体育館に着いた、体育館の裏側の入り口に立ち、自分たちのクラスが呼ばれるのを待つ。
少しずつ列が進んでいき、ついにこのクラスの入場の番になった。
先頭に立っている教師について行き、体育館に入る。
中には全校生徒が座っており、かなり賑わっているように見える、だが、学校の性質的にも、世の中の情勢的にも、保護者は一般的な学校よりも少ないように見える。
体育館内を進んでいき、あらかじめ用意されていた席まで歩いて行き自分の位置で止まって座る。
後ろのクラスも同じように入場して行き、レイが着席してから5…6分程で全ての一年生が入り切った
はじめに2.3年生の校歌が入り、その後一年生の名前が順番に呼ばれていく。
レイにとって、というよりもほとんどの生徒にとって退屈な時間が続き、その終わりに校長先生からの話という一般的に最も退屈と言われるパートで入学式は終わろうとしていた。
ー ー
校長の話はほとんどが記憶に残ることはなかった。
いくつか覚えていたこととして、今現在能力者に対する差別が世間に蔓延っていることがあるがこの学園ではそれを覆す目的を持っていることから、学園内で差別を気にかける必要性はないということ、能力者に課せられている特別講習は、しっかりとした必要性を加味した上で行なっているので了承してほしいということ、能力者のランキングはその副次的なものであるということ、反能力者勢力という過激派組織が本校の生徒を襲撃したケースが数件あるため気をつけてほしいということ。
それくらいだった。
教室に戻ると早速先ほどの教師が自己紹介をした。
「俺の名前は西原文也、このクラスの担任を務める、一応言っておくが、見ての通り俺は能力者じゃない、みんな知っていると思うが、この学園内では原則として能力者は自身の能力を象徴するデザインをしたアクセサリーをつけるというものがある、制服についた刺繍も同じだ、教師の中にも能力者の人は多い、おそらく見ていればわかるはずだ、少し話が逸れてしまったが、好きなものはりんごと赤いお稲荷さん、25歳だ、みんな何か質問とかあるかい?」
しばらくの沈黙が流れると、気まずさからか話題を切り替えた。
「そしたら入学式関係は一旦終わりだ、ここからは能力者用の特別講習のオリエンテーションと、テストがある、一般生徒はここで帰宅、もしくは図書室なんかに行ってくれ」
特別講習、能力者だけに用意された特別な単元、詳しい内容は公開されていない…というよりも公開こそされているもののあやふやに表現されているというのが正しいだろう。
能力者の技能を幅広く伸ばし、本人それぞれの特性に向き合う〜と言った具合だ。
詳細なカリキュラムなんかは開示されてない、ただ、それを気にして別の高校を選べるほど能力者の形見は広くない、一体どんなことが行われるのか見たところ気にしているもの半分、楽観的なもの半分と言った具合だ。
西原の指示に従い西特別棟と呼ばれる施設に向かう
一年棟、二年棟、三年棟それぞれの間を移動するために設置されている渡り廊下を通り、三年棟に着くと、1階までおり通路通りに進み西特別棟に着く
西特別棟はまさに最新型の体育館という言葉が似合うような外観だ、白を基調とした長方形でところどころに青いラインが入っている屋根はよく見えないが、はみ出た部分がないことから平らなことがわかる。
入り口は自動ドアになっていた。
「うおー」
レイよりも早く入った生徒達の感嘆の声が聞こえる
それから少しして、ようやくレイも施設内に入った
とたん後ろに並んでいたライガが。
「すげぇぇ」
と人一倍大きいリアクションをした。
中にはテニスコートほどの大きさに、四方がガラス張りになったものが四隅にそれぞれ配置されている、中でも特に目を引いたのはそれぞれのコートに配置された人型ロボットだ
この情景だけでなんとなく特別講習の内容は容易に想像ができる。
全ての生徒が入り切ると、教員達が説明を始めた
最初に体育教師風の体格の良い、見たところ20代後半ほどの教員が話し始めた。
「これから君たちに特別講習オリエンテーションを始めさせてもらう」
やけに仰々しく言い放つとこう続けた。
「特別講習では各々の能力を使い戦闘訓練を行なってもらう、簡単に言えば体育の授業の延長のようなものだ」
戦闘訓練、その言葉が何を意味するかはいうまでもないきっと僕らは差別からの解放と引き換えに、この対価を払ったのだろう。
沈黙がそれを物語っていた
そんな沈黙をかき消すように教師がもう一度話し始めた
「これから君たちにはそれぞれのコートに入ってもらい、それぞれに配置された訓練用ロボットと模擬戦を行ってもらう、今回の模擬戦の成績次第で今後に関わって来るから、しっかりと取り組むように」
そういうと、体格のいい教師は自分の仕事は終わったと言わん場がに後ろを向いてはけていった。
すると、すかさず小柄な教師が前に立ち、補足を始めた
「といってもみんな能力を使って戦ったことなんてほとんどないと思う、でも安心してくれ、能力者は自らの能力の使い方、戦い方を感覚的に知っているという、もちろん個人差こそあるが、たいていの場合は大丈夫だろう、戦闘に向かない適正の場合もあるから、そう言った場合は教えてくれ」
そう言うと小柄な教師は律儀に礼をしてはけていった。
それから数分後、模擬戦の準備が始まった。
クラスごとに集まり西原が模擬戦の諸注意をし、参加の順番を発表した
「まじかよ…」
なんとも運の悪いことに、レイはcクラス最初の模擬戦参加者となってしまった。
指示の通りコート内に入ると奥にスリープ状態と思われる模擬戦ロボットがいる。
「ビー!」
合図となる音と共に模擬戦が開始された。
ロボットが起動し起き上がる。
それはレイにとっての学園生活が始まる音でもあった。
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