エピローグ

 手足の生えた校舎は、天使恩人によって粉々になった。この影響で、地上に亀裂が現れることはなくなった。


 しかし、あの黒幕と、巨大なワームホールと化した校舎が、消滅した後でも空の亀裂は時々現れるようになった。


 生徒はリモートで授業を受けていたから無事だったし、先生たちも自宅から授業をしていたため無事だった。


 登校したのは僕だけらしい…


 数日後、天使は、脇腹の傷も治り、体内の魔力も1/10ほど戻って来ていた。心なしか、前よりも明るく、生き生きとしている。


 "家族"はまた一段と賑やかになった。


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 『…続いては、天気予報です。天気は晴れ、時々モンスター、最高気温は23℃前後と予想されています。改良型全自動モンスター撃退装置繰り返し使えるがあると心強いでしょう。…只今、速報が入りました、VRMMOの技術がついに実g……』







「今日は、晴れ時々モンスターか…」










         fin












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