EP8 盗賊イベントで私はかっこよく参上!
「ミクロ!!そこに行ったぞ!」
「はい!」
いま私は父と一緒に森周辺の魔物を退治しているのだ。
実戦経験も必要だとのことで、楽しみにしていたが
いざ魔物とやりあってみると、手ごたえがないというか、、、
何かものたりねぇ、
私が強すぎるだけ???
あ、そういえば夜のほうが強い魔物が出るんだっけ・・・?
「よし、ミクロ凄いな、純粋に考えるともう父さんより強いぞ」
「私も頑張って鍛錬してますからね!」
もうこのあたりの魔物は大体一掃したな
大体が数秒で終わってしまう。
タイムブースト、、使えるぞすごく!
これしか使えないけど何とか生きれる気がする
「今日はここら辺にしておくか、戻るか?ミクロ」
「はい」
もう少し戦ってみたい気持ちはあったが、まぁ手ごたえがないんじゃあ暇だけだ
あとで夜こっそり抜け出していってみようかな?
てか、私、剣が凄い軽く感じる。。
気のせいか!
夜____
こぉーっそりぃー。
こんばんは諸君、今私は父と母が寝た今ちょっと外に抜け出そうとしているのだ。
ふっふっふ、私ってば悪い子♡
よし!森までこれた!
森の奥へ行き周りを見る
あれー?魔物が全く見当たらないなぁ、気配すらないや。
うーん、どうしたものか。
あ、そういえば、今日父が寝てるってことは、、魔物がそんなにいないってこと、、
うあああああ、しくじったああああ
私とあろうものがそんな簡単なことにも気付けなかったとはぁあ!
ん?なんだあれは?
馬車と、、あれは、、盗賊!??!
でもなんでこんな夜に馬車が出てるの?!
助けに行こうかぁ、でも父と母に怒られ、、
「誰か、助けてー!」
この声、私と同じような年の女の子?
やっぱり、見過ごせないな。
とっさに持ってる布で顔を隠して向かった
「金目のものは全部回収しろぉ!女子供以外は殺せぇい!」
「「「おおう」」」
盗賊たちの後ろに回った
「盗賊なんて、すごくかっこわるいですよ」
持っていた剣で足をに傷をつけ立てないようにした。
「ぐあっ、なんだ!?このガキぃ」
「おい!大丈夫か!?お前かやったのはぁ!」
「見ろよあれ、あのガキ、女だぜ?たっぷり可愛がってやろうじゃねえか」
お!出た出た!盗賊が言いそうなセリフ!
いやぁ、ここにきてやっとTHE異世界って感じだぜ!
魔法や魔物もそうだけど、やっぱこういう盗賊も必須だよね
「盗賊さん、盗賊さん!一つアドバイスします!、、、ガキだからってあまり舐めないほうがいいですよ?」
「なにいってんだ?こいつっ、ぐ、ぐぁあああ、足があぁ」
ふっふ、かっこよくないか?今の。
最高に決まってるぜ!
「さて、残りの一人の盗賊さん、まだやるのかい?」
「ひ、ひぃあ、すみませんでしたぁああ!」
ちっ、つまらないのー、まぁいいけどね。
おっと、馬車の人たちがこっちを見てるな、
いくら顔を隠しているとはいえ、長居はしないほうがよさそうだ。
「あのぉ!娘を助けていただきありがとうございます!名前を聞いても」
「当然のことですので、私はこれで。。」
ここでタイムブーストを使って急に消える演出。
なかなか悪くない。
ある程度距離を取って木の上から馬車を見つめる
「まぁ、幸い死人は出なかったし、盗賊は縄で縛ったし、あとはあっちで何とかしてくれるかな」
シュタッ!
異世界に何か一つ持っていけるとしたら何を持っていくかって?それはもちろん記憶でしょ? 〜記憶だけで無理ゲーの中私は、修行しまくります〜 御白 えしー ーネクスト→ 所属 @IDkangaerunomendoi
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