EP7 実戦やったことないです!

あれから私はなんだか素振りを楽しいって感じてしまって

木剣を振りまくっているうちに太陽が沈みかけていた。

父は、私の素振りを見るはずが居眠りしてた

ふふ、しょうがないか、そりゃ5時間くらい素振りしてたからな

ちなみに素振り自己ベスト記録は192万回だ。

うっわーすげえ桁行ってるな

ここまで行くと素振りよりも回数数えるほうが難しかったわい!


でも流石にこんな時間では流石に母にも怒られるな

そう思い父を起こしに行く

「お父様ー?起きてくださーい」


「う、うーん、、、あっ!お、おぉ!よく頑張ったな!!!」


「そうじゃなくて、帰らないとお母様に怒られます」

やっぱりがっつり居眠りしてたな

父を連れて家に向かう。


だいぶ暗くなってきたな、魔物って確か夜活発化するだとか。

まぁここら辺の魔物は大したことないらしいけどね

そのまま魔物は出てこず家に帰った。

「「ただいまー」」


「もう、あなた、魔物が出たら危ないじゃない、頑張るのはいいけど子供を遅くまで外に居させないでね」

父は少し反省気味で体を洗った。

まぁ体を洗うというよりかは、濡れたタオルで体を拭くだな

田舎の村じゃあそんなものだ。


次の日も剣術の稽古をつけてもらった、

「もっと強く握りしめて、深く踏み込むんだ!、受け流すときはタイミングを合わせてそらす!」


色々と叩き込まれた、

そしてまた次の日も、次の日も

たまに一人で剣術の鍛錬をすることもあった。

自分で的を用意してタイムブーストで後ろに回り込み斬るということをひたすら繰り返した。


どんどん剣術も向上してきて早くも2年が過ぎたころ

父から一つ提案された。

「次から簡単な魔物の実戦をやってみてもいいと思う、どうする、やるか?」


魔物との実戦、今までは父と一対一で剣術を磨いてきたが

実戦経験はまったくもってない。

いい機会じゃないか!?

タイムブーストに剣術を重ねた技も案外慣れたし、試しがてらやってみたいものだ!

「はい!行きたいです!」


「よし、じゃあ明日周辺の森の魔物を退治しに行く、いいな?」


「わかりましたお父様」

明日か、まぁ今日は夜遅いからな。

今日は寝るか、、、


そして次の日


太陽の光が目元にちょうど射してきて目が覚める

う、うーん、あーもう朝か。

ふっーうぅん、切り替え切り替えっと

今日は父が言ってた魔物の実戦の日だからね!

素振りの回数をいつもより増やそうか

いや、それはいいや


父が私のところへ来る

「お、起きたか、じゃあ少し鍛錬してから魔物退治行くぞ」


おー待ってました!!

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