EP6 剣術磨くぞぉ―!

剣術と魔法、この世界において重要な力だ。

だがしかし私は剣術をひたすら特訓すると決めた、、

なぜなら。。。

魔法が剣術向けだからだっ!

タイムブーストって遠距離攻撃でもないしぃー?

ぶん殴りに行くのも手が痛くなりそうじゃない!

つまり、、剣術こそ私のとりえとなるのさっ


まぁ、そんな剣術だが、昔は少しだけ剣道をやったことがあった。

最弱だなんて言われてたけど

今父が剣術の稽古をつけてくれるそうだから私はやる気満々だった

「無理はするなよー?」


「わかってます!」

ふっふ、私体力には自信があるんだよねー

タイムブースト使って全く疲れなかったし。

私は今また広場にいる。

そして父から木剣を渡された

「ほらよ、木剣だ」


おー

見た目は軽そうだけど思った以上に重みがあるな。

「それじゃあ、まずはちゃんと剣を触れるように素振りだ、とりあえず

50回は行ってみよう」


50⁉この重さで50回は疲労半端ないぞ。

体力には自信あるとは言ったものの、、力はまだまだなんだ!

「魔法、使ってもいいですか?」


「ん?身体強化か?まぁ何かは知らんが、魔法はダメだ」

えー、まぁ、頑張るしかないな。

私は木剣を握りしめ、ひたすら素振りをした

途中色々持ち方や、踏み込みなどいろいろ指摘されたが

何とか50回素振りをすることが達成できた。

「ふぅ、、つかれ、、てない?」


「ん?どした?ミクロ」


「あ、いや、なんでも、、ないです」

素振りをしてる間だが父に『本当に5歳なのか?すごい体力だな』と褒められてしまった。

ちょっとうれしかった。

私は昔から感覚を覚えるのが得意だったから、たった50回の素振りである程度木剣を動かせるようになった。

「おぉー、もうそこまで、、若いころ父さんは持って苦労したもんだよぉ」


なんでぇ、泣き気味なんだぁ?

まぁ、素振りを終えたので本格的に剣術を学ぶことに!

と思ったが、また素振りだった。

少しずつ回数を増やしていくそうだ。

「次は75回!行けるか?まだ疲れてなさそうだし」


「えぇええ」

そしてまたひたすら木剣を振った。

振ってる途中にもう一回聞き直してみた

「お父様、魔法は、使ってはダメでしょうか?私の魔法は、すごく剣と相性がいいんです」


「あー、そうなのか?そういえばどんな魔法だ?」


「タイムブーストです」

魔法使ったら素振りすぐ終わるんだよな。

どんな魔法を使えるか伝えると、父は少し悩んで答えた。

「タイムブーストはな、体力を凄く消費するらしいんだ、それでもか?」


「はい」

タイムブーストを使っても疲れなかったし、何より

自分の時を早めているものだ、1000回を一瞬しかやってない素振りも

魔法を使っていないときの素振りと同じように鍛えられるから効率がいい。

「では、素振り1000回、、やります」


「え、え?!」

素振り千回やると宣言してから、見たことないような動きの速さで素振りが始まった。

1,2,3,4,5,6,7…

ふぅ、1000回終わりっと。

「お、おいミクロ、もう、終わったのか??」


「そうですよ!お父様!」









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