EP5 教えることがないって、何で!?

稽古って具体的に何をするんだろう?

「ミクロ、まず、時属性でどんな魔法が使えるか確かめてみて。」


「あのー、私一つもう覚えてるものがあります」

まぁ、あらかじめ色々魔力の使い方を変えてみたからな

まぁ、自分の動きを早めることくらいしかできなかったけど。


「え?、え、あーじゃあ見せてみて」


「あ、はい」

自分の動きを早めると、広場の端っこまで走って見せた

猛スピードで、だ

「これは、タイムブースト、、自身の動きを早める代わりに体力を物凄く消費する。」


体力を物凄く消費だって?

まったくもって元気ぴんぴんだ

なんならタイムブースト?を使って屈伸500回だってできるさ


凄く呆然とした顔でミエラはミクロを見る。

「ミクロ、あなた、、体力凄いのね。。」

あれー?私って元々この体でも運動できなかったほうなんだけどな

まぁ、成長したんだな!

よきよき


「あ、う、まぁ、他も使えるの?」


「いいえ、それは色々試してみましたが、使用概念すらありませんでした。。」

ここで魔法について説明しよう!

魔力を全身に巡らせる感覚を続けると、どんな魔法が使えるか代替感覚でわかるのだ。

他にも、今魔法がどんな具合に成長しているのかもなんとなくでわかるぞ!

って本に書いてあった。。。

てかタイムブーストに稽古とかってあるのか?

基本動き回るだけの能力だし、、、


「ミクロがもし冒険者や騎士団に入りたかったらやっぱり剣術を磨いたほうがいいわね、私が教えることはなかったみたい、私時と、火と水が扱えるんだけど、タイムブーストは、、」


わーお、すっげー

基本属性のうち二つ使えるのか、本によるとすごく稀だとか

いいなぁ、

てか感じで私たちはやることがなかったので家に帰った。

「ただいま帰りました」


「おー、おかえりミクロ、早かったな」

それはそうよ『教えることはなかったみたい』なんてこと言われたんだからな!


「お父様!私剣術を学びたいです!」

実はこんなパッとしない父も簡単な魔法と、剣術を見に備えている

基本この村を守るのは父とミエラだ。

「あ、いやぁ、元々そのつもりだったが、まぁよし!積極的なことはいいことだ!」


「あなた、まだ5歳よ?魔法はともかく、剣術はさすがに早すぎ、、、」


余計なこと言わないでくれ!こう見えても精神年齢20歳は過ぎてるんでね!

剣術の稽古中に逃げ出したりしないさ。

「大丈夫ですお母様、最後までちゃんとやり切りますので」


母は少し困った顔で

「そういうことじゃないんだけどねぇ、まぁ、本人にやる気があるなら。」


やった!

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