第4話 神言降りる
あれから月日が流れ、剣山に登れとの神言が頭に入った。
しかし、僕は現在肺気腫に侵されていて、酸素ボンベを利用している状況で
剣山の場所もわからないし、行き方も当然わかるはずがない。無理ですと神に答えた。
(*1)「ウヌのいうことに間違いは無い信じよ!その時には必ず行くことになり、2人の同行者を付ける」そのように言われ半ば強制的に行くことにされてしまっていました。内心はそんなバカげた話があるか!2人の同行者が現れるなんて現実的にはあり得ない。しかし、そんな僕の予想を覆し、数日後には剣山なら庭のような感じなんでという保江邦夫先生の弟子という方に声をかけられて、同行してくれることになった。彼は神職もしていたので、神社や登山道入り口での祝詞を奏上していただき
神事を行う手伝いをしてくれることも快諾してくれた。
そしてウヌの言う2人目が現れたのはそれからさらに数日後のことだ。
それは学生時代の同期だった。彼と連絡を取ることなく、30年近く過ぎていたが、今回なんと登山が趣味なので、登るなら付き合ってもよいと快諾してくれたのだ。
登山が趣味で日蓮系新興宗教の信者であった事を初めて知った。
そんな経緯から神事を行う事に対して抵抗はないとの回答であった。
何だか出来すぎて怖い気持ちと、信じれば現実になるというウヌの言葉を目の当たりにした瞬間である。
肺気腫の体で平地でも息切れをする僕ができるのか?
次回、東京から剣山に行き、宇宙人のハルさん、別名うんこ仙人との合流について書いていく。
*僕のことを慕ってくれるグループに神の名を聞かれ、そういえば神の名を聞いてなかったし、普段名前でやり取りしてないことに違和感を覚え、神からの言葉が来た際に神名をお尋ねしようと決めていたので、神に尋ねると、知る必要があるのかと逆に質問されたので、神の言葉を広めるには神の名を知りたいという人に対して、伝える必要があるとお答えをしました。
すると、我ウヌと表せよとの神言を頂きました。以降神をウヌと書きます。
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