探検家ロカテリアの旅行鞄への応援コメント
これまた涙腺崩壊話を……
出会いと別れは探検家の矜持ですね。良い出会いと別れは人を強くする。
ロカテリアがトランクを大切にしていることがわかる、良いお話でした。
作者からの返信
蒲生 竜哉様
セリフのみで進行するという、初の試みだったので、良いお話と評していただけてホッとしています。
ロカテリアが、鞄屋と何度も出会いと別れを繰り返すことで、少しづつ変わっていく様子が描けていたらいいなと思っています。
とは言っても、KACお題次第の運命の物語。
「よっしゃ、いいお題きた、書いとこ!」の勢いで乗り切りました。
探検家ロカテリアの旅行鞄への応援コメント
ロカテリアの魅力が冒険だけに留まらないことが分かります。
ヒトとヒトとの思いを繋ぐカバン。秘められた想い。
「はなさないで」に相応しい物語でした。
作者からの返信
下東 良雄様
ここでちょっと、乙女?なロカテリアを差し込んでみました。
最初は作らないと拒否する職人に、作らせる! とムキになっていただけの彼女が、あのトランクを「はなさないで」旅をするようになるまで。
ささやかですが、ロカテリアの芯となるエピソードです。
探検家ロカテリアの旅行鞄への応援コメント
ふおお、好きです……!
逆を仕向けたって、これはもうロカテリアさんは長生きするしかありませんね!このときは気づいていなさそうですが、おばあさんになった今思い返してフッと笑っていそうです。
作者からの返信
ナナシマイ様
ふおお、ありがとうございます!
「長生きしない」の逆ですからね、とっても元気な七十歳になりました。
きっと今も時々、この会話を思い出してタバコをふかしながらほほ笑んでいると思います。
探検家ロカテリアの旅行鞄への応援コメント
最後に出てきた「それ=トランク」が第一話で海に投げ入れてたトランクなのか!
冒頭、なんだか口調が今回若い娘さんみたいだな、と思ったら何十年も前の話でしたか!
コメントを読んで会話文だけだと気づきました。
ほんとすごいなあ・・・綾森、月子様の才能に嫉妬中でありますっっ
作者からの返信
綾森れん様
そうなんです、KACの一番最初のお題で、わざわざ海に潜って回収したトランクなのです!
いやー、こんな展開になるとはねー(ノープラン)
綾森様に嫉妬される才能って……さては老婆書きの力ですね?
これはアレですよ、まさに年の功ってヤツで、老齢に近づくほどに……。やめよう、つらい。
探検家ロカテリアの旅行鞄への応援コメント
会話文だけなのに感情の動きや情景がすごく伝わってきます。
すごい!
コミュニケーションを通じて打ち解け合っていく二人の関係が愛おしいですね。
そして最後……。
作者からの返信
馬村 ありん様
この会話劇から、情景を読み取ってくださる方が多く、自分が素晴らしい読者様に恵まれていることに、じみじみと感謝しております。
3年ごとにしか会わないふたりですが、ロカテリアの方はトランクに常に注意を払いながら旅をしているというのがポイントで、そこが彼の策でした(笑)
探検家ロカテリアの旅行鞄への応援コメント
少しずつ変わる関係が尊いです。
特にロカテリアがどんどんロカテリアになっていくのが口調でわかる。彼女を育てたのはデクノボウさんだったんだな……。
店に入ってきたロカテリアに一目惚れして、彼女を縛りたくなくて旅立たせて――と妄想してしまいました。むふふ。
作者からの返信
とり様
三年ごとに会いに来るって、浪漫に全振りした遠距離恋愛みたいだなと思って書いていました。
ヒロインがすでに婆ちゃんだからできることですよね。
普通の冒険物語では、12年も鞄を待ってたら魔王倒されてるわ(笑)
旅立たせるけど、自分のところに戻ってくるようにも仕向ける。鞄屋は結構デキル男だと思っております。むふふ。
探検家ロカテリアの旅行鞄への応援コメント
ううう、涙で感想が書けない……。
若くて、無鉄砲で、泣いたりもする、若き日のロカテリア様。新鮮です。
トランクに対する想いも徐々に強くなって、あの第一話で出てきた大切で優れもののトランクが作られるのですね。感慨深いです。
会話だけなのに、逆に全てが鮮明で、素晴らしいなあと思いました。
鞄職人さんとのプラトニックな関係も胸が締め付けられる想いがします。
毎回素晴らしい作品をありがとうございます。
作者からの返信
千石綾子様
今はすっかり鉄面皮の婆さんになりましたが、若い頃にはたくさん泣いてたくさん笑ったひとだろうなと、想像して書きました。
一話から読んで下さった方が「あのトランクか!」と思って下さったら嬉しいなぁ。
ここまで鞄屋とロカテリアは、プラトニックな関係派が多数ですね。
ふむ、そういうことにしておこうかな。
でもそうなると、たぶんロカテリアさん超高齢処……。
おっと誰か尋ねてきたようだ。
探検家ロカテリアの旅行鞄への応援コメント
鞄屋さん、前の回のデクノボウさんだとすぐに分かりましたわ(´;ω;`)
会話だけのやり取りなのに、こんなに情景が浮かんでくるものかと感動しております。
鞄屋さんのお店、店自体は年季が入ってるけど、使ってる工具はしっかり手入れがされてきれいに並べられている感が伝わってきますねえ。
作者からの返信
那由羅様
今回は完全に独立したお話にしたいと思っていたのですが、
「はなさないで」が来た時に、これだ!と思って、一つ前のお題とゆるく繋げてしまいました。
そうなんです!鞄屋は祖父の代から受け継いだ、住居兼工房兼店舗の古びた小さな店なのです。
でっかい図体の鞄屋ですが、細やかな仕事をする男で、お店の中はいつもピカピカなんですよ。
いやー、情景が伝わるって嬉しいなぁ。
探検家ロカテリアの旅行鞄への応援コメント
ロカテリアの今につながる物語を会話文だけで見事に描写されましたね。
敢えて地の文を省くことで、彼女の成り立ち、旅行鞄の意味、職人との関連性、きっと長い長い年月だった様々なモノを、読者は客観性だけで得ることができる。
だからこそストレートに感情を揺さぶられるのですね。
説明文がない口述描写はとても難しいですが、そんな高いハードルも、これだけの縛りの中で越えてしまうのですね。
素晴らしかったです。
作者からの返信
K様
おおお!裏編集長様からOKが出た!ホッとしました。
仰る通り、会話だけにすることで客観視できる物語にしてみたい、というチャレンジでした。
この尺の話を書くと、普段はもう少し文字数がかさむのですが、セリフだけにしたことで、時間の加速もしやすい感触がありました。
いつも、いかに地の文に頼ってセリフを書いているかということにも気づかされ、得るものが大きいチャレンジでした。
(学校の作文か!)
探検家ロカテリアの旅行鞄への応援コメント
ああああ(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
素敵すぎて。
ロカテリア様の口調、鞄屋さんのきもち。
プラトニック……(;_;)
作者からの返信
香坂 壱霧様
あああ、涙お拭きしますね。
ロカテリアの男性遍歴を考えた時、なんとなくこういう形の恋をしたのではないかと思ったのです。
探検家ロカテリアの旅行鞄への応援コメント
冒頭あたりのロカテリア様の口調が!
なんとなく若々しい気がしたんだ!
プラトニックな鞄屋との恋。
第一話で命懸けで水底から引き揚げたトランクにこんな思い入れが……(´;ω;`)
作者からの返信
ハマハマ様
口調だけで年齢を操作するというのは、なかなか難しかったです。
プラトニックだったかどうかは明言されておりませんが、
夫婦とか、そういう形には収まらなかったふたりです。
完全ノープランで書き始めたので、あの時のトランクかぁ、って私が驚きました。
探検家ロカテリアの旅行鞄への応援コメント
うわぁああああああああああああ、泣いた( ;∀;)
作者からの返信
福山典雅様
次々と泣いて下さる方が現れて、まるで涙パンデミック。
卒業式で、隣の子が泣いてるとつられちゃうアレですよアレ!
探検家ロカテリアの旅行鞄への応援コメント
読み終わってから会話だけの構成だったことに気づきました。
変わらないお姿に、感涙が止まりません。
お久しぶりですね、ロカテリアさん✨️
あたしのことなどお忘れでしょうかね
でもあたしが悪いんです、他のことにうつつを抜かしてお邪魔するのをすっかり忘れてしまっていたのですから。
相変わらずお元気そうで、なにやら随分お若い頃のお話みたいですけど……こんなにあなたを狼狽させる人がいたなんてちょっと信じられませんね✨️
自分の相棒となる鞄を作ってくれるひと、その方への敬意と尊重(リスペクト)がひしひしと伝わってきます。乱暴に扱ったようでいて、命を預けていたとも言えますよね。銃弾を受け止めようとしたり、橇に使ったり……✨️
彼は職人冥利に尽きると思います。
ものづくりを生業とするあたしが云うんですから間違いありません。
彼の魂は永遠です。
あなたのそばで✨️
作者からの返信
天川様
ロカテリアの記憶力については、2パターン考えられます。
①卓越して記憶力が良く、出会った人を全て記憶しているが、場合に応じて覚えてないフリをするのも達者。
②滞在地を出ると同時に、忘れて良さそうな人は全部忘れる。
どちらがより、彼女らしいでしょうかね?
どちらにしても、毎度熱烈なコメントレビューで応援してくださる天川様のことをロカテリアが、忘れるはずありません。
今回の話に関しては、知られてしまって少し照れくさいと思っているかもしれませんけどね。
ものづくり職人様からの「職人冥利に尽きる」認定、とっても嬉しいです。
どうしても、あなたの作品がほしい、あなたのでなくちゃ嫌なんだ。
これって、なかなか情熱的な感情だと思うんですよね。
ずっと一生、この鞄をはなさない。
ひとつの愛のカタチとして描いてみました。
いつも素敵なコメントレビューをありがとうございます!