第2話 浅い春

 浅い春


  ぽかぽか陽気


   まどろみて


 春の雨


  雫が降りて


   地に落つる


 和やかに


  蝶がひらりと


   飛び行くか


 ※一句目、春がまだ浅い中でまどろんでいた、ある人をイメージしました。二句目は春に降る雨を詠みましたね。三句目、ぽかぽか陽気の中で蝶々が飛ぶ様子を詠んでいます。

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