俳句集 徒然に

入江 涼子

第1話 彼岸

 春が来て


  彼岸が来たと


   思い出す


 開花まで


  待ち切れないと


   焦りだす


 春眠と


  まどろみながら


   寝坊する


 ※三句を詠みました。どれも、春をイメージしています。一句目はお彼岸だなと思い出したという場面になりますね。

 二句目は桜の開花を楽しみに待つ人をイメージしました。三句目は春だからとまどろんでいたら。いつの間にやら、寝坊した実体験を詠み込みました。


  

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