第2話

俺は夏に面会を頼んだが、断られた。


仕方ない・・・


「お兄ちゃん、本当にあの時のことはごめんなさい。でもお願い助けて欲しいの!!」


「・・・とりあえず、今回は出す。だけどもうこれからは気を付けてくれ」


「・・・うん、ありがとう。お兄ちゃん」


必死に頑張って、書いた小説のお金が入ってて良かった。


「・・・じゃあ、とりあえず銀行から下ろしておくから」


「・・・わかった。ありがとう」


___________


そして、お金を下ろして義妹に渡して俺はさっさと帰ることにした。


「・・・お兄ちゃん。家には寄らないの」


「・・・」


【妹を襲うなんて、最低だわ!!】【優、俺はお前のこと信頼していたのに】


俺の言葉なんて、信じてくれなかった。まぁ疑うにしても相手は義妹だったし、仕方ないけど


「私、二人に本当のことを言ったからもう、お兄ちゃんのことなんて攻めてないし、謝りたいって」


はぁー、マジで俺はどうして、こんな義妹に大切にしようと思ったんだろうか・・・

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る