第8話 とりま、結論

 ども、ぱのすけです。

 今回は「とりま、結論」でお話しさせていただきます。


 第2話から第7話に渡って、私が何を好んで読んで来たのかをお話しさせていただきました。


 結局、私が言いたいのは「ファンタジーを書くからファンタジーだけを読んでいればいい」はよくないということです。


 この言い方は「ラノベを書くからラノベだけを読んでいればいい」と置き換えることもできると思います。


 小説に限らず、漫画などの創作活動全般はいわゆる「引き出し」が沢山要求される活動です。


 それは知識であったり、経験であったり、様々なものです。

 自分が今まで触れたもの、感じたものが「引き出し」に蓄積されていき、創作活動においての下地となります。


「◯◯だから◯◯してればいい」という思考はその「引き出し」の可能性を狭める残念なものです。

 だから間口は広く、興味は深く、それこそファンタジーに出て来るアイテム入れのように無限の「引き出し」を持ち続けたい。


 私はそう思いながら、日々を過ごしています。もうそれこそ、今感じる全てが小説を書くための「引き出し」になる。


 だから嫌味で尊大な客の暴言も受け流せ……ないな!

 まさに昨日、ぶち当りましたので今日も少々腹立ってます。でも不愉快な目に遭わされた腹いせに今、書いている話の悪役に転化しておきました。

 ムカついた分だけ、私の「引き出し」となっていただこう!!


 このエッセイのキャッチコピー、「ファンタジーを書くのにファンタジーを読む必要はない」は、ファンタジーを卑下するものではないです。

 ただ興味をせばめて欲しくない、という、勝手なメッセージであります。

 

 平成初期のファンタジーブームで生まれた傑作をほぼスルーして来た私ですが、カクヨムで読んでいるのは9割方ファンタジーです。

 それはやっぱりファンタジーが好きだから。

 色々な作者様の色々な世界に触れるのが大好きだからです。


 是非とも皆様の作品に触れて、様々な刺激を得たい。そう望んでおります。

 妙にハイテンションなおばさんがコメント欄に現れた時は、ドン引きせずに苦笑いしていただければ、と願っております。


 次回からは、創作する内に気づいた色々をまったり述べていこうと思っています。


 ゆっくりとお付き合いいただければ幸いです!


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