第2話
「俺は痴漢なんてしてない!!」
俺は痴漢の容疑をかけられてしまった。同じ学校の後輩が俺に胸を触ってきたと主徴している。
「でもさ、後輩の子はそう言ってるし、周りの人も見たって言ってるし」
「だから、俺は!!」
「いや、別に俺からすると別にお前に教師として思い入れがあるわけでも無いから、どっちでも良いんだよね。」
「はぁ??」
「とりあえず、お前退学なぁ」
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「兄貴、」
「ごめん、夏。お兄ちゃん学校で痴漢の容疑を掛けられちゃって」
「最低。信じてたのに」
「いや、してないの無実なの」
「でもさ、私の友達見たって何人か言ってるよ。」
「本当にしてないの」
「信じられない。とりあえずもう私に話しかけないで」
「待って、夏、俺は」
「もう、名前も呼ばないで、クズが」
ーーーーーーーーーー
しばらくして、
「お兄ちゃん」
「妹」
「私、お兄ちゃんより大切な人は居ないの・・・だから、これから先、お兄ちゃんを狙うのような人がいても振って欲しいの」
今日丁度学校で、俺はクラスメイトに同じようなことを言われたが、あの時の快感を思い出す。
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