第3話
その写真から起きたことは事実だと、頭が、心が締め付けられるほどの苦しみを理解する。家に帰るとすぐに、彼女・・・元カノとの思い出のものを全て捨て、処分した。
「あーーー!!!」
俺は叫んだ。悲しみが溢れ出して、布団を何度も叩き、物に当たった。
春は、初恋だった。初めての彼女だった。女の子と一切、縁のない俺にくれた希望、俺の癒しだった。
それが、今は全くの逆。
むしろその幸せな記憶が辛く感じる。
デート中にたまに居なくなったり、急にドタキャンする日があったけど、全部納得した、
俺は初めから嵌められていた。
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