文体は?

 文体は、小説の味わいに対してとんでもなく大きな影響を持ちます。

 しかしながら、正解というものがありません。

 設定や視点の所ではあれやこれやと書きましたが、文体ばかりは、好きなものを書きましょう、としか言えません。


 逆に、好きなものを書いてくださいと、強く言いたい。流行りの文体にしなきゃいけないとか、いやいやかっちりとした文体じゃなきゃ恥ずかしいとか、そんなことは無いのです。

 むしろ、自然に出てくる文章で書くことが小説の個性に繋がると思いますし、無理をして真似した文章では、書いていてすぐに苦しくなります。


 確かに流行りの文体、数字の取りやすい文体というのはあるものだと思いますが、それは商業主義的な心配りになるので、何作か書いた後に気にすればいいのです。


 プロは小説で飯を食わないといけないので売れる文体必須ですが、我々はせっかく愛好家アマチュアなのですから、楽しく書ける文体でやりましょう。

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