side木馬の兵士 

 かの者は本当にテイマーだろうか?



 数日前に来た少年の事が頭から離れない。


 テイマーとは本来、魔物に隷属魔法をかけて従える職業だと伝え聞いた。


 しかしかの者は魔物に魔法を使っていないどころか、妖精まで仲間にしているではないか。


 そのためか、かの者とその従者たちは、主人と従魔の関係と言うより、友人同士という方が納得してしまう。


 その姿は、過去の盟友と酷似していたな…

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る