応援コメント

8.二人の終焉」への応援コメント

  • 切ない!
    心すり減らすような環境の中で、必死に抗って、ようやく手にした幸せなのに。
    結局元の望まない環境に戻されてしまうなんて。

    レミリアは、本当は魔物になってもユーケルンの傍にいたかったのではないでしょうか。それこそあんな父と母のもとに戻されるなら。
    ユーケルンもきっとそれを分かっているはず……でも、彼の気質がそれを許さないのですね。清らかさを崇拝しる者の弊害でしょうか。

    アルバート家は、脅されたからというだけでレミリアを守っていないで、とくと反省してくれればいいのに……でも、あの父の様子からは無理ですね。甥っ子たちがまともそうだったのが、数少ない救いかな。

    作者からの返信

    レミリアはそうですね、絶対に最後まで傍にいたかった。今回「はなさないで」というお題で、彼女以上の強さでこの台詞を言える人はいない、と思ったのが執筆のきっかけでもありますし。

    母親は別地に幽閉済なのでここにはいないですね。父親と愛妾のメリクルがいます。

    父親は反省はしてないですよね。わかってないというか……。
    母親がストレートな悪役なら父親は悪意なき悪者、という感じです。メリクルの方が恐らくきちんと理解できています。ダニエルの狡さも、ユーケルンの怒りも。

    ですのでユーケルンとの約束は、メリクルがきちんと守り、自分の子にも言い聞かせ、後々間違っても魔法陣を使おうとしないよう、やや脚色してアルバート家の言い伝えとして残しました。
    クロエが話していた話と食い違ってはいないものの、ニュアンスが微妙に違うのはそのためですね。

    コメントありがとうございます!