第33話 激戦の後、え!また転職?
夜が明けて朝日が辺りを照らしだす。
おと 「あ~疲れた!眠いよ~!」
さき 「疲れたね~ゆっくり寝かして欲しいよ」
パパ 「そうだな皆お疲れ様、汗流してご飯食べて一寝入りするか」
ママ 「そうね、疲れ残さない様にしないと行けないわよね」
さきにお風呂をしてもらい汗を流すと朝食を食べる、星だけはずっと就寝中だ、皆食後のデザートに仙神桃を食べて疲れを癒す、しばらくすると眠りについた。
眠りから覚めるともう昼過ぎだった、外からはジョン達が家の続きをして居るのだろうトントントンと聞えてくる、娘たちはまだ寝ているようだ、ほしはずっと寝てたよね?いつまで寝てるの生きてるかな?と心配になるな…
お昼の用意をハナとタマがしてくれていた。
皆疲れてるだろう今日はゆっくりすることにして軽くお昼ご飯を済ませて外に出る。
ジョンに進み具合を確認、今日からはこちらで寝れると言う、毛皮が欲しいと言うのでマーナガルムの毛皮を渡す、これが一番肌触りが良いのだ、ジョンは貴重な毛皮だと遠慮していたが押し付けて家を出る。
昨日の南の石壁が気に成り様子を見る事にして歩いて向かおうとすると「パパーどこ行くの?みんなまだ寝てて起きないの、お寝坊さんだよね?」と星が走り寄って来たので一緒に石壁見に行く事に、南側わまだ何も手が付けてない更地だ、そのうち何にするか決めれば良いか、北側の半分が農地に成っているがまだまだ空きも有るので十分今の人数を賄えるだろう。
まだ階段が無いので昨日出したままの木を階段にしてよじ登ると石壁の上に昨日の戦闘の後で所々焼け焦げている、森も焼け焦げてまだ火がくすぶっている、昨日疲れで火の処理せずに寝てしまったが燃え広がって無くて良かった、ファイアーアントの氾濫だがこの森自体には生息して居ないみたいだ、南の山の麓に洞窟があり其処から溢れてここ迄来たのだろう、一度そこの洞窟も見とくべきかな?
森を見回すと道が出来ているのに気が付いた、ファイアーアントが進軍するのに邪魔な木を切り倒しながら来たみたいだ、4mはあるだろう真っ直ぐに南に向かっている
何か目標が有って洞窟から一直線にここまで来たのだろうか?
此処の家が目標だったとか?南にも一度行ってみたかったので道を作る手間は省けた、転職したばかりでジョン達のLvは1に成ってしまった、昨日の戦闘でどれくらいLvが上がったにもよるが、南は山に近づけば段々と魔物が強くなっていくので少しLvアップしてから向かいたいかな、そう言えばステータス確認してなかったなと思い確認することにする。
ひろ 放浪者 Lv51
攻撃 56
素早さ 58
防御 55
賢さ 54
魔力 55
運 100
ユニークスキル
器用貧乏
スキル
収納 転移術 探査 サバイバル 剣術 弓術 速射 照準
魔法矢
適正 ぜんぶ 創造神の加護
!!ステータスを見てビビる、昨日の戦闘だけでLvが50も上がっているではないか!ジョン達もLv50まで上がって居たら一夜にして上級職に転職出来る事になる…やばいな…「あ!ほし走ったら危ないよ!落ちたらどうするの!」と走るほしを追い掛けて石壁の上を確認しながら追っかけっこをする「キャッキャー!」と言いながら追いかける、今日は家族サービスでもしながらのんびりしよう!
星と鬼ごっこを楽しみ家まで帰る、ジョン達も家の外にテーブルと椅子を作って寛いでいた、中々いい感じに出来上がっている、そこに混ぜてもらい南に道が出来上がって居る事を話す、その先に洞窟も有る事、其処からの氾濫だろうと話して居るとママ達も起きてきた、「はなさんご飯ありがとう!美味しかったわ」と言って椅子に座るジョンは気が利くちゃんとうちの家族分も椅子がある。
パパ 「そう言えば昨日の戦闘でLvが51に成ってたぞ!」
さき 「うそ~すごいじゃん!私も確認して見よっとステータスオープン!」
さき 大魔導士 Lv52
攻撃 10
素早さ 20
防御 40
賢さ 142
魔力 186
運 1
ユニークスキル
鈍感
スキル
魔道の極み 魔力操作 並列思考
適正 火 水 風 土 草 創造神の加護
さき 「久々にLv見た気がするけどあんまりLv上がって無い気がする?」
パパ 「Lv50までは上がりやすいんだレア職に就いてLv50超えるとLvに合った敵倒さないとLvが上がらないんだよ、それ以上に上げたいなら南の山に行かないと中々上がらないかな」
おと 「私も見てみるねステータスオープン!」
おと 魔剣士 Lv52
攻撃 119
素早さ 96
防御 104
賢さ 92
魔力 100
運 1
ユニークスキル
空気を読む
スキル
魔法剣術 魔闘術 聖剣術
適正 火 風 創造神の加護
パパ 「ステータスがやばいな…同じレア職でLvも1しか変わらないのに能力値が倍あるじゃないか…」
おと 「剣術が聖剣術に変わってる!やったー!」
パパ 「剣聖のスキルのはずなんだが凄いのに進化したな!」
ほし 「おと姉ちゃん良いな~星も見てみる!ステータスオープン!」
ほし 聖女 Lv52
攻撃 20
素早さ 25
防御 60
賢さ 158
魔力 122
運 1
ユニークスキル
言霊
スキル
癒しの水 聖結界術 悪意察知
適正 水 草 創造神の加護
ママ 「凄い賢さね!羨ましいわ!」
パパ 「魔力も凄いな!この知能と魔力なら欠損も直せるのかな?」
おと 「パパで試してみる?」と剣を抜こうとする。
パパ 「今度ケガしている人で試そうか!次はママだな!」と見なかったことにする
ママ 「何だかあまり見たくないんだけど…わかったわ、ステータスオープン」
なみ 主斧 Lv52
攻撃 201
素早さ 78
防御 150
賢さ 10
魔力 10
運 1
ユニークスキル
家庭菜園
スキル
火事場の馬鹿力 テイマー 斧術 怪力無双
適正 草 水 創造神の加護
ママ 「賢さはやっぱり上がらないのね…」
パパ 「怪力無双って何だろうね?」
ママ 「見てみるわ」
怪力無双 敵に囲まれたり相手が格上の場合に発動するステータスが倍になる
おと 「ママより強い敵って居るのかな?」
さき 「攻撃が200で倍でしょ?ピンチで3倍だよね?合わせると5倍って…」
パパ 「重複するか分からんがすれば攻撃1000だな…」
ほし 「ママ凄ーい!ママが居れば何も怖くないね!」
ママは賢さがちっとも上がらない事を気にして落ち込んで居た…
パパ 「ジョン達のLvってどうなってる?50だったらまた転職出来と思うんだがおとLvだけで良いから皆の見てやってくれ」
おとが皆を確認しだす「みんなLv50になってるね」一日にして転職だ!
ポチ 「そうなのか?あんまり強くなってる気がしないよ?」
パパ 「まあ昨日のファイアーアント倒せただけでも大したもんだぞ!兵隊アリでCランクだからな親衛隊でBランクの魔物だ、大群だと危険度Sクラスだな」
さき 「数が多くって面倒だったよね」
パパ 「よし!今から転職しちゃえ!」
と昨日に続きジョン達家族は転職する事になり戸惑う家族だった、ジョン達家族が創造神の木像の前で跪く「「「「我らに創造神の祝福を」」」」と獣人家族が唱えると薄っすらと体が光る、すずとゴンも光っていた…マジか!
「まずは気に成るポチからね」
ぽち 勇者 Lv1
攻撃 30
素早さ 30
防御 30
知能 30
魔力 30
運 40
ユニークスキル
覚醒
スキル
剣術 身体強化
適正 火 水 風
パパ 「お!勇者に成ってるな!レア職だぞ、やったなポチ!」
ポチ 「本当か!俺強く成って来たんだな!」
パパ 「これでLv上げれば言う事なしだ!」
おと 「ポチやったね!じゃあタマ見てみようか」
タマ バトルマスター Lv1
攻撃 35
素早さ 32
防御 30
賢さ 10
魔力 10
運 67
ユニークスキル
闘気
スキル
拳闘術 格闘術
適正 水 風
パパ 「タマもレア職だなバトルマスターは体全体を使った攻撃が出来る職だな確か闘気は纏うと身体能力が上がりダメージ吸収だったな」
タマはニコニコして自分の体をあちこち見ている嬉しそうだ。
おと 「じゃあジョンさんね」
ジョン 銀狼族棟梁 Lv1
攻撃 35
素早さ 30
防御 34
賢さ 25
魔力 15
運 25
ユニークスキル
銀狼の魂
スキル
木工 統率 斧術
適正 土 風
ジョン 「どういう事だ私が銀狼族棟梁だと?」
パパ 「まあただの職業だ気にするな、きっと種族別のレア職だろうな、職業を詳しく見れないか音?」
銀狼族棟梁 実力名声ともに一族に認められた者が慣れる職業、一族の統率に優れ戦闘時、同じ部族の者がパーティーに居る場合ステータスに補正が掛かる、効果は銀狼族の人数と知能に依存する。
銀狼の魂 誇り高い銀狼族、一族の誇りを掛けて渾身の一撃を放つ!スキルを使用後はステータス半減、威力は攻撃力にステータス半減時間は魔力によって決まる。
おと 「こんな感じだよ」
パパ 「家族で組んでたら常にバフが掛かってることになるのか凄いな」
ジョン 「名に恥じない様に精進せねばな…」
おと 「じゃあハナさん見るね」
ハナ ファーマー Lv1
攻撃 25
素早さ 25
防御 25
賢さ 30
魔力 25
運 31
ユニークスキル
内助の功
スキル
手作業 家事 維持管理
適正 水 土 草
パパ 「これも本に載ってない職業だな何だろう?おと内助の功も見て」
ファーマー ファームを束ねる者、収穫物倍増、レア度アップ、家畜成長補正、中級迄の工作物が作れるようになる。
内助の功 裏方に徹することでパーティーに補正が掛かる、作業にプラス効果が出る
維持管理 ファーム内の維持管理が出来る、家畜や作物に補正が掛かる
ママ 「これは補助職的な職業かしらね」
パパ 「ユニークスキル取ってるからレア職だな、ハナさんは居るだけでバフが掛かるなら最高だよな、何か作るのにも向いて居そうだし」
ハナ 「皆の役に立てそうで良かったです」
獣人一家も皆レアに転職してパワーアップする、これで探索が楽になる、少しLvさえ上げればここら辺の森は大丈夫だろう。
さき 「そう言えばすずちゃんとゴンちゃんも光ってたけど転職したのかな?体も大きくなってるし色も変わっちゃったね」
おと 「そうだったねちょっと見てみるね」
おとがすずちゃんとゴンを確認すると「え!なにこれ!!!」音がビックリして声を上げるのだった。
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