第27話 洞窟でLv上げ2

4階層は迷宮型だが地図が有るのでサクサク行ける、とりあえず宝箱は通り道に有ったら取る事にした、この階層からはスケルトン、ゾンビなどのアンデットが出る、子供はスケルトンは良いのだがゾンビは気持ち悪いみたいだ、おとが感知した瞬間に火の斬撃を飛ばし爆散させている、視界に入ったら速攻だ、敵が何かは分からない…

パパはドロップ品と魔石を拾う簡単なお仕事しかない。

この階も私たち家族には大したことないな、音にジョン達がLvが上がっているかを確認してもらう、順調に皆上がっているとの事、ここでは紙に書けないので帰ったら確認するとしよう。

地図を確認しながら最短で階段まで向かうと1時間も掛からずに5階層の階段を発見、地図が有ると簡単だな、このまま5階層に突入!この階も迷宮がただ、敵はスケルトン、ゾンビ、ビックバットが群れで来ると書いてある。

咲が音の指示で火の玉を撃ちこむ、うち漏らしを音が殲滅していく、ゾンビは見たくもないとの事だ…私たちは歩くだけふとわき道をみると金色のこうもりが痙攣して道に落ちている、さっき迄は黒いこうもりしか見ていないのでレア魔物かな?


ほし 「ママあのこうもりさん綺麗だね!飼っても良い?」

ママ 「パパどうする?コウモリなんて飼えるかしら?」

パパ 「まあ大丈夫じゃないかな?ママがテイム出来れば意思疎通出来るんだし」

ママ 「じゃあほしちゃんママがテイム出来たら直してあげて、出来なかったら諦めてね」

ほし 「わかった!ママ頑張ってね!」

ママが「いくわよ」と手を差し出すとコウモリがぼわっと光った、「出来たみたいだけど意識がないから良くわからないわね、ほしちゃん直してあげて」

ほし 「はーい!こうもりさん元気になって!」とステッキを向けるとキラキラっとコウモリが光に包まれた、「キキっ」っと飛び立ちママの元に行くコウモリ、「ピピっ」とすずちゃんがママの肩で姿を現しけん制したのかな?肩は私の場所だと言わんばかりだ、ママが「仲良くしてね、ほし名前考えてあげて」と言う、考え込むほし、まあ歩きながら考えようか、ほしがママと名前を決めている、カッコイイの付けると張り切っていた。


5階層もあと少し、敵もあまり出て来なくなったな、「階段見つけたら一回休憩するか」と皆に言うジョンが何処まで進むんだと聞いてきた。

まだまだ余裕があるし急いで帰る必要もないな、「この際だ攻略目指して見るかな?」と答えるとビックリするが「主人たちなら出来そうだな」と言って納得したのか警戒しながら歩き出す、しばらく進むと階段発見!迷宮も地図が有り敵も楽々だとただの散歩だな…階段前で一休み軽く食べ水分補給し疲れているか聞くが皆ぴんぴんしている、結構歩いて居るがやはりステータスの恩恵は大きいのだろうな。


6階層は密林がただ、火魔法は使うなと皆に確認出てくるのは昆虫型の様だ、ちょっと心配だが進むとするか…

ママ  「すずちゃん警戒頼むわね」

パパ  「虫か~めんどくさそうだな~」

おと  「飛んで来たらやばいよね…」

パパ  「なるべく撃ち落とすよ」と弓と矢を確認する

ジョン 「警戒は任せてくれ」

パパ  「じゃあ慎重に行くか、道は真っ直ぐ直線で階段だ」

しばらく進むとすすちゃんが「ジジジ」と鳴くジョンも右手前方来るぞ数が多いとっ警戒するように言う、木の隙間から黒い何かが此方に飛んで向かってくる、デカいな1mはあるぞ…弓を構え確認しようとするが木が密集していて良くわからない。

おと 「ひっ!ゴキブリ!ギャー――――ァ」と言って火の斬撃を飛ばしまくる!

ドコーン!ドカーン!パニックになって撃ちまくる

さきもゴキブリを確認して「ヒャーーーーーーーーーー来ないでーーー」と火の玉連射…ボガーン!ドカーンドカーン!

これはやばい!火事になるぞ!「ママ真っ直ぐ木を倒しながら階段に向かうぞ!とママに指示しママがハルバートで木をなぎ倒して進んでいく、「音!咲!逃げるぞ!と言うと音が「ママどいて!と言って」ママをどかすと風の斬撃を飛ばした、ズッパーン!と一気に道が開ける、パパがほしを担ぎ走り出す、「咲ー早く来い逃げるぞ!」と言うとやっと正気に戻りこっちに走り出すがゴキブリに囲まれた…「ギャー助けて!来ないで!」とまたパニックになる「やばいな皆咲助けるぞ!」と戻る「メテオ」と咲が呟いた「やばいほしちゃん結界お願い」と星に頼むと「わかった!エイ!」と結界で家族を包む、ゴキブリも結界に弾かれて咲から離れ転がっている。

メテオが迫ってくる皆伏せろ!ドゴーン!ゴオオオオオオーーーー!

爆風が吹き荒れ辺りが吹き飛ぶ結界の中は大丈夫そうだな良かった周りが落ち着くまでここで休憩だな、辺り一面吹き飛び燃えている魔物も一網打尽だろうな…

ピロン! Lvが上がりました。ピロン! Lvが上がりました。ピロン! Lvが上がりました。どうなっているのか分からないが円状に焼け野原に成ってその周りは密林のまま燃えても居ない、階段も確認できたな所々に火は燻っているが行けるだろうと階段に向かう事にする、結界から出るとむせ返るような暑さだ、さっさと階段に向かい7階層にはいる、此処も密林がただ、例によって昆虫だな…どうする?


パパ 「又さっき見たいに成るのは嫌だなあ…」

ママ 「そうねゴキちゃん飛んでくるなんて恐ろしすぎるわ!」

おと 「夢に出てきそう寝れないかも・・・」

さき 「ゴキコワイ!ゴキコワイ!」完全にトラウマに成ってるなこれ…

ほし 「結界する?」と聞いてくる、閃いて結界を張って貰う

パパ 「どうせさっき見たいに成るの目に見えてるよね?」

と皆に確認する、「どうせやるなら安全に行こう!さきやっちゃえ!」

さき 「え!良いの吹き飛ばすよ?」

パパ 「遅かれ早かれだいったれ!」

ママ 「あらあら大丈夫かしらね?」

おと 「どうせ人いないだろうし良いよね」

ポチ 「恐ろしいな、おお前たち…」

さき 「じゃあ行くよ!メテオ!ついでにファイアーストーム!」と言って杖を振った! 火の竜巻が起こり辺りを燃やし巻き上げる、空から隕石が降って来た。

終焉の時を迎える第7階層…ゴォォォォォォぉぉーーーーーと嵐が起こり炎が吹き荒れる、その光景を階段脇のほしに張って貰った結界スペースでのんきにお茶を飲みながら眺める家族、ジョン達は呆然とその光景を見ていた…

ママ 「世界の終わりはこんな感じかしらね…」

おと 「虫は絶滅させよう!」

さき 「虫は消し去るのみ!」

ほし 「決めた!この子の名前はごん!」

とコウモリにごんと名付けたママが「ごんよろしくね」と言うとぽわっと光が包むキキ!と鳴きほしの方に止まっているごんで良いみたいだなこの光景見て何処からごんが出てきたのかは不思議だがまあ良いかとお茶を飲む。ピロン!Lvが上がりました。ピロン! Lvが上がりました。ピロン! Lvが上がりました。ピロン!この階層は殲滅されたみたいだな…


火が落ち着き歩き出す、まだまだ暑いが歩けないほどではないかな、真っ直ぐ行けば階段だ、所で頃に落ちている魔石だけは回収していく、この階層も円上に焼けこげ周りは密林だ不思議な光景だ階段を見つけて8階層に降りていく、「ここからはボス戦だな、8,9,10階層は大広場にボスが一匹だけ居るみたいだな、8階はミノタウロスだ!牛肉だぞ!皆頑張るぞ!」

「「「「オオー」」」その光景にドン引きのジョン一家だった。

階段を降りると扉が有る、「開ければボス戦だママと音が先頭次に咲とパパ、最後にほしとジョン達だ良いか?、ジョン達はほしを守ってくれ頼んだぞ」とジョンをみる「任せてくれ」とジョンが答える

「じゃ行くぞ!」とパパが扉を開けてママと音が飛び込む後を皆が追い入っていく、皆が入り終わるとミノタウロスもこちらを確認して動き出す「モ~!」と鳴き声を上げ武器のこん棒をもち上げ立ち上がろうとする。

咲がけん制で水の玉をミノタウロスに撃つ、バランスを崩した所に、音が走り寄り足を切りつけた、足を切られて倒れこむミノタウロス。

そこにママが斧を振り下ろすと首が飛んだ「あれ?もうおしまい?」ピロン! Lvが上がりました。ピロン! Lvが上がりました。ピロン! Lvが上がりました。


みな唖然とママを見る。「楽勝だわね!牛肉ゲットよ!」と喜ぶママ子供たちも「「焼肉だ~」」と喜んでいるのでまあ良いか…パパ洞窟入って一回も戦ってないけどまあ良いか…

ミノタウロスのドロップ品の肉と魔石を収納、奥に階段を発見した。

さあこのまま9回に行ってしまうか!


9階層に降りるここのボスはマーナガルムと言う狼のボスらしい

陣形はさっきと同じだなでは行くぞ!と中になだれ込む、真っ黒な狼が此方を見ていた、デカいな全長5mはあるか、パパが弓を放つが何事もなかったかのように弾かれる、今までの敵と比べて強そうだな…音が試しに風の斬撃を放つ、狼は自信ありげに何もせずに受ける気満々だよほど自身が有るのだろう、放たれた風の斬撃を胸で受ける漆黒の狼、スパン!と言って上半身が飛んだ…驚愕し目を見開きながら頭が地面に落ちる。ボト!ズン!と体が倒れて戦闘終了…おとも「え?終わり?」と驚く…

ドロップ品は毛皮と魔石だった。

ピロン! Lvが上がりました。ピロン! Lvが上がりました。ピロン! Lvが上がりました。


この調子だと10階も余裕かな・・・

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る