第26話 洞窟でLv上げ
1階層はすんなりと進み、2階層に降りる階段前に来た。
パパ 「皆調子はどうだ?疲れてはいないか?」
さき 「全然大丈夫だよ?」
おと 「歩いて居ただけだからね」
ママ 「タマちゃんは疲れていない?」
タマ 「まだまだ大丈夫です!」
パパ 「そうかこのまま2階層に進むか、また宝箱に寄り道するか?」
おと 「良いもの出るかな?」
パパ 「開ける人次第かな…」
ママ 「通り道のだけ覗いてみましょう」
パパ 「分かった、2階層はコブリンが集団で出るのとオオカミ系の魔物が出る、他は一階層と大して変わらないみたいだな」
ジョン 「まだまだ余裕はある、任せてくれ!」
確認をして水分補給だけをし、2階層に進む、ここも草原だな、真っ直ぐ階段に向かう途中にある宝箱だけそれて開けていく予定だ。
集団のコブリンとおおかみだけ注意して進む、すずちゃん最近何処にいるのか全く分からない、スキルを使いこなしているのかほぼ姿を現さなくなった、鳴いて初めてそこに居ると気が付く、いきなり「ピヨ!」と目の前で鳴かれるとちょっとビビる、ママは把握出来てるみたいだからまあ良いだろう。
しばらく歩くとジョンとすずが同時に反応した…皆身構えるとおおかみの群れだ、結構多いぞ…
パパ 「多いな咲一発やっちゃいな!」
さき 「よいの?やった~」と両手を上げると「えい!」振り下ろす、何も起きない?と思ったら空から隕石?が降って来た「やばいなこれ」
パパ 「星ちゃん!結界頼む!皆を包んで、皆ほしに寄れ!」
ほし 「分かったよ~」とステッキを頭上で回す「そ~れ!」
と言うと結界が皆を包み込む、ドカーン!ゴオーーーーーーと隕石が着弾すると結界に土砂と突風がぶつかる、ガンガン!と石が結界にはじかれ土埃で周りは包まれる
ピロン! Lvが上がりました。
結界なかったら石の弾丸でやられていただろうな…皆は咲をみる
さき 「やりすぎちゃったテヘ!パパが一発やっちゃいなって言うからメテオイメージしたの」
パパ 「デカい分にはイメージどうりいくのね…」
ポチ 「すげーこんな魔法見た事ない!さすが使徒だな!」
タマ 「ポチ、使途は言ったらダメよ、誰が何処で聞いてるか分からないから」
ポチ 「そうだった!気を付けるよ」
まあ凄いのを見た事には変わりないからな…「皆口を開けて見ていたしな」
咲にはこれから水か風の連射にしてもらおう…技名を考えさせるのも良いかな、何が起きるか察しやすいからな。
それにしても辺りはめちゃめちゃだな…おおかみの魔物も跡形も無いし
これはさっさと3階に向かった方が良さそうだな、皆に確認すると煙たいのでさっさと離れる事になった、歩いて居ても視界は悪いし、空気も悪い、魔物が寄って来ないのが救いだ、方角だけ見失わない様にしないと。次の階層行ったら休憩入れるかなと考えながら歩いていく、30分も歩けば階段についた、視界が悪すぎて魔物もこちらを認識できずに襲って来る事は無くすんなり来てしまった。
3階層に逃げ込む皆土埃で真っ黒に成っていた。
「さき皆を洗って」と言って温玉出して貰う、5個いっぺんに出せるように成ったみたいだ。初めに家族が装備事中に入るとスッキリ、ザラザラしなくなって喉も良くなった。獣人家族も中に入らせるとオッカナビックリしながら入って行った、ポチはあんまりお風呂が好きじゃないみたいだな、タマは中で犬かきして楽しそうに泳いでいる、皆が出ると今度は咲に温玉たいな風の玉出せないか聞いてみる。
皆全身びしょ濡れだからね、それ出来れば直ぐに乾きそうだ、咲がウンウン考えて居ると、おとが「ドライアーみたいにすれば良いよ!」とアドバイスをすると玉にしなくて暖かい風出すだけならすんなり出来た、イメージしやすい様に言わないとダメだな。
休憩がてら体を乾かしお昼にする、洞窟の中でカセットコンロで調理開始!
久しぶりにボア肉にするか!大きい肉の塊を焼いて皆に小分けにする。
9人分は焼くのが大変だな…火が付く魔道具ないのかな?町で探せばよかった!
次町に行ったら探してみよう、肉を焼いていると音が待ちきれずに肉を剣に刺して焼きだした、火加減調節して燃え尽きない様に器用に焼いている、確認すると中が焼けて外が生だ、コンロの肉と交換してスピードアップ!意外な魔法剣の使い方だった…
締めの桃も忘れない、元気ハツラツ!オロナミンⅯと命名するか?怒られるかな?
皆食事に満足して休憩中、ここ3階層は洞窟型だ、一直線で途中で十字に成っている
真っ直ぐ行くと魔物部屋の罠が有る、右に行くと宝箱、左に行くと階段だ、魔物は一切いない、どうするか皆に確認、Lv上げ目的だから宝箱取ってから狩目的で魔物部屋に行く事になった、皆好戦的ですね…
と言う事で宝箱目指して十字路を右に行く400M位かな歩くと扉が有ったゆっくり開けてのぞき込む、宝箱は部屋の中央にある、魔物も居ない、本の情報通りだな、ここは運の言いタマに開けさせるか?パパが開けるかどうするか決める。
タマに開けさせるのは危険と言う事でパパに決定!運100の実力見せてやる!
と意気込んで一人部屋に入る、皆は部屋の外で待機だ、何が有るか分からないからね用心に越した事は無い、パパが宝箱に手を掛けて開けようとした時に宝箱が勝手に空いて矢が飛び出す! 「「「「「あぶない!」」」」
パパは咄嗟に顔を手で防御するが矢が何処かに消えた!毒の矢とリストに出る。
気が付けば罠の毒矢を収納でしまっていたようだ、無意識で良くやれた、ほっと一息して宝箱を覗き込む…石だった
おと 「何が入ってた?」
パパ 「……」
さき 「どうしたの?分からないなら収納してみたら?」
ママ 「パパ運は100有るから楽しみよね!」
ほし 「ぱぱ!何が出たの見せて見せて!」
パパ 「…これだ」と言って石をだす…みな可哀そうな目でパパを見ないで!
ポチ 「ここは石しか出ないのかな?」
ジョン 「長年攻略されてないダンジョンは魔力をため込み初回は良い物が出ると言うが…石か」
とジョンがパパにとどめを刺す!いじけ泣きそうなパパ、運100の実力見せてやる?
意気込んで開けて石…何の運だよ!
おと 「罠あると危ないから次からは宝箱スルーする?」
パパ 「それも良いかもなと」石を収納する、リストに賢者の石と出た!錬金術に使うレアアイテムでたじゃん!「これ賢者の石だってさ!」どや顔になるパパ!
さき 「何につかうの?」
パパ 「錬金術で上位のアイテム作るのに必要な水がこの石から出るんだ」
おと 「へ~石から水が出るんだね」
パパ 「壺に入れて置けば一晩で壺一杯分の水を出してくれる」
ママ 「錬金術ってどうやってやるの?」
パパ 「さあ?本に書いて有るかな?時間が有るときに探してみるかな」
おと 「良いもの作れるようになれば良いね!」
「よしでは狩りに行くか」!気をよくしたパパ、張り切って先頭を歩き魔物部屋の前に立つ、「部屋に入ると扉は閉まる、皆半円状に成って防御で自分に来るのだけ対処助け合ってね、さきは風か水連射するの攻撃ね、咲真ん中で両脇、ママと音で咲守ってママの横はタマかな離れてね、長物だから近くに居ると危ないよ。タマの横にジョン、音の横にポチその横にハナね!ほしは真ん中で誰か怪我したら助けてあげて、パパは後ろから弓で援護するから、と陣形を確認する、出てくるのは今までの魔物に加えてオークが追加される。「皆準備はいいな?行くぞと扉に入る、魔物の群れが此方を確認する「グルルル、ギャー」と叫び声を此方に向けて突っ込んでくる、咲が水の矢を浮かせ発射させていく、ズガガガガガガーーーン!
体制の低いおおかみ、オークの陰で助かったコブリンが突っ込んでくる。
ママと音が少し前に出広がるとそちらに向かってくる、ママが斧を振り上げ横なぎにおおかみを吹き飛ばす、おとがゴブリンを風の刃で真っ二つにする、あれ?
パパ達出番無くなっちゃうな…速攻で死屍累々のだ!残った魔物は少数だ…
「ママ、音、咲」残りはジョン達に任せようか?」とジョン達に任せる事に、
ママ 「手ごたえ無いわね…」
おと 「すぐ死んじゃうね」
ほし 「私何もしてないよ」
パパ 「ほし大丈夫だパパも何もしてないから」
ほし 「えへ!パパおんなじだね~!」と言ってパパを慰めてくれる、ジョン達を見るが余裕そうだな、オークも難なく倒しているように見える最後の一匹をポチが倒して終了、ドロップ品を収納していき大部屋には魔物は居なくなる、後ろでは扉が開く音がする、
どれ位魔物が居たんだろう?100以上かな?全く危なげないな、Lvも1しか上がってないな、段々上がらなくなってきたな、人が増えたからか、Lvが上がって上がりにくくなったのか、洞窟出たらジョン達のステータスおとに確認してもらうかな。
よしまだまだ時間は早いし!余裕もある次の階層に行こうか4階層は迷路がただ地図有るから迷わないけどね…いける所まで潜るかな
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます