第12話 三日目の夜
その日の夕食は焼肉だ!ハイオーク、ビックボア、レッドウルフと言うらしい、食べ比べてみる事にした、パパの収納に入れると名前が出てくるので名前が分かると言う事だ。
レッドウルフ 肉×15(食用) 牙×30 毛皮×15 魔石×15
ビックボア 肉特大×1 牙×1 毛皮×1 魔石×1
ハイオーク 肉×8 睾丸×22 魔石×11
こんな感じに頭の中にリストが出るちょっとした鑑定も出来てるよねこれ、取り出すときもほしいだけイメージすると肉も小分けになって出てくる、魔力が増えると出来る事が増えるらしいマジ優秀な収納だ!
新しい畑で野菜、果物も取れることが分かってその日の夕食は豪華だった、肉を食べ比べてみると、ウルフ肉はあんまり美味しくない。筋が多くて硬いのだ、オークは安定のおいしさで、びっくりしたのがボアの肉!口の中に入れるとスート溶ける感じだが噛み応えもある、塩コショウしかしていないのにメッチャ美味しいではないか!
パパ 「これからビックボア見つけたら絶対に狩ろうな!」
ママ 「これだけ美味しいとみのがせないわよね~」
おと 「任せといて!見つけたら絶対逃がさないから」
食事を楽しんだ家族食後のひと時
さき 「明日はなにするの?」
おと 「畑も作ったし、やる事なくなった?」
パパ 「まだやる事はいくらでもあるぞ?畑の手入れに米や麦も植えないと」
ママ 「香辛料からも種が取れたから植えてみるわね、お塩だけが取れないわね」
パパ 「塩はあとどれ位残ってるの?」
ママ 「瓶の容器にに半分くらい(200㎎)位と3kの袋がまだあるからどれくらい持つかしらね?」
パパ 「味付けを胡椒や他の香辛料で補ったら結構もちそうだね」
おと 「人が一日に必要な塩分量がたしか10mmgだった気がするよ」
パパ 「さて問題です家族5人で一日一人10mmg必要です、現在塩が3kgあります、何日分のお塩か計算しなさい!」
さき 「お風呂行ってくるねー」
おと 「あ!ずるい先に私に温玉やってよー」
ママ 「逃げたわねw」
パパ 「考えもしなかったな…」
ママ 「それで何日もつの?」
パパ 「え⁉どれだけもつんだ?3kは何ミリグラムだっけ?1000ミリグラムが1グラムだよな?だから1000グラムが1kだから、1000000ミリグラムが1kになるか?家族5人で一日50ミリグラムで3kあるから、3000000÷50=600000日か?こんなにもつのか?なんか間違えてるか?50ミリって0.05g超薄味だな」
ママ 「まあ良いわ結構持ちそうなのは分かったから、ほしちゃんさきが行ってるから今のうちにお風呂やって貰いましょう!」
さき 「はーい!また後でね、すずちゃん!」と言いお風呂に向かった。
取り残されるパパ「変な問題出すんじゃなかった…」とつぶやくと、すずちゃんがパパの肩に乗って頭を擦り付けてきた、「慰めてくれてるのか?ありがとうね、すずちゃん!」と哀愁だだよわせるパパであった…
パパ 「最後にパパも温玉おねがいねー」と声だけかけておく奥から「はーい」と聞えてきた、無視されなくてホッとする。パパの肩ですずちゃんが「ピヨ!チチチチチ」と話しかけてくるが、パパには何言ってるが分からなかった。
パパがお風呂から出てくると、音が昨日のゲームの続きをしていた、おとは人族女でサシャ共和国を選んだみたいだ。
おと 「パパ!家と畑作ってLv10まで上げたけど次は何すればよいの?」
ぱぱ 「売れるものが有れば町に売りに行って職業貰ったほうが良いよ、その後が楽になるから、売れるものが無かったらその辺で狩りして町かな?職業貰ったら南にある洞窟かな」
おと 「洞窟は強いの?敵?」
パパ 「1階ならそれ程じゃ無いけど、下に行けば行くほど強くなるよ」
おと 「何回まであるの?」
パパ 「地下10階までLvの適正は1階はLv10位、2階はLv15、3階はLv20かな」
おと 「1階降りるごとにLv5上げて行けば良い感じなんだね?」
パパ 「推進Lvはそうだね、武器や防具、アイテムで変わるよ、8階からはボスが居るだけだけどね」
おと 「ネタバレ禁止~!まず町に向かって行って途中で狩でもすれば良いか」
パパ 「獲物売るには冒険者登録しないと行けなかったな」
ゲームを進めるおと、町に付く頃にはLv11に成っていた、「始まりの辺境の町ゴドワにようこそ」と門番に言われ町の中に、冒険者登録して換金して教会に!
神父と話しお金を払い職業選択に。
選択してください。
剣士
魔法使い
僧侶
旅人
おと 「何が良いかな~」
パパ 「初めは剣士が良いかなLv上げやすいかな、Lv低いと魔法使いはすぐ魔力尽きるし僧侶は敵たおしにくい、旅人はそこそこ何でも屋かな」
おと 「剣士以外は使えないじゃん…」
パパ 「ソロだとそうなるな、オンラインだとバランス良くパーティー居ないと進めなくなるからね」
おと 「ソロだと全然進めないの?」
パパ 「ソロだと敵が少なくなるんだ、だからまず剣士でLv上げて魔法使いに転職するとLv1に戻るけど攻撃力と素早さ防御力はある程度育ってるから杖で殴ってLv上げるんだよ」
おと 「底上げしていくんだね」
パパ 「ソロだと全部の初級職業上げてから成りたい中級職業に転職かな、難易度高いけど初めから1個の職系統しか選択しないと上級職の上のレア職業がでる大魔導士、聖女、が代表かな?特殊なアイテムも要るからソロじゃ無理だが」
おと 「全部の職極めれるの?」
パパ 「職級から上級全部極めると勇者に成れるはず、かなりやり込まないとなれないぞ」
おと 「ふーん暇だしそれ目指してみるよ」
パパ 「ほどほどにね」
さき 「職に就かないとどうなるの?」
パパ 「初級か無職で中級が確かニートだ、上級がフリーターだったかな?」
さき 「パパと同じだね~w」
おと 「大魔導士に聖女、この世界とおなじだねこのゲーム、魔剣士はあるの?」
パパ 「たしか剣士と魔法使いと旅人を上級まで上げるとなれたはずだ」
おと 「なれるんだ!じゃあママの主斧は?」
パパ 「どうだったかな?確か職一覧の系統が乗ってる攻略本買ったがまだあるかな?ママ何処にしまったかな?」
ママ 「捨ててはいないはずだから引き出しの下の方にでもあるんじゃない?」
ゲームでは剣士を選択して家に戻りいざ洞窟へ!
その頃パパが攻略本を見つけてきた、「あったあった!これだ!」と引っ張り出しいてきた、散らかった引き出しを見てママが不機嫌になる…
パパ 「主斧あったぞ!剣士選択して上級職まで斧系統しか装備しずに極め仙神桃を使うと出るレア職だって」
おと 「やっぱあるんじゃん!この世界と同じだよ?」
さき 「ゲームの中に入っちゃったのかな?」
パパ 「う~んほんとに似てるな、この今いる場所が大陸のど真ん中って創造神様が言ってたよな?そうするとここからまっすぐ北に向かうと川があってその先に洞窟があるその先が主人公が居る湖に出ることになるな一度確かめに行ってみるか」
さき 「もしゲームと一緒ならその攻略本あったら楽勝だね!」
おと 「すでに皆レア職だから楽勝でしょ?パパ以外…」
ママ 「確かにそうよね、パパはレア職に成れないのかしら?」
攻略本を見てみるフリーターの上のレア職は放浪者とある、放浪者 何物にも支配されず自由気ままに世界中を旅する者、何人たりとも彼を縛ることは出来ない。
おと 「なんかカッコイイことかいてあるよじゃん!パパ目指そうよ!」
パパ 「フリータLv50まで上げなきゃならんぞ…強い敵倒さないとLv上がらなくなるからソロじゃ絶対に無理だな…おと~さき~ママ~ほし~頼むね!」
さき 「寄生する気まんまんじゃん!」
ママ 「パパが放浪するのは困っちゃうわ!」
パパ 「職が放浪者であって実際に放浪するわけじゃないからw」
おと 「パパが強くなるのは良いことだから試しにLv上げてみようよ!アイテムも必要なの?」
パパ 「ブラックドラゴンの魔石が必要らしいぞ…」
ほし 「ええー!ドラゴンさんの所行くの?ドラゴンさんほしい~!」
さき 「ブラックドラゴン強そうだね、何処にいるの?」
パパ 「ゲームでは洞窟10階制覇した後の隠し部屋の中から転移すると居る裏ボスだな」
おと 「強そうだね~上級職に成ればかてる?」
パパ 「洞窟の10階のボスが5人パーティーで上級職3人は欲しいから裏ボスだとレア職じゃないとダメかなソロだと勇者で回復アイテムバンバン使って倒す感じだな」
一家はパパのLv上げと転職の話で盛り上がり、現実かゲームどっちの話をしているかよくわからなく成っていた。
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